ビフォーアフター社長日記

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広告は時流に沿って考える 3月14日 SHIPの朝礼


おはようございます。3月14日SHIPの朝礼を始めます。

もう何年も携わっている研修会の準備をしていましたが、原理原則こそ変わらないですが、1年前の資料はほぼ使えないですね。AIなんかは内容もまるっきり変わらざるを得ません。こうやって基礎情報を勉強しなおすのですから、良い機会に恵まれているといえます。

電通の<媒体別広告費の概況>

よりわかりやすなった日本の広告の概要

「2023年ではインターネット広告費とマスコミ四媒体(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ)はどちらが大きいですか?」
「(これは場の空気も読んで)インターネット広告費です」
「正解です。ではインターネット広告費とマスコミ四媒体を抜いたのは何年ですか?」
「(え~わからん)2023年」
「違います。2021年です。インターネット広告が広告の最大の媒体になって3年が経ちました。2023年にはその差は大きく広がって、構成比でインターネット広告費が45.5%、マスコミ四媒体広告費は31.7%となっています」
「確かに、私もスマホを見ている時間の方が、テレビや雑誌などより圧倒的に長いです」
「では日本でインターネット広告が始まったのは何年でしょう?」
「え~(ぼーっと生きてる、、)」
「電通による1996年からインターネット広告の統計を取り始めています。日本でインターネットが一般にも普及したのは、Windows95が発売された1995年からですから、納得がいく話ですね」

日本新聞協会の新聞の発行部数と世帯数の推移も必ず参照する資料です。


「新聞の発行部数は、この3年で毎年どれくらい減少しているでしょうか」
「えっ(新聞読むこともない、、)」
「発表されたデータをそのまま使うと、2022年から23年は7.3%、2021年から22年は6.6%、2020年から21年は5.9%となっています。新聞業界には昔から押し紙という商習慣があるので、実際の数字はより悲観的なものといえます」
「新聞配達とか成り立つんですか?」
「今年とか来年は成り立つと思います。森永乳業が牛乳等乳製品の瓶販売を今月限りでやめますが、同じ形で存続するとは考えにくいと思います」
 
「電通社の資料に戻りますが、広告費の総額もこの5年間(2019年比)で5.5%増えていますがインターネット広告は58.4%増加しています。この意味わかりますか?」
「住宅リフォーム業界に当てはまるかということですね」
「まぁそういうこともいえるが、ESG経営(環境(Environment)・社会(Society)・ガバナンス(Governance))の観点から言っても、捨てられる紙を大量に撒き散らす折込チラシ広告に圧倒的に負けているのは誰の責任だと思う?」
「シップの責任です」

以上、朝礼を終わります。


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