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おはようございます。1月10日SHIPの朝礼を始めます。1年前から始めた「SHIPの朝礼」ですが、目的は「考え方」の共有、「共通言語」の普及によるDerukuiカルチャー作りです。毎日のことですので、5分で読んでいただくことでビジネスマンとしてのアタマの栄養摂取になると思いますし、5分でコメントいただくことで自分のアタマで考えるスキルが上がっていくと思っています。今年も1年続けていきます。

考え方や共通言語はこねくりまわさずにそのまま受け取った方が成果は得られやすいです。例えばカレールーの箱に書いてあるレシピ通りに作った方が、素人がオリジナルの工夫をするよりも美味しくできるのと似たような話です。1月5日年頭方針発表会で紹介した「プロフェッショナルの条件」のひとつ、「強みを活かす」に関して

SHIPの強み＝試行回数が多いこと、仮説検証の機会が他社よりも多いこと

という定義をアレンジしないでください。この強みの定義が「ストック活用」に直結します。逆にいえば強みの定義からはずれると、思いつきとオリジナルの連続で蓄積が進まず、いつも新参者と同列になってしまうことに陥ります。

強みは当然とできるもので気づかない。知っている仕事はやさしい。そのため、自らの知識や能力には特別の意味はなく、誰もがもっているに違いないと錯覚する。逆に、自らに難しいもの、不得手なものが大きく見える。（「創造する経営者」　P.F.ドラッカー）

同じ広告の出稿を同じ業種で同時に100ケース行っているのは強みです。そこでの結果の優劣とその構成要素を分解していくことで、劣を減らし優を増す施策が打てます。これを連続的に年間10回くりかえすと1000ケースでの検証ができます。他社がやろうとしても前提すら整わないことが当社ではできます。
「広告」をフローティングバナーにおきかえても、コンバージョン目的のイベントページに置き換えても、何に置き換えてもけっこうです。「強み」を活かす身近なことを年初に考えてみてください。

以上SHIPの朝礼を終わります。

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