おはようございます。1月27日SHIPの朝礼を始めます。

この写真は先週22日(木)、第2期木のマンションリノベ塾の講義が終了を記念した1枚です。私は冒頭挨拶で参加者さんに「受講前と比べて、今はどう感じていらっしゃいますか?」と感想をお聞きしたところ、「期待を大きく上回る学びができました」と自信満々におっしゃっていました。
例えはよくないかもしれませんが、営業の場は戦場です。そこに責任をもって立つ身としては、勝つための確かな武器を得たという感触なのだと思います。
建築・リノベ業界「戦場」の現状
では、参加された皆さんがこれから立ち向かう「戦場」は今、どのような状況にあるのか。現在の建築・リノベ業界の現状を解説します。
2025年建築基準法の改定があり市場は動きました。長らく続く人口減少による「長期的な需要減」という下り坂が継続していましたが、4号特例の実質廃止や制度変更に伴い駆け込み需要が発生し、需要の先食いによる反動で2025年4月以降大幅な新築の需要減が顕在化しました。
令和6年に79.2万戸だった新設住宅着工戸数は、令和7年には72万戸前後へと、一段と深く落ち込む見通しです。
この新築市場の冷え込みが、工務店を戸建てリノベーション市場へ玉突きのように押し出しました。これに押される形で、4号特例縮小により手続きが増え、技術対応などで遅れをとった住宅リフォーム会社は、戸建てリノベの受注獲得が難しくなりました。
競争激化が招く2つの動き
この戸建てリノベの受注減は、2つの動きを作り出しています。
- ひとつは、戸建てリノベの粗利減。
つまり受注する手段として価格を下げざるを得ない事業者は、さらに資材高騰のダブルパンチに見舞われる会社もあります。 - もうひとつは、マンションリノベへの参入。
4号特例縮小の影響がほぼない市場のため、一気にプレイヤーが増加しています。ここでも戦略を持たないまま参入すると、粗利を削った受注と現場に入ってからの資材高騰で、ますます粗利を削ることに見舞われがちです。
勝ち残るための「2極化」原則
競争市場での勝ち方は常に積極的に「2極化」の原則に乗ることです。
- システム的な低価格により「薄利多売」のビジネスモデルを作るか
- ブランド化して付加価値を増して、「高利少売」のビジネスモデルを作るか
どちらかです。中途半端な市場はただでさえレッドオーシャンで利益を出すことをとても難しくなります。
Webマーケティングとリアルの融合
Webマーケティング支援の現場でも「単価を上げたい、他社でうまくいっているやり方あるだろう」と言われることがあると思いますが、Web広告やWebコンテンツだけで「単価を上げること」の必要十分条件を満たすことはできません。
逆の立場で考えてみてください。スーツを買おうとしたとき、想定予算が漠然と10万円くらいかなという気持ちで、一式5万円の薄利多売スーツと一式20万円の高利少売スーツがあったとします。一式20万円の高利少売スーツを売りたいと言われたとき、ネットだけでは顧客の予算を引き上げることは困難です。
これを実現させようとしたら、以下のプロセスが必要です。
- 一式20万円の高利少売スーツの買い手を想定する
- その人にとっての価値になるような品質とストーリーを組み立て需要喚起の土台をつくる
- 競合製品との違いを明確に打ち出し、その価値を認知いただく
- リアル接点のトリガーとなるイベント情報などを発信する
- リアルで認知を再体験していただき、現実に落とし込んでいく
こうすることで初めて「単価アップ」は現実化します。ネットとリアルの競合プロジェクトです。
「70平米くらいのスケルトンからのフルリノベで普段どれくらいの価格で受注していますか?」
現在、普通は1千万円くらいと答えることが多いと思います。しかしこのゾーンが中途半端なリスクゾーンなのです。2極化原則と高利少売原則にしたがうと、2500万円くらいを超えるとブルーオーシャンに入ります。
しかし、その見積もりを受け入れていただく、ブランディングとそれに見合ったマインド・スキル・技術が必要です。
住みよい未来を創り出すために
受講者さんには直接関係のないことですが、私はシップの仕事は「住みよい未来を創り出すこと」だと考えています。
建築関係職人がどんどん減少している中、それを食い止め逆転させるには、職人の社会的地位向上と待遇の向上が必要であり、そのためには付加価値をアップさせること、その付加価値を基本価値拡張でネットで拡張すること、その両輪が目的地まで連れて行ってくれると思っています。
マンションリノベ塾の3期生は5月開講です。意義のあるこの研修会を発展させていきましょう。
以上で朝礼を終わります。
2026年1月27日 at 7:36 AM
お客様が今後勝っていける環境を一緒に創るため、
正しく状況を理解して、機会を逃さないようにご提案していきます。
>>Webマーケティング支援の現場でも「単価を上げたい、他社でうまくいっているやり方あるだろう」と言われることがあると思いますが、Web広告やWebコンテンツだけで「単価を上げること」の必要十分条件を満たすことはできません。
お客さまは何をおっしゃってもよいが、
その結果を作る要因を分解して構造をお伝えして、そのための要因を作る環境をご提供する。
きちんと先を見て、過去から今を理解してマンションリノ塾に参画する企業を増やします。
2026年1月27日 at 9:57 AM
私たちにできるのは「基本価値拡張」
何年も言っているここを起点とすれば、リノベ塾も勧められます
2026年1月27日 at 4:10 PM
システム的な低価格により「薄利多売」のビジネスモデルを作るか
ブランド化して付加価値を増して、「高利少売」のビジネスモデルを作るか
>目の前の話題だけに終始してしまうのではなく
支援する側として目線を高く持つことで解決できる範囲とサービスは
SHIP側にもそろっています。
世間話ではなく、しっかりと高い目線を持った
会話で課題を定めて進めていけるようにします。
2026年1月28日 at 9:53 AM
単価アップとか粗利率アップはどこの会社でも望んでいること
基本価値拡張の原則で考えると、その素の価値をつくる必要がある
それがリノベ塾で学べること