ビフォーアフター社長日記

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基本価値拡張とは 11月6日 SHIPの朝礼

おはようございます。11月6日SHIPの朝礼を始めます。


なぜ巨大広告は「今すぐ購買」を狙わないのか

先日、ラクーアの入口に巨大なDOCOMOのロゴが掲げられているのを見ました。誰が見ても「あれは高い広告だ」とわかります。では、あれを見て「よし、今日DOCOMOで機種変しよう」と即決する人は多いでしょうか。多くは、そうはなりません。ではなぜ出すのか。答えは想起(第一想起)の獲得にあります。いざスマホを買い替えるとき、DOCOMOユーザーには「次もDOCOMOでいくか」、auやソフトバンクの人には「次はDOCOMOも検討しよう」と頭にのぼらせる。その“思い出させる力”を積み上げるのが広告の大きな役割です。

小商圏のリフォームにそのまま当てはまる原則

この構造は、小商圏のリフォーム会社にもそのまま当てはまります。たとえば「シップリフォーム店(仮)」が地域のエンドユーザーに「リフォームといえば——」で思い出してもらうには、広告を含む発信を繰り返すこと。繰り返しが認知を浸透させ、少しずつ第一想起を押し上げます。逆に止めれば、認知は薄れ、時間とともに他社に上書きされていきます。

予算が限られるほど「自前メディア」が効く

とはいえ、潤沢な広告費がないのも現実です。だからこそWebサイトやSNSの自前メディアが効きます。では何を発信するか。トレンドをなぞる? 他社の真似をする? ——答えはです。自社の基本価値を掘り出して前面に置きます。

基本価値を前面に出す発信例

  • 歴史・継続性:三代目・創業80年なら、その歴史自体が基本価値。「創業80年、◯◯地域の老舗リフォーム店」と堂々と掲げる。
  • 集中テーマのパッケージ化:“畳 → フローリング”の依頼が多いなら、専用の「畳からフローリング」リフォームパックを作り、事例を並べて発信。
  • 地域課題への適応:窓格子の相談が“防犯”ではなく熊対策だったなら、電気柵・赤外線センサー・威嚇装置(例:モンスターウルフ)まで含めた「熊対策リフォーム」を記事化し、施工事例へリンク。
    → 「熊対策なら◯◯リフォーム店」という第一想起が進む。
  • 地域貢献の物語化:地域の子ども食堂の手伝いも発信対象。建築と直接関係がなくても、「地域の暮らしをよくする」という本業の延長として語る。

基本価値拡張=原点の再定義とローカル需要への翻訳

つまり基本価値拡張とは、自社の原点(歴史・技・人・地域性・実績・姿勢)を見つめ直し、それを現代の需要やローカル課題に拡張・翻訳して、継続的に想起をつくる営みです。価格や仕様の比較表では置き換えられない“何者性”を、言葉・事例・パッケージで形にし、WebとSNSで反復して届ける。これが、限られた予算でも第一想起を勝ち取る最短ルートです。

私たちが果たす役割

私たちの役割は、皆さまの中に眠る基本価値を発掘し、言語化し、事例化・パッケージ化して届けること。一人でも多くの地域の生活者に認知され、いざ需要が生まれた瞬間の「最初に思い出す」を勝ち取る——その戦いを、地に足のついた発信でご支援します。


以上で朝礼を終わります。

2 コメント

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  1. おはようございます。

    大きな広告が「今すぐ買ってください」と訴求するのではなく、ブランドを思い出してもらうために存在している。人は広告を見た瞬間に行動するわけではないため、購入や検討のタイミングが来たときに最初に思い浮かべてもらうことが重要。
    この構造は、地域密着で活動するリフォーム会社にも同じように当てはまり、限られた予算で効果を出すには、自社のWebサイトやSNSといった自前のメディアに、自社の「基本価値」を明確にして発信し続けることが必要。歴史や専門性、地域への貢献など、自分たちにしか語れない価値を事例化・パッケージ化して発信することで「リフォームと言えばこの会社」と認知され、第一想起を勝ち取ることができる。

    基本価値をWebサイトで前面に出す理由が理解できました。すぐに「無料で見積もりします!」「このプラン安いです!」とCVを狙うのではなく、エンドユーザーがその会社を思い出すきっかけを積み重ねるための価値の提示。これは遠回りではなく、いざリフォームを検討した瞬間に「最初に思い浮かべてもらう」ための種まきのようなものだと感じました。いかに強く印象に残せるか、そのために価値を掘り起こし、言語化視覚化することを自分たちの役割と再認識し、お客様に喜んでいただけるよう努めます。

    • お客様の要望も目的も反響ですが、コンスタントな反響獲得には認知の土台が必要で
      認知の土台は差別化が意図されていないとそもそも意味ある認知にならない
      だから自社の基本価値つまり強みの発信が必要です
      Webサイトにも広告にもあてはまることです

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