ビフォーアフター社長日記

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経営戦略 > 営業戦略 > 広告戦略


 先日ある著名人のパーティーに参列させていただいたときに隣の席がリフォーム業界でも有名なWebサイトの使い手の方だった。
最近では商圏を絞りに絞って、会社の近隣2万世帯に月に4回、違う種類のチラシを配布していていらっしゃるそうだ。
外壁塗装を例に取ると10年に一度のニーズなので、2000世帯にはニーズがあるはずであり、その中の10%を獲得するのがお客様にとっても会社にとっても理想的だということで、このやり方を進めている。
 
 「リフォームの必要性を感じていらっしゃる方の中で、チラシを何度か目にされている人で、会社に興味を持たれた方はホームページを見に来るんです。
ホームページをチェックされるような方は、ネットで比較検討する人なので、ホームページ比較をしてもらって、セミナー参加や来店いただくような人はだいたいはお客さんになってもらえるんですよね。」

 こちらの会社も弊社ユーザー様であるが、「広告」をよく理解されていらっしゃっる経営者の好例だ。広告が成果を保証しないので、広告の反響がないと無駄をしてしまった感が拭えず、広告嫌いになってしまって、下請業態に戻るか、最小経費の状態に縮小する経営者の方もいらしゃる。

 広告戦略はスタートにはなり得ない。営業戦略ありきで決まる。また営業戦略の前には経営戦略がある。

 経営戦略 > 営業戦略 > 広告戦略
 
 住宅リフォームというリピートオーダー型の事業の場合、経営戦略としては近隣に顧客が集中していた方が顧客満足度も高めやすい。
従って近隣2万世帯に絞って繰り返しチラシを配布することで浸透度・認知度が高まっていく。その中で興味喚起された人は、リフォーム会社に会う前にホームページで事前チェックを行い、直感的な比較検討をし、自分の期待する体験が得られそうな会社に何らかのアクションをする。顧客にとっても「近隣」は魅力のひとつだ。

 ホームページは狭義では広告活動の1要素だ。ホームページの良し悪しで広告効果が増幅することもあれば、台無しになることもある。
 ホームページは広義では営業活動・経営活動の1要素だ。潜在客・見込み客・顧客のみならず協力業者さんや採用に応募しようとする人もご覧になるし、もちろん社員さんも気にしている。

 ホームページを「広告の効果を最大化するツール」だ。正確にいえば「経営・営業に寄与する広告の効果を最大化するツール」だ。
中小住宅リフォーム会社にとっては今後も重要性が増していき、減ることはない。


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