ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

世間のみなさんは私たちが思っている以上に48グループに興味がない


 先日の第10回AKB総選挙で2位になった須田亜香里さんのスピーチをリアルタイムでテレビで見ていましたが、「世間のみなさんは私たちが思っている以上に48グループに興味がない」という言葉には感心しました。この感覚を持っているかいないかで、普段のふるまいが変わるのだと思います。
 
 今年は新卒採用はどの会社も軒並み苦戦していますが、自分も含め、足りないのは「学生さんは私たちが思っている以上に我が社に興味がない」ということです。普段のマーケティング活動も同じです。「お客様(見込みのお客様)は私たちが思っている以上に我が社に興味がない」のです。

 須田さんのスピーチをそのままお伝えします。

「世間のみなさんが、私達が思っている以上に、48グループに興味が無いということです。こんなにも熱く応援してくれるのに、こんな私でも見てくれる、心の清い人たちがいるのに、なんでこんなにも伝わらないんだろうって、もどかしくて」
 
 お客様の中にはファンといえるほどの方のいらっしゃいますが、「我が社」を知らない人の方がその何倍もいらっしゃいます。

「いい順位だっていって番組の方に興味を持ってもらっても、その中ではやっぱり、あなたは何ができますか?何が伝えられますか?っていうことを常に問いかけられ、求められます。その連続で、しかも私の発言上のこのグループでのストーリーは10秒のダイジェストでまとめられる。本当にまだまだだなって思います。でも今こそ、メンバー1人1人が自分の個性を武器にして、個性を出していって、48グループの旗を掲げて戦っていくときだと思います」

 ひとりひとりの存在は「10秒のダイジェスト」にまとめられるくらいのサイズですが、それでもひとりひとりが自分の個性を発揮して会社(ブランド)の旗を掲げて戦っていくしかないのだと共感しました。我が社も創業時にはひとりひとりが個性を発揮して、誰も知らない会社に興味にもってもらい、立ち上げてきたことを思い出しました。

 AIDMAの法則の順番に従えば、アテンション(認知)からインタレスティング(興味)になるのですが、既存のお客様に対しても、常に認知から興味が発生するような情報を伝えていくことが重要です。

「お客様(見込みのお客様)は私たちが思っている以上に我が社には興味がない」ところからマーケティング活動を随時スタートさせていきましょう。


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