ビフォーアフター社長日記

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目利き力 2月13日 SHIPの朝礼

おはようございます。2月13日SHIPの朝礼を始めます。

昨日の朝礼では、衆議院選挙における高市総理の動画1億回再生を例に、「基本価値拡張」の原理についてお話ししました。本日はその続編として、もう少しこの話を抽象化し、我々に求められる「目利き力」について掘り下げたいと思います。短いバージョンです。


基本価値の「閾値(いきち)」

「基本価値に広告予算(接点)を掛ければ成果が出る」という単純な掛け算の話をしましたが、実はここには一つ、非常に重要な条件が存在します。

それは、基本価値には「閾値(いきち)」があるということです。

▼ 閾値ポイント「80」の法則(仮説)

仮に、ユーザーが心を動かす基本価値の閾値を「80」と設定します。
この時、広告効果は以下のように分岐します。

  • 基本価値 ≧ 80 の場合:
    接点回数(N数)を増やせば増やすほど、CV(成果)は右肩上がりに発生する。
  • 基本価値 < 80 の場合:
    いくら接点回数を増やしても、CVは発生しない。

もっと恐ろしいのは、閾値を大きく下回る(例えば30点や40点の)基本価値で、無理やり接点を作ってしまった場合です。

これは「成果が出ない」どころか、「しつこい」「邪魔だ」「質が低い」というネガティブな印象を広めることになり、逆効果(ブランド毀損)になります。

我々に求められる「目利き力」

だからこそ、我々広告運用に求められるのは、単なる拡散の技術ではなく、この「基本価値の目利き力」です。基本価値の構造に関しては、ブランディング指標・反響指標に書いています。しかし「目利き力」には左脳的理解だけではない、右脳的感性的理解が求められるだろうことは皆さん直観的には理解いただけると思います。

  • 「この基本価値(クリエイティブ/商品力)なら、接触回数N数を増やすのは有効だ」とアクセルを踏む判断。
  • 「この基本価値では、N数を増やすのはやめた方がいい。むしろ予算を止めて、基本価値を作り直しましょう」とブレーキを踏む勇気。

クライアントに対して後者の提案ができるかどうかが、単なる業者とパートナーの分かれ道です。

どうやったら「目利き力」は上がるのか?

では、どうすればその目利き力を養えるのでしょうか。
答えはシンプルですが、近道はありません。

「常に価値を目利きし、それに基づき仮説設定して検証を繰り返すこと」

これを繰り返すことで、これまで「運」や「タイミング」だと思っていたCV発生の外部要因が、自分の視界の範囲(コントロール可能な変数)として捉えられるようになります。そうして初めて、仮説の精度が上がっていくのです。


本日のアクションプラン

今一度、今回の選挙戦におけるクリエイティブを見直してみてください。
高市総理を中心とした「伸びた動画」と、他党の「伸びなかった動画」。

「なぜこちらは閾値80を超えたと感じるのか?」
「こちらは何が足りず、なぜ閾値を下回ったと判断できるのか?」

自分なりの意見を持ち、周囲と交わしてみることです。その言語化のプロセスこそが、目利き力を鍛えるトレーニングになります。

以上で朝礼を終わります。

1 コメント

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  1. >>>我々広告運用に求められるのは、単なる拡散の技術ではなく、この「基本価値の目利き力」です。

    記載いただいている通り、シップはWEBマーケティングパートナーです。
    お客様と一緒に需要喚起・顧客メリットを設定して実行・検証を繰り返すこと。
    仮説検証を通じて精度を上げること。
    これを理解します。

    ある環境で、心を動かされた話とそうでない話を体感する機会がありました。
    原理原則は全く同じ。

    場にふさわしく共感できる基本価値(真理や徳に関して)が高く、どこかで聞いた話ではなく、今この時にふさわしい痛みを取り除くような内容で、感情的で人として共感ができ、「あー、そうなんだ」と気づきがあった状態でした。

    直感的に良いと感じ、それを原理原則に従い言語化できること。
    日々訓練をして、お客様のパートナーとしての力を磨きます。

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