ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

AI住まい相談チャットくんの実働 9月11日 SHIPの朝礼


おはようございます。9月11日SHIPの朝礼を始めます。9月11日というだけで2001年の同時多発テロを思い出します。シップ創業の1ヶ月前のことでした。

さて今日もAI住まい相談チャットくんのことです。SNSには投稿していましたが、8月28日のリフォーム産業新聞にこのような記事が掲載されました。これだと字は潰れて見えないと思いますが、管理から伝えている電子版で内容を読んでください。

ここで紹介いただいたのは、取材日時点ではデモサイトでしたが、9/1以降は実稼働しており、正答率は90%を超えていて、私の予想を上回っています。毎日、応答ログに「いいね」「良くない」の評価をして修正しているので、正答率は今後も上がってきます。また今後は正答率のみならずいかに質問者の感情に沿っている回答をするかというところで「使える」「使えない」の区分がされていくのだと思います。

以下は実際のユウワさんのAIチャットくんの回答です。ChatGPTが生成した返答ですが、気遣いのできる人が答えているかのようです。

Q:冬すごく寒いのですが、どうしたらよいですか?

A:冬の寒さを和らげるためには、いくつかの方法があります。まずは、断熱性能の向上を考えてみましょう。高性能断熱材の導入や二重窓、高性能ガラスの設置など、家の中の温度低下を防ぐ工夫が効果的です。また、暖房システムの見直しもおすすめです。省エネ型の暖房器具を導入することで、快適な温度を保ちながらも電力消費を抑えることができます。これらのリフォームアイデアを参考に、冬を暖かく過ごすための対策を検討してみてください。

以下は紙面からの抜粋です。私が可能性を感じるのはこのような顧客対応のみならず、社内ノウハウの蓄積や採用の応答対応です。

│ほかの活用方法はありますか。

僕が一番推すのは、社員教育用の頭脳です。会社のさまざまなルールや文化、こういうときにはどんな応答をすれば良いか、「秘伝のたれ」ではないですが、ずっと入れ込んでいけば成熟したものができる。あとは採用ですね。実際の面接で給与や休みのことは聞きづらいですが、チャットでそういった質問に魅力的で明確な返答ができれば、あそこは大体のことはAIがきちんと答えてくれるというようになります。今後は労働力不足と、知恵があり、できる人の採用がますます難しくなることが予想されますし、経営の防御策にもなりえます。

│とりあえず現時点で取り組まないことには、今後のいろいろな変化に対応していくのも難しいですよね。

やるなら、早ければ早い方が良いと思います。お客様がリフォーム会社に電話して、応対が悪いからやめておこうというのと同じですよね。何も分からずに尻込みしていると、AIって単に怖かったりすごかったりと妙な幻想を持ってしまいますが、生成AIは「与えられた情報を元に次の言葉を確率的に予測していて、これくらいのクオリティになる」ということを理解できさえすれば、活用など次の一歩に進めます。

少しずつですが前進しています。わかってきましたか?
以上で朝礼を終わります。


3 コメント

Add yours

  1. おはようございます。
    今週もよろしくお願いいたします。

    以前チャットボットのお話しをさせて頂いた際に営業さんからお客様の対応もそうですが社内用としても活用できるお話しをして頂きました。やはり対応マニュアルや研修期間を考えると育成にはコストも時間もかかってしまいがちかと思います。また、会社によっては色々なルールがあるので、その情報も学習させておく事でこれまでかかってきたコスト時間を削減できる事をお伝えしていきます。

  2. 先週の金曜日にA社様とのお打ち合わせで先ほどの「冬すごく…」の内容を一緒にやりました。お客様はもちろん、僕も驚いていました。
    あの衝撃を受けたのと合わせてSHIPのポジションも少し上がったと思っています。
    あの回答が今後よりできるようになることを考えると、やらない理由や紹介しない理由もないので、どんどんと活用していきます。

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*