過去問の解き方
おはようございます。9月4日SHIPの朝礼を始めます。
具体の積み上げだけでは限界がある
過去問は具体的な事例から成り立っています。しかし、100の具体的な課題に100の具体的な解答をしているだけでは、次に新しい101個目の課題が現れたとき、またゼロから解決策を探さなければなりません。これでは際限のない対応に追われ、根本的な成長につながりません。
そこで重要になるのが、課題を「カテゴリーに分類する」視点です。具体の事象をそのまま処理するのではなく、共通の型や傾向に整理することで、未知の課題にも応用できるようになります。
Webマーケティングにおける課題のカテゴリー例
私たちが支援しているリフォーム会社や工務店などの事業者で発生する課題も、一見バラバラに見えて実は次のように整理できます。
- 制作系の課題
ホームページのバナー作成、記事更新、レイアウト修正など。 - トラブル対応系の課題
ページ崩れ、リンク切れ、フォーム不具合といった緊急対応。 - 広告運用系の課題
検索キーワード調整、入札額の見直し、広告文修正、キャンペーン企画。 - 成果改善系の課題
「反響がない」「問い合わせを増やしたい」といった抽象的な要望やSNS連携による改善依頼。 - 分析・設定系の課題
アクセス解析レポート作成、タグ設定、ツール導入や調整。
一つひとつは具体的でも、カテゴリーにまとめると共通点が見え、応用が利くようになります。
解決策は一つではない
それぞれの課題には複数の解決策があります。たとえば、
- 保守の範囲内で対応する:追加費用をかけずに最小限の修正を行う。
- 成果を重視して費用をかける:将来の利益を見込んで投資的に改善を行う。
この選択肢を顧客に納得いただくためには、まず「解決すべき課題」をぶらさずに示すことが大前提です。課題があいまいなままでは、どんな解決策も顧客には響きません。
ダブルダイヤモンドの視点
ここで役立つのが、ダブルダイヤモンドの考え方です。重要なのは、解決策を考える前に「解決すべき課題」を正しく定義することです。課題を見誤れば、どれだけ多くの選択肢を提示しても方向が定まらず、結果は場当たり的になります。逆に、課題をぶらさずに絞り込めば、解決策の候補がA・B・Cと複数あっても矛盾なく進められます。
過去問を解く意味
このスキルを身につける最短の道が「過去問を解くこと」です。過去問を通じて、
- この課題はどのカテゴリーに属するか
- そのカテゴリーで繰り返し現れる「解決すべき課題」は何か
を徹底的に考えることが、現場力を磨きます。過去問をただ「解法暗記」として使うのではなく、課題の構造をつかむ訓練として使うことが大切です。
量をこなすことで見えるもの
過去問は数をこなさなければ意味がありません。1~2件の振り返りで「もうわかった」と思ってしまうと、現場では思いつきの点対応から抜け出せません。
大量の過去問に取り組むことで初めて、カテゴリーごとのパターンが浮かび上がってきます。すると、次に現場で直面した課題が「これは成果改善系だな」「これはトラブル対応型だ」と直感的に分類できるようになり、迷わず「解決すべき課題」に絞り込めるようになります。
まとめ
過去問の解き方は、単なる復習ではありません。
- まずは分類すること
- カテゴリーごとの課題の傾向を把握すること
- 「解決すべき課題」をぶらさないこと
これらを実践することで、解決策は矛盾なく導き出せ、顧客に納得してもらえる提案ができます。そしてその力は、日々の「過去問の量稽古」でしか身につきません。
過去問を繰り返し解き、課題の芯を見抜くスキルを磨くこと。それが未来の予習となり、確かな成果を積み上げる道なのです。
以上で朝礼を終わります。
2025年9月4日 at 7:37 AM
おはようございます
過去の事象をただなぞるだけでなく、
何の分類がされて、共通する課題は何か?
ここをフレームに昇華させることが目指すべき方向で、
考え方を身に着け、思考を習慣化させると理解しました。
正しい実行を理解して進めます。
2025年9月4日 at 3:16 PM
縦軸4横軸4の16分類くらいでほとんどの課題・解決が収まると思う
60%は2軸×2軸で収まる
2025年9月4日 at 7:50 AM
何の課題を解決するグループなのか
やっていることがしぼられて、抱えている課題もある程度共通する
1件1件でみず、過去問はたくさんあるので
この二日間の内容をシンプルに実行します
2025年9月4日 at 3:28 PM
WMMの振り返りも締め会で、この内容のひとつとして行ってください
2025年9月4日 at 8:52 AM
おはようございます。
過去問は解き方を暗記する手段として使うのではなく、構造を掴むカテゴリーに分類する視点で取り組むこと。そのためにも、もぐらたたきにならないように解決すべき課題を正しく設定する事。量稽古をし、根本を見抜く訓練、課題を分類し傾向を把握する訓練をしていきたいと思います。
2025年9月4日 at 3:29 PM
量とロープレ
自分に課して自分で遂行してください
2025年9月4日 at 9:19 AM
おはようございます。
課題は具体の積み上げだけでは限界があり、カテゴリーに分類して共通点を見つけることが大切。ダブルダイヤモンドの視点で「解決すべき課題」をぶらさずに定義し、過去問を通じて構造をつかむことで、未知の課題にも応用できる力が身につく。
どのように意図を言語化したのか、言語化したものをどのように視覚化したのか、ポイントとして抑え、過去問を繰り返し解き、課題を直感的に分類する力をつけます。
2025年9月4日 at 3:31 PM
先輩の仕事を抽象化して分類してみて、抽象レベルでの模倣と具象レベルでの模倣があるということを理解しておいてください