おはようございます。2月6日SHIPの朝礼を始めます。
あなたは郊外で働いています。お昼時お腹が空いたとき、選べる店はひとつしかありません。そこは決まったメニューはなく、こんなものが食べたいと店の人に言うと値段を言ってくれるオーダータイプの飲食店でした。
そこでは「こんなもの食べたい」に対し、言われた1000円なら1000円、800円なら800円、どんなものが出てくるんだろう、と想像して待ちます。
注文したランチが運ばれてきました。
「えっ思ってたのとぜんぜん違う、、、」
「期待不一致」という現象
これは「期待不一致(Expectancy Disconfirmation)」と呼ばれる現象です。
いうまでもなく「事前の期待」と「実際のパフォーマンス」が一致しないことであり、期待よりも低かったり異なっていたりする「負の不一致(ネガティブ・ディスコンファーム)」と、想像より遥かにすごいものが出てきた場合は「正の不一致(感動)」があります。
自分の経験からも想像できると思いますが、負の不一致に遭遇した客は、それも複数回目だとすると「二度と行かない」と思うでしょう。今回のケースは郊外で選択肢も乏しい中だったので、「明日からランチは持参しよう」と手段を替えることも考えられます。
逆に正の不一致があって感動した場合、返報性の法則が働き、次からも来てくれるし、ちょっと奮発してくれたり友達を誘ってくれることもあることでしょう。
ダブルダイヤモンドで課題の本質を探る
現場で負の不一致が起きていたら、まずはそれを解消することが先決です。マニュアルを作るとか、メニュー表をつくるとか、議論が始まりそうですが、それができたらもっと早くやっていたはずです。それがあてはまりにくいから、現在の「要望ヒヤリング→費用提示→注文→料理・配膳」になっています。
ここでダブルダイヤモンドフレーム、解決すべき課題は何でしょう?
食べる人と料理する人が、同じイメージを持っていないこと
ではないでしょうか?
そのギャップを埋めるのは、ざっくりいうとコミュニケーションです。先のステップで表現すると期待値コントロールです。
イメージをすり合わせる会話
「何にしますか?」「パスタ」
これだとChatGPTでも「パスタとは小麦粉と水を練って作る…」レベルの理解になり、解釈の余地が大きすぎ、イメージの一致にはほぼ遠いことでしょう。「パスタ、サイゼみたいな」と言われても、種類もあるし、価格もサイゼレベルで固定されると赤字です。
では、どうすればよいでしょうか。
店「がっつりめですか? 軽くっていう感じですか?」
客「量は多めがいいな、トマトがたっぷりで、あとニンニク好きなんで、じゃ頼むね いくら」
店「もうちょっといいですか?スープやコーヒー紅茶など飲み物はどうされます?」
客「スープね、、何あるの? ただのコンソメだったら要らないけど、オニオンスープあるなら頼みたい。あと食後にコーヒー、野菜サラダがあればそれも」
店「ありがとうございます。それだと1800円くらいになりますが大丈夫ですか?」
客「あ、そっか。予算オーバーだな。1200円だとどんな感じになる?」
店「そうですね。パスタ、小さめのカップのオニオンスープ、食後のコーヒー、だとそれくらいかと」
客「わかった。それでお願い」
会話の展開は人により場合によりでしょうが、本質的なことは、解決すべき課題にフォーカスしてそこを必須ポイントにすることで同じ「負の不一致」が起こることを防げます。それが積み上がる現場ノウハウです。
自虐的に反省したり、思いつきで対策を決めたり、返金対応で解決したつもりになっているだけでは、何も積み上がりません。またこの記事は顧客フロントにフォーカスしていますが、制作側も客観的な目利き力をもって、「これだと足りないよね」を自分で違和感を持てるようになることもいうまでもなく必要なことです。
まとめ
ダブルダイヤモンドフレームはずいぶん前から紹介して今期2年連続で会社方針にも取り入れられています。フレームは身につけると、自分の思いつきが要らなくなります。いくつかのフレームを使い回すことで、成功の再現性の高い考え方になり、行動になります。
最近の事件を架空の状況で再現してみました。ぜひ「共に気づき、共に語り、共に行動しよう」に取り入れてください。
以上で朝礼を終わります。
2026年2月6日 at 9:10 AM
おはようございます。
期待不一致はお客様が仰る表面ではなく、その本質の望みや課題を読み解かなければ起こってしまうことだと再認識いたしました。
そこを理解せず点の対応に終始してしまうと負の不一致になり、結果としてお客様のご期待に応えられないことになってしまいます。
負の自体に至らないようにダブルダイヤモンドなどのフレームに基づき、現場としては受け取ったものからお客様が何を望まれているのか、これは何を叶えるためのものなのかを都度理解に基づいた上で制作することが重要です。
その場の思いつきで対応せず、どんなプロジェクトでもシップとしての考え方に基づいた上でチーム全員が確実な制作を行い、お客様のご期待以上のものを納品できるよう研鑽いたします。
2026年2月6日 at 1:14 PM
期待一致は
今では初期制作では習慣になっています
だからこれを延伸させることができると考えています
2026年2月6日 at 9:47 AM
おはようございます。
以前ミスをしたとき、フレームで振り返れていなかったために、別案件で同様に「負の不一致」を引き起こす構造になっており、再発の可能性がある状態になっていました。
目利きについても、以前の案件での抽象化ができていない(苦手な)ので、案件に共通した課題を見いだせず、ディレクターやPMと比べると目線が下がってしまいがちなので、振り返りをする際に、抽象化の練習をして、フレーム思考で再現性を持たせられるようにします。
2026年2月6日 at 1:21 PM
難しく考えていると何も進まないよ
解決すべき課題は、依頼者と君と同じイメージを持っていないこと
解決はコミュニケーション
聞けばいいよ
「こういうことでいいですか?」
「これいいですか?」
そのステップなしに作業に入るから手戻りになる
作業の前に
「こういうことでいいですか?」
と確認する手順を入れればいい
2026年2月6日 at 9:48 AM
期待は
目的×商品(仕様・費用)のフレームで考えることができます。
今日は朝抜いてるので、がっつりした中華が食べたいな。
ラーメンと餃子とかいいかも。チャーハンもつけて。
1500円くらい払えば食べられるかな。
「おなか減ってるので、がっつりしたものが欲しい」
「わかりました」
出てきたものはボリューム満点のサラダボウル。。。
相手は、健康志向で、自分の体形を見て、
「この方にはこれがいいだろう。ボリューム求められているので、がっつりという部分はローストビーフなど追加で、栄養素も満足感も」
ということで提供してくれたかもしれません。
自分に当てはめてみて、想像してみても覚えがあります。
この負の不一致→正の不一致にするアクションは
目線を上げ、課題にフォーカスしてコミュニケーションすることが第一歩。
自分がわからなくてコミュニケーションするときも、
相手に説明して理解してもらう時も、
同じことが起こるのだと理解して、フレームで考えて行動します。
2026年2月6日 at 1:25 PM
人はそれぞれ違う情報に触れて違う環境にいるので、イメージは違って当たり前
だからすり合わせステップは必要です