ビフォーアフター社長日記

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中東情勢と住宅リフォーム事業者様2

おはようございます。4月14日SHIPの朝礼を始めます。

前回の記事(4月9日公開)でも、中東情勢の緊迫化が建築資材の調達に与える深刻な懸念について触れました。しかし、事態は私たちが危惧していた以上のスピードで、かつ最悪の方向へと悪化しています。

4月10日、住宅リフォーム・建築業界にとっては大ショック、TOTO(LIXILは供給調整)が「システムバス(お風呂)の新規受注停止」を発表し、さらにはタカラスタンダードなど他の主要メーカーも同様の事態に追い込まれていることが明らかになりました。さらに恐ろしいのは、現時点で「復旧のめどは全く立っていない」という非常に厳しい現実です。


この背景には、中東情勢の悪化に伴う紅海周辺の物流網の麻痺や、原油価格高騰による原材料費の跳ね上がり、さらには海外工場からのサプライチェーンの寸断があります。システムバスは、FRP(繊維強化プラスチック)などの樹脂部品や、水栓金具、給湯器・操作パネルに関わる精密な電子部品など、多岐にわたる部材から構成されています。これらの一部でも海外からの調達や海上輸送が滞れば、製品を完成させることができません。今回の事態は、グローバルな地政学リスクが、日本の各家庭のバスルームを直撃した結果と言えます。

この「お風呂が設置できない」という問題は、単なる「お風呂リフォームの工期延期」にとどまりません。住宅建築において、水回り設備の設置は絶対に欠かせない工程です。システムバスが入らない限り、新築住宅の完成も、マンションのフルリノベーション物件も、検査を通すことができず施主様へ引き渡すことができなくなります。引き渡しが遅れれば、お客様の仮住まいの延長費用や引っ越しスケジュールの白紙化など、金銭的・精神的な負担が大きく膨れ上がります。

私たちのお客様の現場で何が起こっているか、まずは想像をめぐらしてみましょう。新しい生活、ピカピカのお風呂を心待ちにしていたエンドユーザーはこの事態に、強い不安や不満、時には怒りを抱くこともあり、クレームにさらされていることもあるでしょう。お客様とコンタクトを取る際には、このようなお客様の状況を理解するところが最低限の礼儀です。

広告企画への対応には2つ考え方があります。
一つは「このような時期だから販促そのものを休止する」こと。
もう一つは「このような時期だからこそ、いずれ流通は回復することを見込んで逆張りで案件を確保しておく」ということ。
どちらにするかはお客様の意向次第です。

以上で朝礼を終わります。

2 コメント

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  1. 昨日お客様に一斉にご連絡をする/ご連絡が来る状態になりました。

    情報を正しく理解して、お客様がどうアクションするかで迅速に行動する。
    また、ご相談を受けた際は未来の想像も含めてお話しさせていただき、決定のための選択肢を一緒に現場に沿って考えていくことを実行します。

  2. 中東情勢悪化による影響は私たちの認識より早く悪化しています。
    昨日の住宅業界の社長様方の対談を聞いていても打つ手なし、と言い切って居ました。住宅業界を支えるお客様達あっての私たちです。お客様がこれからどんな決断を下されるのかはそれぞれですがどんな判断でもお客様によりそうというSHIPの根底を忘れないようにします。

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