ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

問題解決のアプローチ(2)2月21日 SHIPの朝礼


おはようございます。2月21日SHIPの朝礼をはじめます。今日も問題解決アプローチについて話しますが昨日の内容とセットで受け取っていただくようお願いします。

結論からいきます。
私が伝えたい問題解決アプローチは以下2点です。
1)問題を分割して難易度を下げること
2)コミュニケーションレイヤーを上げること

2)についてですが、価値ある問題解決は相手の納得を必要とします。納得とは問題解決の目的と手段の組み合わせに対する評価です。こじれるのは、目的をそっちのけで手段の話題に終始するときに起こりがちです。目的のレイヤーは手段のレイヤーの上になります。目線を上げて「目的」と所与の条件(基本価値、予算等)から下ろす形にすると、自然と「手段」の選択肢が複数示されて、メリット・デメリットを勘案したうえでひとつの合意形成に持ち込むことができます。
 
2)のメカニズムを解説します。
目的レイヤーでコミュニケーションをとると、問題解決が協働作業になります。相手もアイディアや解決策を出しやすくなりますし、成果も協働の結果ととらえられます。手段から入ると「お手なみ拝見」か明細を延々とチェックすることになりがちで、終わりが見えないし、成果は受託側の一方的な責任になりストレスが溜まります。
 
問題を抱え込んでメンタルをやられる人がいます。そういう人もそうなりたくない人も、問題を「分割して難易度を下げる」と「コミュニケーションのレイヤーを上げる」の2つは身につけてください。わかったら練習あるのみです。具体的案件でロープレを行ってください。

以上で朝礼を終わります。


14 コメント

Add yours

  1. 「分割して難易度を下げる」と「コミュニケーションのレイヤーを上げる」

    手段の会話は良く昔やってしまっていましたが、問題解決のレイヤーを上げて初めてパートナーになれる。
    本来は手段の質問をされてもレイヤーを上げて会話をするべきですが、

    手段➡目的➡問題解決の細分化➡目的に沿った問題解決提案

    この流れはあります。目的にレイヤーを上げるのでまだいいですが、

    手段➡手段➡手段➡終了

    とならないようにフレームを整えて練習してもらいます。

    • 相手のおっしゃることは、具体的だったり、漠然としていたりしますが
      いずれにせよ、「目的は?」「所与の条件は?」のレイヤーの共通認識に移し
      「現状把握」と「今後やりたいこと」を要素レベルで差異を明らかにすれば
      あとは「選択」、「実働」、「チェックと修正」の繰り返しです

      メンタル不調を減らすのも、ぐるぐると同じところを旋回するところから脱出させる、こうしたアプローチだと思います

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    問題を「分割して難易度を下げる」と「コミュニケーションのレイヤーを上げる」

    昨日の数式のように、分割して難易度を下げることを、制作の面でもご指摘いただいた点に置き換えて考え、取り組んでいくことで、同じご指摘をいただかないようにしたいです。

    お客様とコミュニケーションをとる機会があまりない分、制作物に関しても、間違えているか間違えていないかということだけでなく、お客さまが喜ばれるか、見やすいかなど、制作物を見たお客さまがどのような気持ちになるかなども考えていきたいです。

    • たまたまサポートの例を出していますが、制作も同じです

      レイヤーを上げたり下げたりして制作をみていくことです
      下がったままになると行き詰まりやすくなります
      そのときは「目的は?」の視点で振り返りましょう

  3. おはようございます!

    シップでインスタ支援サービスを利用してくださる会社様の御打ち合わせに参加して運用についてお話しする機会があります。「ご教授お願いします…」と昨日もお客様に言っていただけましたが、パートナーとして共に正解を出していくようなポジションどりができたら良いと思いました。(そのための仕様決めも)

    そういえば、勉強会などの講師も、コミニュケーションレイヤーを下げた参加形式のものだと、お客様自身が自走する考えを身につけていただけるかもしれないと思いました!
    2つの問題解決レイヤーについて、お客様との接点で実践していきます。

  4. おはようございます!
    コミュニケーションのレイヤーをあげるという点でWMにて営業とお客様が話をしている時に、
    「自分だったらこう答えそう」と考えながら行っていますが、お手並み拝見状態になってしまい苦しい思いをすることになりそうだと感じました。

    メカニズムを理解して協働作業の状態を作り、目的に対して、諸々の条件を考慮して、一緒に手段を考えるというのがパートナーとして良い姿であり、こちらとしても楽しく働けそうです。

    お客様と目線の合った進め方をしていけるようにします。

  5. おはようございます。

    問題を「分割して難易度を下げる」と「コミュニケーションのレイヤーを上げる」

    普段のWMの時営業さんがどういう風に話をしているか、自分であればどういう風に話すかを考えながら参加しています。

    自分は話すのが得意ではないので練習して話せるようになるのはもちろんですが実践会の講師をした際のアンケートで活用したいので教えて欲しいという回答も多く、これを全部対処していては自分たちがパートナーではなく都合のいい存在になってしまうかと思います。

    パートナーとしてのポジションを築くために問題を分解し一緒に考えていくという関係を作っていく必要があり、そのためにコミュニケーションのレイヤーを上げていきます。

  6. おはようございます。

    >目線を上げて「目的」と所与の条件(基本価値、予算等)から下ろす形

    目的地がどこかハッキリしていないとお客様も作業する自分も方向がわからなくなりお互いに重いストレスがかかってしまいます。

    これは普段の別の業務、例えば広告やLPの納品でも、目標が何で、何のためにやってるのかがおろそかだと納品の質が悪くなってしまうと思います。お客様に「こういう感情で入ってきて、この情報を見てもらうもの」としっかり認識したうえでの業務をする方が効率もあがります。

    レイヤーを上げて、目標から逆算して取り組んでいきます。

  7. 問題はGANBAAで分解し、何をクリアすることで目的達成に向かうか。
    GANBAAの活用も合わせてロープレが必要と思うので、チームでも話し合い、
    ①集客面のロープレ
    ②問題の分解をGANBAAで行う練習、コミュニケーションも目的に目線を
    合わせていき、どう伴走するかの姿勢が伝わるようにしていきます。

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*