おはようございます。10月6日SHIPの朝礼を始めます。
2011年、Googleが提唱した「ZMOT(Zero Moment of Truth=ゼロ回目の真実の瞬間)」という概念は何度もここでも紹介させていただいております。
消費者が商品を購入する前に、ネット検索や口コミを調べて意思決定する行動を指すもので、当時は画期的なフレームとして話題になりました。
あれから十数年経った今も、消費者行動の構造自体は大きく変わっていません。しかし、その背後で情報を仕切っている存在が大きく変わりました。――AIです。
AIが「次の一手」を用意する時代
これまで私たちは、スマホやパソコンで検索窓に言葉を打ち込み、一覧表示されたリンクを自分で選んでいました。ところが今は、Google検索結果の最上部に「AIオーバービュー」が現れ、まるで「あなたが知りたいのはこれでしょう?」と先回りして答えを示してくれます。
すでに体感的には6割近くの検索でAIオーバービューが起動しており、ユーザーはその形式に慣れつつあります。つまり、調べる行為そのものが「AIと対話すること」に置き換わり始めているのです。
必須になるAIO対策
この変化は企業にとって軽視できません。なぜなら、従来のSEO対策だけではAIの要約に登場できないからです。検索結果の一覧に名前を出すのではなく、AIの要約文の中で「推奨される会社」として挙げられることが、新しい競争の舞台になります。
私たちが提供しているAIO(AI Overview)対策とは、まさにこの領域を狙う施策です。自社の強みや専門性をAIに理解させ、自然な形でAIが引用・推奨する情報源に組み込まれることが、これからのマーケティングの最重要課題になるのです。
サイト訪問後もAIが当たり前に

もうひとつ見逃せない流れがあります。GoogleでAIオーバービューやAIモードに慣れたユーザーは、各企業のWebサイトに移動しても、同じようにAIとのやりとりを潜在的に期待するようになってきます。
「FAQを探す」「お問い合わせフォームに入力する」といった旧来の操作より、自然言語で質問すればすぐ答えが返ってくる方が、ずっと直感的で便利であることを知ってしまったからです。
この心理の変化は不可逆的であり、Webサイト上にAIチャットボットを導入することが“標準仕様”になっていくでしょう。
人手不足時代の解決策としてのAI
ここで重要なのは、AIチャットボットが単なる利便性のためのツールにとどまらない点です。
日本の多くの業界、とくに建築やリフォームのような現場産業は深刻な人手不足に直面しています。24時間365日、ホスピタリティと専門性を兼ね備えたAIチャットボットは、この不可逆的な労働供給の縮小を補う大きな手段となります。
例えば夜間にお客様から問い合わせがあっても、「翌営業日に折り返します」ではなく、その場でAIが的確に応対できれば、顧客体験は大きく変わります。しかも、AIは一度学習すれば知識を忘れず、常に最新情報にアップデートできます。人が担うべき高度で創造的な仕事に人材を集中させるためにも、AIの活用は避けて通れません。
未来を見据えた行動を
AIが浸透していく未来を「脅威」と見るか「チャンス」と見るかで、企業の成長は大きく分かれます。
必要なのは、①AIオーバービューに取り上げられるためのAIO対策、②WebサイトにおけるAIチャットボットの導入、そして③AIを人手不足解消のパートナーと位置づける発想です。
消費者行動の本質は2011年のZMOTから変わっていません。しかし、その裏側で主導権を握っているのはAIになりました。だからこそ今、企業は“AI時代のZMOT”を意識し、積極的に備えるべきなのです。
今日の内容は、いままでと重複することが多いですが、この内容を諳んじていれることがシップ社員としては必須ですよ。
以上で朝礼を終わります。
2025年10月6日 at 9:02 AM
おはようございます
WEB×AIでのブランディングとセールスプロモーションの考え方をお客様と長い間お話をしています。
実際に変化が出てきていることで、お客様が実感されることも増え、
AIで選ばれて来社が増えた
AIに相談して相見積もりに勝った
AIチャットを経由して確度の高い問い合わせを獲得した
という事実が、お客様から聞かれるようになりました。
AIに推されるWEBサイトの構造を正しく理解して、お客様と共同プロジェクトとして実践して、結果を変えていく。
変わらず、お伝えはしていきますが、変化している事実をお伝えして未来を見据えた対策を推進します。
2025年10月6日 at 12:00 PM
チーム課題として捉えると良いと思います
2025年10月6日 at 9:26 AM
おはようございます。
AIの進化によって、消費者の「調べる」という行動が大きく変化している。これまで検索結果の中から自分で選んでいた情報が、今はAIが自動で最適な答えを提示する時代になった。そして企業はこれを無視できず、従来のSEO対策だけではなく、AIが生成する要約文の中で「信頼できる情報源」として取り上げられるように工夫することが求められている。
また、AIオーバービューに慣れたユーザーは、Webサイト上でもAIとの自然な対話を期待するようになり、AIチャットボットの導入が標準化していく。さらに、AIは人手不足を補う手段としても有効であり、24時間対応や知識の蓄積によって顧客体験を向上させ、人はより創造的な業務に集中できるようになる。AIを脅威ではなくチャンスと捉え、未来を見据えた行動が必要である。
まだ内容をなんとなく理解している程度で、シップの社員としては知識も意識も足りていないと感じていますが、この文章を自分事として考え、「これから自分はどう行動すべきか」を意識できるようになったのは、入社前との大きな差であり成長ポイントだと自負しています。AI時代のマーケティングをより深く学び、自分の言葉で説明できるようになることを目指して行動していきます。
2025年10月6日 at 12:05 PM
言語化という標語で止まる人が多いですが
学んだことを自分の言葉で語るのが最もコスパがいいです
チームリーダーになったときに、最も役立つスキルです