ビフォーアフター社長日記

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ビジネスの善循環 4月10日 SHIPの朝礼


おはようございます。4月10日SHIPの朝礼を始めます。

facebookのリンクはみんなひらけると思いますが、西野さんのVoicyの文字起こし版を呼んでみてください。

【「働くこと」と「利益を作る」ことは別】
https://www.facebook.com/AkihiroNishino.official/posts/pfbid0BTEYneGtwuycNcZ7FnH2ZyhfZFAD1A1KLD1fbYYnD4815sHrQPsakMBx5XkzAhAEl

たとえば、1ヶ月かけて、一人のスタッフが原価50円のお菓子を60円で1万個手売りしたら、「売上-原価-人件費( &ウンタラカンタラ)」で、とんでもない赤字が発生するのですが、「働くこと」と「利益を作ること」の区別がついていないスタッフは「60円のお菓子を1万個売ってやったぜ!どうだ!」と胸を張ったりします。

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この意味はわかると思いますがあえて解説しますと、原価50円のお菓子を60円で1万個手売りした場合、売上は60万円ですが、粗利(売上ー原価)は10万円です。この人の人件費が2万円くらいで、販売のための諸費用が1.5万円くらいだとしたら、「よくやったね」と評価されるかもしれませんが、2万円で働いている人はいないので、仮に25万円の人件費で1万個販売するための諸費用に1個あたり25円かかったとしたら25万円で、社会保険料や家賃などの諸費用を計算に入れなくても、粗利10万円-人件費25万円-販売費用25万円=▲40万円になるので、「とんでもない赤字が発生する」と言っています。赤字は問題ですがそれよりも「どうだ!」と胸を張ることがさらに大きな問題です。

私達の御客様は見込み客獲得のために、マーケティング活用は必須ですし、日に日にネットの役割が大きくなってきていることはわかっているので、ネットにおけるマーケティング活用をより良いものにしたいというニーズがあります。それに対して、仮に月額10万円のサービスを任せて頂いている場合、初月度だけでいうと原価が10万円を上回る場合もあります。だからNGかというとそんなことはなく、翌月もその翌月もサービスが継続されて、サービス提供側も慣れてきて生産性があがって、原価が5万円程度になったとしたら毎月粗利5万円の仕事になり、御客様も成果に満足されるとさらに追加のネットマーケティング投資を増やすことがあります。ウィン・ウィンな関係です。しかしサービスのための時間を常時過剰に使い、サービスの提供が原理原則をふみはずし、現状のサービスの成果の説明すら不十分だと、サービスはキャンセルされます。このキャンセルは粗利5万円を失うレベルではなく、3年サービスを継続した場合の粗利5万円×36ヶ月分=180万円の損失になります。

私達の強みは同一業種の顧客に対する同一の課題解決を提供するサービスのビジネスモデルにあります。1回目より2回目、2回目より3回目、全社で経験を積み重ねることで品質と生産性の両方をアップさせることができます。この善循環を発現させるのは、みんなが顧客満足の同じ価値観を持ち、同じ原理原則を共有し、成功と失敗の経験を皆で学ぶことが必要です。

いかがでしたでしょうか、現状と照らして考えてみてください。以上、朝礼を終わります。


10 コメント

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  1. おはようございます。
    本日もよろしくお願い致します。
    結果に対する原因を目を向けず、結果の数字しか見れていない、そもそも何も見れていない状況だと、思考停止状態で回数を重ねてたまたま出た成果で胸を張ってしまう、
    これが多く発生してしまっていると感じます。
    お客様と何をしていきたくて、どんな意図の企画で、どのくらい投資してどのくらいリターンがあったのか、その結果になった原因は何か、次はどんな改善が出来そうか、
    常に考えて行動する癖をつければ時間もかけずに、喜んでいただけるサービスの提供を継続することに繋がると思います。
    何度も練習と実践と振り返り改善を繰り返し、自分としてもお客様に対しても利益を出せることを目指し行動します。

  2. おはようございます。本日もよろしくお願いします。
    今は研修期間で、原価を月給とすると、実務への貢献はできないため会社にとっては赤字の状態。この初期投資に対して、徐々に利益を出して行くことが今後自分に求められることだと思います。失敗から学び、品質と生産性を向上させることで善の循環を生むこと。早く黒字を生む人になるために、今日もたくさんのことを学ばせて頂きます。

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。
    研修でも手段と目的のずれが起きがちだなとブログを読んでいて思いました。
    手段はあくまで通過点なので、目的の変更ではなく手段をアップデートし、ずれが起きないようにしたいと思いました。

    • 新人研修の内容として
      ・見方・考え方を学ぶ
      ・具体的なスキルを学ぶ
      がありますが、これをつなげて
      「こういう考え方に基づいて、こういった方法になっているんだ」
      「こういうやり方は、どんな考え方なのかな」
      などと考えられると習得が早くなります

  4. 目の前の費用ではなく、その先をプロとして話が踏み込んでできるかだと思います。
    今回新しくスタートする会社様でも、30万以上の費用で広告運用を一緒に挑戦することになります。見据えているのは、地域でのポジション・認知、まとまった費用をかけて運用していくことでの成果です。わくわくします。お客様も一緒の気持ちでいてくれています。
    またよくあるのは目先の反響にとらわれてしまうこと。これがとても厄介で、最初から上記のような関係を気づけているかどうか。それこそブログのようなお互いにフワっとした関係で来てしまうと目先でしかお互いに良い悪いも判断できなくなります。

    わくわくする未来は言うまでもないので、そんな関係をチームシップでお客様と築けるように行動していきます。

  5. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    品質と生産性を上げるいい循環に同じ価値観と原理原則、そしてフレーム化が重要だなと感じました。今週の研修ではその原理原則とフレーム化の部分を学んでいるので、インプットだけでなく、言語化などのアウトプットもして自分の知識として吸収していきます。そしていち早く品質と生産性を上げる循環の中に入れるよう努力していきます。

  6. 一品生産で、結果、品質もイマイチというのは、過去に身を持って体験して、たくさん学びとしてきたことでした。一方、単なるテンプレのような考え方で、失敗も経験してきました。

    足りなかったのは、考え方でした。
    チーム基本方針として、昨年から引き続き、今年も「2.顧客理解×ストック活用×再現性実装力、目線を上げる」を入れていますが、これに沿って、チームとして 日々 考え方の積みあげと、再現性のあるフレームへの落とし込みを進めてきたことが、チームとして進化できたポイントだったと思いますし、今後も変わらず追求していく部分です。

    今年はこれに加えて『1.「AI+人」で顧客満足と生産性向上を両立』を入れています。昨年頃までとは大きく違うポイントでまだ試行錯誤中ですが、これも成功と失敗を振り返り、社内で積み上げていけるようにしていきます。

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