ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

強みとストーリー 3月6日 SHIPの朝礼

おはようございます。3月6日SHIPの朝礼を始めます。

新しい店ができると行ってみたくなりますよね。
店に入るとホールの人に席を案内いただいて、まずは最初のオーダーです。

「この店何が美味しいの?」

こんな聞き方しませんか?

それに対して
「全部ですぅ~」
とか
「う~ん、何すかね、、」
と反応されたどう思いますか?

  • A.全部美味しい素晴らしい店だ!
  • B.あれ?失敗したかな、、

答えはどっちでもいいですが、もしホール対応がこのままだとしたら、6ヶ月後にこの店は存在しているでしょうか?

これも「激安!」とか様々な要素があるので、確定的には言えませんが、存続はけっこう厳しいかもしれません。

理由は、そこで食べる意味が「新しい店」しかないからで、半年も経つと「新しい」が消えるからです。

「この店何が美味しいの?」で次のような接客をされたらどう感じると思いますか?

「お客様、よくぞ聞いてくださいました! 実は当店、東京ではここだけの特別な仕入れルートを持っておりまして、北海道の根室漁港から毎日空輸で獲れたての魚介を運んでいるんです。

そのため、春の『トキシラズ(時鮭)』、夏は幻の『花咲ガニ』、秋の特大『本シシャモ』、冬の『氷下魚(コマイ)』といった、根室でしかあがらない魚を季節ごとに最高の鮮度で味わっていただけます。

というのも、ここは根室出身のオーナーが、「故郷の海産物の本当の美味しさを、どうしても東京の人に知ってほしい」という長年の夢をかなえた店なんです。

そして、3月6日の今日は、水揚げされたばかりの『春ウニ(エゾバフンウニ)』が絶対のおすすめです! 流氷が去った直後の「海明け」と呼ばれる今の時期にしか食べられない、昆布の栄養をたっぷり蓄えた最高級のウニです。甘みがまったく違いますので、まずはぜひ、こちらを召し上がってみてください!」

値段をチラ見しながらも、
「じゃぁ、その春ウニ、エゾバフンウニだっけ、ひとつちょうだい」
となると思いませんか。

これが「強み」「違い」です。客は「そこで食べる意味」、「そこに来る意味」を付与されたので「北海道のレアで美味しいもの」「◯◯さんにも教えたい」が植え付けられます。

一方「この店何が美味しいの?」
「春ウニ(エゾバフンウニ)です」と仮に応対されたとしましょう。どう思います?

値段をチラ見して心の中で「(高けぇな)」となり、
「この唐揚げ美味しそうだね」と、どこにでもある安いものを注文してしまうかもしれません。さきほどとの違いは何でしょう?
ストーリーです。

ストーリー理解に関しては、認知革命と「虚構」の共有という趣旨で、世界的ベストセラー『サピエンス全史』で提唱され、広く知られるようになった説です。ネアンデルタール人など他の人類種と異なり、ホモ・サピエンスは約7万年前に「目に見えないもの(神、神話、国家、貨幣など=虚構・ストーリー)」を語り、信じる能力(認知革命)を獲得しました。これにより、見ず知らずの何千、何万人という規模で協力・団結できるようになり、生態系の頂点に立ったという考え方です。

ちょっと話はそれましたが、我々が顧客に提供することによって喜ばれるのは、強みとそれを定着させるストーリーです。これが基本価値拡張の本質です。

以上で朝礼を終わります。

6 コメント

Add yours

  1. >強みとそれを定着させるストーリー

    今、事業を立ち上げたばかりの塗装屋さんのプロジェクトを進めていますが、
    強みは何も無いと言われつつ1つずつお伺いすると、
    現地調査で300枚ほど写真を撮られたり、
    壁だけではなく小さな付帯部までもしっかり下塗りをされたり、
    施工1件1件にこだわりとなぜ行うか、なぜその塗料をおすすめしたのか、
    などのストーリーがあります。

    そういったお客様が今現場で実施されていること、大切にされていることを、
    その背景にある歴史や生い立ちと共に、
    競合との違いである強みやエンドユーザーのメリットとして伝わるように言語化視覚化していくこと。

    覚えてもらい思い出してもらうために、
    その基本価値を一言のタグラインに込め、ロゴやキャラとあわせ認知のコアをつくる。

    このブランド認知形成が育ち、
    その上に需要喚起の工夫の元、セールスプロモーションが成り立っていく。
    これをお客様と一緒にN×Rで作っていく。

    過去の失敗を学びにし、お客様に喜んでいただくことをゴールにチームで行っていきます。

    • >基本価値を一言のタグラインに込め、ロゴやキャラとあわせ認知のコアをつくる

      この認知を拡張する様々な展開が普通に提案され、顧客も活用するようになれば、目指すところにワンステップ上がる

  2. >>
    我々が顧客に提供することによって喜ばれるのは、強みとそれを定着させるストーリーです。これが基本価値拡張の本質です。

    端的に強みはこれ。
    と伝えるだけでなく、脳裏に残るようなストーリーを添えること。

    実際に自分の消費で考えても、何か人に贈るときにその人を想像して、何がいいかな。と選ぶ際、わからないジャンルであればおすすめを聞きます。
    そのお勧めに対して、その贈り物がその人を喜ばせられるか?という視点で選ぶので、単純に〇〇。という商品ではなく、渡すときになぜこれを選んだのか?を想像したり伝えられたりする商品を選択します。

    世の中にはたくさん物があり、その中から選択するには、それを買う理由、それを送る理由が必要になります。

    相談相手は、近くの友人、目の前の店員から信用するAIに切り替わります。
    AIと共に生きる時代に対しても、強み×ストーリーはとても重要と感じました。

    普段からこの思考を意識してお客様ともコミュニケーションしていきます。

  3. 基本価値の拡張と強み
    ただ、とってつけたような強みがあこうだねという話という浅い話ではなく、
    今までのその会社さんが築かれてきたこと、今その地域で商売で来ているポイントが
    ストーリーと合わせてWEBで表現されていることがSHIPの価値であると理解します。

    このストーリーをどう地域に伝えていくか
    一緒に広げていくイメージでサポートしていきます

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*