おはようございます。12月18日SHIPの朝礼を始めます。
2025年はあとわずか、もうすぐお客様とともに2026年を迎えるにあたっての基本的な考えを述べます。

1. 2026年の経済環境と事業課題
2025年を経て迎える2026年は、円安、物価高、金利上昇、そして名目賃金は上がれど実質賃金はマイナスという、複合的な逆風が予想されます。これらが同時に押し寄せる状況は、事業者にとって決して歓迎できるものではありません。加えて深刻な人手不足も重なり、クレーム対応などの非生産的な業務に時間を割く余裕は完全に失われています。
2. 消費者心理の二極化:「メリハリ消費」の定着
こうした環境下で、消費者心理には明確な変化が表れています。それが「メリハリ消費」です。 実質賃金低下への不安から、日用品や衣類(ユニクロなど)では徹底してコストを抑える一方、自分の価値観に合致するものには惜しみなく高額を支払うという行動です。特筆すべきは、この高額消費が高所得者層に限った話ではないという点です。
同一人物の中に「節約志向」と「高付加価値志向」が共存しており、かつて市場の主役だった「中間層」は消滅しつつあります。 したがって、我々事業者はどちらの欲求に訴求するかを明確にしなければなりません。
- コスパ消費への対応: エンジニアリング志向で無駄を削ぎ落としたパッケージ化
- 高額消費への対応: 希少性の演出、潜在欲求の喚起、丁寧な顧客育成
「どちらか」に特化するか、あるいは「両方」を取り込むのか。戦略的な意思決定が不可欠です。この前提は繰り返しますが、中間層の消滅が加速するということでもあります。マーケットインからプロダクトアウト志向への切り替えが求められます。
3. AIによる情報接触の変化:SEOからAIO・LLMOへ
マーケティング領域では、AIが消費者行動をコントロールし始めています。 Google検索における「AIオーバービュー」の導入により、検索クエリの約50%でAIによる回答が表示されるようになりました。その結果、検索結果一覧(SERP)を見るだけで完結する「ゼロクリック」が5割を超え、ウェブサイトへの流入が減少しています。 さらに生成AIの普及により、業者選定の相談をAIに行うユーザーも急増しました。
これからの集客は、AIにリコメンドされるかどうかが生命線です。従来のSEOに加え、AIO(AI最適化)やLLMO(大規模言語モデル最適化)により、「AIに推される存在」になることが求められます。
4. 結論:利益体質の強化と人材戦略
2026年の景気が好転する望みは薄く、環境は厳しさを増すでしょう。 だからこそ、実務においては「メリハリ消費」への対応を、バーチャルにおいては「AI最適化」を徹底し、筋肉質な利益体質を築く必要があります。
その上で、人手不足時代に優秀な仲間を集めるためには、単なる労働条件の提示だけでは不十分です。
- この会社で働く意義・ミッションの再定義
- 高い報酬と、物心両面の満足の提供
これらを提示できて初めて、求める人を迎えるスタート地点に立てることと思います。
以上で朝礼を終わります。
2025年12月18日 at 9:29 AM
おはようございます。
2026年は、円安・物価高・金利上昇・実質賃金低下に加え、人手不足が深刻化し、企業は非生産的業務に割く余裕を失う。消費者行動は「メリハリ消費」が定着し、節約と高付加価値志向が同一人物内で共存、中間層は消滅しつつある。事業者はコスパ特化か高額特化、または両立の明確な戦略が必要となる。さらに、AIの普及により集客はSEO中心からAIO・LLMOへ移行し、AIに推奨される存在になることがより重要になってきている。
AIに選ばれなければサイトへの訪問者数が今後ますます減少していく中で、従来のSEO対策だけでは不十分であり、構築では、検索エンジンだけでなくAIに正しく評価・推薦されるためのAIOの視点を重視していく。また、開発業務においても、単に要件を形にするだけでなく、お客様の強みや価値がAIを介して正しく伝わり、数ある選択肢の中から「選ばれる存在」になるためのお手伝いできる存在になりたいと思っています。
2025年12月22日 at 9:33 AM
学ぶ姿勢が良いですね