ビフォーアフター社長日記

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Webサイトの未来像 3月17日 SHIPの朝礼

おはようございます。3月17日SHIPの朝礼を始めます。

情報発信から「真のWeb2.0」への変遷

BtoC事業支援の立場でいえば、インターネットの歴史は、企業と生活者の間にある情報の非対称性を解消するプロセスといえます。初期のWeb(Web1.0)が企業からの一方的な情報発信であったのに対し、SNSの台頭は双方向性を持つ「Web2.0」と考えられます。

しかし、実態を俯瞰すれば、BtoC事業においてはその多くは未だ高度な「情報発信」の域を出ていません。住宅リフォーム業界におけるYouTubeやInstagramの盛んな活用も、本質的には発信の延長線上にあります。

ZMOT(ゼロ接点)とAIによるパラダイムシフト

現代のマーケティングにおいて決定的に重要なのは「ZMOT(Zero Moment of Truth)」の概念です。顧客はリアルな店舗や営業担当者に接するよりも遥か前、デジタル空間での「ゼロ接点」において、すでに意思決定の大部分を済ませています。我々が展開するデジタル施策のすべては、このZMOTのフレームワーク内で顧客の選択を勝ち取るための戦略的布石ともいえます。

こうしたZMOTの主戦場において、最大のゲームチェンジャーとなるのがAIです。現在、Googleをはじめとする検索エンジンの背後では、高度なAIがアルゴリズムを統制しています。すなわち、今後のWebサイト構築における最重要戦略は、「人間の見込み客」に魅力を伝える以前に、「検索エンジンのAI」に自社コンテンツの文脈と価値を正しく理解され、発見されることです。AIに見出されないWebサイトは、ZMOTのスタートラインにすら立てません。

顧客体験(UX)の根本的変革

そしてAIの介在は、集客のフェーズにとどまらず、サイト内における顧客体験(UX)そのものを根本から変革する可能性を実感しています。

これまでのチャットボットは定型的な一問一答の域を出ませんでしたが、我々が提供している最新の対話型AIは、インタラクティブな会話を通じて顧客の潜在的なニーズを絞り込み明確にすることができます。対話を重ねるごとに質問と回答の解像度が上がり、結果として極めて自然な導線でコンバージョンへと結びつくことが観測されています。

「解決策を体験する」インタラクティブ・プラットフォームへ

このAIの進化は、さらなる応用を生み出します。例えば、顧客が現在の家屋の写真をアップロードするだけで、AIが瞬時にリフォーム後のイメージ画像を生成します。さらに、顧客との対話から予算、希望時期、必要な準備、デザインの方向性などを汲み取り、個別最適化された「リフォームプランブック(企画書)」を即座に作成し、提供することも可能になります。

これまでのWebサイト訪問者は、ディスプレイ越しにコンテンツを「見るだけ」「読むだけ」の受動的な存在でありました。しかし、高度なAIを統合した未来のWebサイトでは、顧客自身がその場で自己の疑問を解消し、抱える課題の解決策を具体的に手に入れる(体験する)ことができます。ユーザーとシステムが深く交わり、個別の価値を共創するこの体験こそが、かつて提唱されながらも生煮えだった「真のWeb2.0」の具現化であると言えると思います。


ブロックチェーン等を基盤とし、Web上に直接的な金銭的価値や所有権を結びつける「Web3.0」の概念は、現状の理解のままで差し支えないと思います。我々がまず戦略的に注力すべきは、Webサイトを単なる情報のカタログから脱却させ、AIの力で顧客の課題解決をその場で完結させる「真のインタラクティブ・プラットフォーム」へと進化させることであると考えます。

以上で朝礼を終わります。

6 コメント

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  1. >>「検索エンジンのAI」に自社コンテンツの文脈と価値を正しく理解され、発見されること

    企業と生活者の間にAIが入って、情報を整理選別して生活者が情報を得る。
    企業が一方通行で情報発信する時代は終わり、正しい価値をAIに理解できるように発信していく。
    そして、選ばれた情報を基にサイトを確認しに来た生活者に対して、AIでさらに正しい、価値のある情報を伝えていく。

    この状況を理解して、どうしたら生活者に正しい企業情報を伝えて選ばれるようにしていくか?を顧客企業と一緒に試行錯誤していきます。
    その前段階としては、シップが一番実践することと思いますので、現場でも試行錯誤していきます。

  2. インタラクティブな会話を通じて顧客の潜在的なニーズを絞り込み明確にすることができます。対話を重ねるごとに質問と回答の解像度が上がり、結果として極めて自然な導線でコンバージョンへと結びつく

    >>>
    サイトはWEBの店舗と同じで、その中にプロのAIがいて接客をしてくれる。
    リアルの生活もそういった変化をたどっている中でWEB×AIで24時間、お客様の問題を解決できることができる。もう目の前の未来で、これを進めることができる環境がSHIPにはある。ここを理解してお客様と一緒に工夫をしていきます

  3. フレームACAのAIpoweredの具体化の理解が一歩深まりました。
     
    AI実装によるbefore afterは、
    受動的 → 能動的なインタラクティブな体験
    =ユーザーが持っている情報を能動的に引き出して、パーソナライズされた案内やコンテンツの提供ができること。

    ページを作成する時の観点としも、

    今までは、どんな流れでどう読んで感じてもらうか?に注力していましたが、

    これからの未来においては
    どのように体験してもらう?どう働きかけるか?といった視点も、必須事項として持ちたいと思います。
     

    スピード感持って進めるためにドッグフーディングを意識していきます。

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