ビフォーアフター社長日記

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実機チェックについて 5月2日 SHIPの朝礼


おはようございます。5月2日SHIPの朝礼を始めます。アイキャッチ画像はMidjourneyで作った「だまし絵」です。エッシャーっぽいですかね。

さて本題に入ります。
Webマーケティングでは目的・意図からブレークダウンしてTD(タイトル&ディスクリプション)、クリエィティブやサイトフローが設計され、更にそれぞれのパーツは分業で作成され、それらを合わせて反響獲得の流れを作られます。ディレクターやPM、担当営業、担当サポートはターゲット顧客が見るのと同じ環境でそのフローを実機でチェックしますが、このステップに課題があることがわかりました。その後のWMMでも実機チェックは組み込まれているのですが、ここでも同じ原因で同じ課題が繰り返されます。

話しの切り口を変えます。下記の絵は一度はどこかで見たことがあると思います。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Youngoldwoman.jpg

この絵は何に見えますか?
若い女性に見える人はどれくらいいますか?
老婆に見える人はどれくらいいますか?
この問いに「??」と思う人はどれくらいいますか?
 
若い女性に見える人は、女性の左耳を左目だと認識し直してください
老婆が見えてきます
 
老婆に見える人は、老婆の左目を耳だと思ってください
若い女性が見えてきます
 
これと似たようなことが日常でも起こります。作成した人は目的・意図が反映されていると思っています。それは当然です。例えば「若い女性」というテーマで上記の絵を書いたとします。誰かが「老婆だ」というと「何言ってんだ!」とムカつきます。あるいは「若い女性です」と言われると、言われた方は対して見もしないで「若い女性だね」とチェック機能を果たしません。これは絵ですが、言葉も同じです。人によって受け取る意味が違っていたりします。

「愛犬と体験宿泊」という需要を喚起する広告のTD、クリエィティブ、サイトフローを設計するときの中心をどこに置くかでアウトプットは変わってしまいます。そのTDやクリエィティブは左目なのか左耳なのか、この問題を解決するには複数人で踏み込んだ意見交換が必要です。生活者のフラットな視点で、需要喚起の本質に踏み込むプロフェッショナル集団を目指しましょう。

暦通りの人でも明日から5連休、ゴールデンウィークは楽しんでください。8日朝はきっちりと揃って週のスタートを切りましょう。以上で朝礼を終わります。


24 コメント

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  1. おはようございます!

    昨日、湯沢さんから納品物をチェックするときに「全部間違ってると思った見た方がいい」と教えてもらいました。
    納品する側の立場だと、完成したフレームこそが正しいものと思ってしまうと思うので、あくまで初めてページを見たユーザー目線で考えることが大切なのだと感じました。

    まだ新人で目がエンドユーザーに近いうちに、実機チェックに時間を割いていきたいです。

    今年のGWは実家でまったりの予定です。社長も素敵なGWをお過ごしください!

    • 漢字熟語でいえば
      需要喚起されるか?
      という問いを持ちながらチェックすること
      「字で書いている」は意味がない

      ゴールデンウィークは、AIサービスの元ネタをAIで作りますよ

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    見えていない部分や違う見方を認識すると、他でも気づきや見え方が違ってくることがありました。
    また、作業者の視点だけでは気がつかないこと、施工事例の内容をライティングする際、業界用語ばかり並べていても初めてみる方にはわからず、チェックの際に伝わりづらいと言われ気づいた時には、エンドユーザー視点で考えられていなかったと感じました。
    制作には、エンドユーザー視点で考えられることが重要と感じるので、大切にし、別の意見も取り入れることで、製作者としての視野を広げていきたいです。

  3. 需要を喚起する広告

    広告の原理原則を抑えて、顧客の要望を抑え、目的からフローやクリエイティブを設計する。
    もちろん、自分の経験や完成からというのもありますが、他に多様な企画、他社の目線、AI活用など様々な視点からプランを検討して、要件定義をしてピッタリの提案をさせていただき、運用・計測をして目的を達成するように寄り添って施策を繰り返す。
    このための入り口の視点の練習を定着させます。

  4. おはようございます。

    日々の振り返りで、「相手の意図に沿ったアウトプット」を項目のひとつに置いており、相手が何を求めているのかという視点は持っていました。しかし、求めているものをわかっていたとして、自分のアウトプットが実際に相手にどう受け止められているのかまで考えを及ばせていませんでした。自分の意図した通りに相手が受け取ることはむしろ少ないと捉え直し、相手の意図に沿った答えを正確に伝えられるように日々のアウトプットの精度を上げていきます。

    • ひとりひとりは見たいものしか見えないものなので
      複数の人が同じ目的で見て、意見交換をし
      発見・評価・改善をして結果を出していくことです

  5. おはようございます!
    昨日のWMKKで広告に関する改善のアウトプットを行いましたが、すぐには言語化できないけれどもユーザー目線で見ていった時になぜか違和感があるLPがありました。

    無作為に選んだLP一つでも、いざユーザー目線で見ると作成する側が伝えたい意図と受け取る情報に差異が出てくると感じました。

    担当ユーザーを引き継ぐ中で、ページを当初作った意図と運用していく自分の間でもここの差異が出ていると思うので、改めて意図を確認していけるようにします。

    • (コピペですが)
      ひとりひとりは見たいものしか見えないものなので
      複数の人が同じ目的で見て、意見交換をし
      発見・評価・改善をして結果を出していくことです

      声を出して意見交換を促していくことをお願いします

  6. 見るのは生活者の方なので、そっちの視点で複数人での意見交換と、それを素直に聞き入れて改善や修正、次の案件に活かすことをしていきます。

    そのためにも目的や意図を抑えることが前提となるので、
    そこを間違った視点にならないためにも
    GKKでの練習、顧客接点では現場情報に踏み込んでミーティングをしていきます

  7. おはようございます。

    昨日WMKKでちょうど広告の改善について話し合いの場がありました。事前に振り返っていましたが、振り返り方がエンドユーザー視点で振り返れてませんでした。松田さんからも日報でコメントを頂きましたがエンドユーザー目線で振り返れることで気づきや違和感を見つけることができるかと思います。

    まずは消費者になった気持ちで見てエンドユーザーとしてどうかということ意識して意図や目的を確認していきます。

  8. 研修の中でも、「相手の意図に沿ったアウトプット」を意識して取り組んでいますが、まだ自分の良いと思ったものをアウトプットしてしまう場面があります。
    最近の研修では、作成したものを、同期や先輩に評価していただく時間があり、様々な視点から改善点が出されることでこういった見方もあったんだなと気づくことが多いです。研修中に、このような場面をしっかりと学びの場として活用し、相手の意図に沿った答えを的確に伝えられるように注力していきます。

    • アウトプットは早いほうがいいので
      自分が良いと思ったものでいいと思います
      次のステップですね
      評価を受け、目的に照らした改善を素直にできるか

      最初から合格点を狙う必要はありません
      早い方がいいです

  9. おはようございます。
    私は若い女の人の絵に見えました。自分は若い女性にしか見えなかったので若い女性にみえるのが普通だと思ってしまいがちですが、自分の普通が相手の普通だと思わずに色々な視点で物事をみていきたいと思いました。自分の主観ではなく、相手がどう思ったのかそこを第1に考えていく必要を感じました。仕事においても相手の意見を尊重することを念頭に置き励みます。

    • 今も若い女性しか見えませんか?

      左耳を左目だと思ってください
      ちょっと気持ち悪いかもしれませんが、この視点切り替えもトレーニングのひとつだと思います

  10. 視点を頭を動かすことが重要だと思います。
    どんな意図で流していくのか、それをほかの会社と比べたらどうなの?
    SHIPの広告しか見ない、でもお客さんはたくさんの会社の広告を見ている。
    このギャップに気づいて声を上げていきます。

  11. おはようございます。SNSなどでも、自分がクリエイトし発信したものが意図とは違った捉え方や受け取り方をされることは日常茶飯事ですが、毎日音楽を聴いている中で、歌詞の「あの子」とは作詞者にとっての誰なのかと考察したり、それを友人と語ったりするのがカルチャーとしても広がっていると思います。しかしシップが行っている「問題解決」においてはホームページを訪れたすべてのエンドユーザに会社さんの強みを100%確実に理解してもらう必要があるので、まずは今後制作者となる自分が会社調査を重ねて1番の強みを見つけていきます。

  12. おはようございます。
    初めてこの絵を見たのはかなり前のことですが、その時私は若い女の人の絵だと信じて疑いませんでした。しかし「これがどんな人の絵に見えますか?」という問いがあれば、この絵の意図を考えてすぐにだまし絵だと気づけたかもしれません。自分の見方が正しいと思わず、常に疑問を自分の中で提示しながら物事を見れるようにしていこうと思います。

    • 広告費用を出しているのはお客様ですから、
      リターンを提供して、はじめて釣り合います
      そのために私たちの広告が誰からどう見えるか?
      そこを探究していく必要があります

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