ビフォーアフター社長日記

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苦手 8月4日 SHIPの朝礼

おはようございます。SHIPの朝礼を始めます。

私たちの強みの源泉は、同一業種・同一課題に専門特化していることです。

私たちは、住宅リフォーム業界という同じ業種のお客様と、集客や業務改善といった共通する課題に、何度も取り組んできました。

この強みを生かすために必要なのは、目の前で起きている現象を、その案件だけの特殊な出来事として扱わないことです。

何度も現れる現象をフレームで理解し、今回、解決すべき課題は何なのかを定義する。そして、これまで同じような課題に対して何度も使われ、効果が確認されてきた解決方法を適用する。

これが、専門特化している私たちの基本的な仕事の進め方です。

もちろん、すべてのお客様がまったく同じということではありません。

会社の規模、地域、商品、競合、社内体制、経営者の考え方など、少しずつ条件は異なります。

共通するフレームに当てはめたうえで、その微妙な差異を見極め、どこを調整するのか。そこをきめ細かく差配することが、プロの仕事です。

反対に、私たちの強みをまったく生かせない仕事の仕方があります。

それは、「100社あれば100通り」と考え、100の現象に対して、100の思いつきで対応することです。

毎回、初めて見る問題のように考え、毎回、ゼロから解決策を思いつこうとする。

これでは、過去の前例を生かせません。

今回の対応が正しかったのか、何が良くて何が悪かったのかも評価できません。次の案件に知識を引き継ぐこともできず、何年仕事をしても、毎回同じ場所からスタートすることになります。

先月の全体会議で行った各自のミニプレゼンを振り返ると、多くの人が「苦手」と表現していたことは、おおむねこのあたりではないかと思います。

  • お客様の要望の背景を捉えることが苦手。
  • 目的から考えることが苦手。
  • 全体を見て判断することが苦手。
  • 意図を言語化することが苦手。
  • 自分から提案することが苦手。

これらに共通するのは、目の前の現象から、すぐに解決の段階へ進んでしまうことです。

  • なぜ、その現象が起きているのか。
  • 過去のどの案件と似ているのか。
  • どのフレームに当てはまるのか。
  • 本当に解決すべき課題は何なのか。

この考察を飛ばし、いきなり「では、こうしましょう」と解決策を出してしまう。その結果、最初のボタンを掛け違え、途中で破綻します。

なぜ、このようなことを繰り返すのでしょうか。

フレーム思考の練習をしていないからだと思います。

お客様との打ち合わせや社内プレゼンなどの本番では、どうしても気持ちが焦ります。

  • 何か答えを出さなければならない。
  • すぐに解決策を示さなければならない。
  • 何も言えなければ、自分に知識がないと思われるのではないか。

そのような追い詰められた感覚になり、考察を飛ばして、頭に浮かんだ解決策を口にしてしまいます。

本番で焦らないようにすることは、簡単ではありません。

だからこそ、練習が必要です。

練習の中で、次のような思考の順番を何度も反復します。

  • 「以前にも同じような案件があった」
  • 「今回の現象は、このフレームに相当する」
  • 「このフレームで考えると、原因として考えられるのはこの三つである」
  • 「事実を確認すると、今回の解決すべき課題はこれになる」
  • 「そうであれば、適用すべき解決方法はこれである」

練習でうまくいった経験を積み、同じ思考の道順を何度も通っておけば、本番で焦ったとしても、その道順に戻ることができます。

これは、場数によって少しずつ身につくものです。

反対に、練習をしなければ、いつまでも焦り、思いついた解決策をアウトプットすることを繰り返します。

思いつきによる解決策は、検証も評価も困難です。

うまくいかなかったときに、課題設定が間違っていたのか、解決方法が間違っていたのか、実行の仕方が悪かったのかが分かりません。

「なぜ、そうしたのですか」と聞かれても、「そのときは、それが良いと思ったから」としか答えられません。

これでは再現性が生まれず、会社の専門性も蓄積されません。

苦手とは、向いていないことではありません。

苦手とは、多くの場合、まだ正しい考え方を理解し、それを繰り返す練習が足りていない状態です。

  • フレームを使って現象を理解する。
  • 解決すべき課題を定義する。
  • 前例のある解決方法を選ぶ。
  • そのうえで、お客様ごとの微妙な差異を調整する。

この思考法を練習して、苦手を一つずつ消していきましょう。

以上で朝礼を終わります。

7 コメント

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  1. 100現象100様の考え方や指摘、対応ルールやチェックリストと受け取ってしまうと、
    また言われた・そんなに覚えられない・できない、と拒否反応が出てしまう。

    しかし実際はAもBも本質は同じで、10通りくらいの原理原則・フレームに置き換わることがほとんど。

    私はあまり頭が良くないので、フレームで物事を抑え過去のパターンを参考にしながら考えないと幅広い領域がカバーできません。

    スマイルカーブ、三層構造レイヤー、ダブルダイヤモンドなどの仕事の考え方も、
    ブランディング指標、ACAフレーム、N×R、CV9要素、CV indexなどの商品サービスの考え方も、
    PSTも広告もAIの仕様やフローもすべてフレーム。
    同業種同課題だからできること。

    最初は基本となる型を素直に踏襲し実施していく。
    その練習や実践の試行錯誤結果、その成功失敗パターンから一定の法則が見えてくる。

    その経験を別のプロジェクトや次の現象に落とし込んでみると前よりも正解に近づく。
    フレームと過去経験を参照すれば成功も失敗も原因がわかりやすく再現性が持てる。

    そこから各お客様ごとに応用・調整していくとより喜んでいただける。

    この練習と実践の積み重ねとアップデートをしていくことで、苦手が減っていく。

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    ゴールを達成するための道筋を立てること、依頼者の想いや背景を汲み取ること、が特に課題と実感しました。すぐに解決の段階へ進んでしまうこと、フレームに沿った言語化、振り返りができていなかったこと、と改めて明確になりました。
    1日でも練習が正しくできていないと、緊張する場面でうまく伝えることができない、目線が下がり自分の課題も見えなくなってしまうことも実感しました。
    思考を身につけられるように、フレームを使って現象を理解する。解決すべき課題を定義する。前例のある解決方法を選ぶ。そのうえで、お客様ごとの微妙な差異を調整する。この4つから考え、思考のフレームを身につけていきます。

  3. フレームが体に落ちていないことは紛れもない課題だと実感しています。
    100社100通りにならないようにと分かっていても、いざプレゼンの場や練習に取り組むと100社100通りのようにアウトプットしてしまうところがあります。
    その練習をただ繰り返しても、1社インプットしたら1社抜けていき、毎回0からスタートになってしまうと理解しました。
    難しくても、フレームに当てはめる、原則を元に考え直す。まずは1つでもフレーム思考で再現性のあるアウトプットを出せるように数をこなしていきます。

  4. 練習では案件を毎回まったく異なるものとして捉えてしまい、同じ考え方で同じ失敗を繰り返しがちです。その理由は、目先の解決策に先に飛びつき、後からその解決策に合わせて課題を都合よく解釈するという、本来とは逆の順序で思考してしまっているケースが多いためです。
    苦手を放置せず、今後は練習での成功体験を積み重ねるために、業界知識のインプットで専門特化性を高めると同時に、「この案件は過去のどのフレームに当てはまるか」を分析するフレーム思考の順序を守って、練習に取り組んでいきます。

  5. 練習はまず数をこなすことが大事ですが、その中で学ばなければいけないことがこのフレームでの考え方だと感じています。どのプロジェクトでも、今までのプロジェクトや練習からの学びを応答できる部分があり、その積み重ねをいかに活かしていけるかが成長に繋がっていきます。練習で学んだこと・フレームとそれを次どのように活かせるかを言語化してフレーム思考を身に着けていきます

  6. 思いつきで100通りの対応をしてしまうと、検証も前例の活用もできず成長しない>
    思いつきで対応すると検証や前例の活用ができず成長につながらないため、過去の類似案件は何か、どのフレームに当てはまるかを基に真の課題を定義し、再現性のある思考を身につけていきます。
    全体会議のFBから、苦手を克服する練習として、先輩をお客様に見立てたプレゼンや、ガントチャートから自分で予定を組み立てる練習、さらに報告時には制作・修正の意図まで言語化することを実践し、失敗できる場で改善を重ね、本番で再現できる力を身につけていきます。

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