ビフォーアフター社長日記

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AIと仕事 7月11日 SHIPの朝礼

AIと仕事

「AIで仕事をする」と「AIに仕事を奪われる」――その言い回しのズレに、私たちはもっと敏感であるべきだ。

おはようございます。7月11日SHIPの朝礼を始めます。


1. 「仕事・労働・作業」を切り分ける――山口周さんのフレーム

山口周さんの Voicy を共有します(約 10 分)。ぜひその知見に触れてください。
https://voicy.jp/channel/3014

以下は私の主観も含めた要約です。

仕事=価値創造・信用創造、労働=価値交換、作業=手順の反復

  • 仕事:名刺に刻まれるクレジット。成果の作者として人や組織が記名される舞台。
  • 労働:時間や成果物と報酬を交換するマーケットの領域。
  • 作業:手順が確定しており、改善余地が限られたルーティン。

この三分法は、私たちが AI と共存する際の“座標軸”になります。


2. 当社スキームとのアナロジー ― 三層構造

レイヤー 役割 AI の適性
A. 価値観・方針
(基本設計)
目的・原理・美学を定める 対話相手として刺激を与えるが、最終判断は人間
B. 管理
(詳細設計)
段取り・仕様・ガイドラインに落とし込む たたき台の生成が得意。人がレビューして磨き上げる
C. 実働・作業 ガント管理、実施、報告 条件が揃えば 100% 代替可能

山口周さんの「仕事=A」「労働=B」「作業=C」と重ねると、AI の導入ポイントが鮮明に見えてきます。


3. AI が“奪う”のは作業、拡張するのは仕事

  • 作業レイヤー(C)
    コード生成、スキーマ作成、テスト実行――AI エージェントは既に“黙々とこなす職人”として稼働中です。
  • 管理レイヤー(B)
    プロトタイプのドラフトやレポート雛形は AI が一瞬で提示。人は“判断と文脈”に集中できます。
  • 価値観レイヤー(A)
    AI との対話はアイデアの跳躍台になりますが、「どの山に登るか」を決めるのは依然として人間です。

4. キャリアの視点――“作業”にとどまらない二年目以降

新人が作業レイヤーを担当するのは合理的です。しかし二年目以降も“手順どおり”にとどまると、

  • AI という“無尽蔵の後輩”にポジションを奪われる
  • 価値観レイヤーへの視界が開かず、評価軸が時給化する

だからこそ 「AI を作業者としてマネジメントできる人」 になることが分水嶺です。

実例:レポートシステム開発の◯◯さん

  • コード生成は AI に一任
  • 進捗と品質のチェックにリソースを振り向け
  • 上位レイヤーからプロジェクト全体を俯瞰

結果、「◯◯さんの仕事」として社内クレジットが確立しました。
“AI が作業を担い、人が仕事を担う” 典型例です。


5. 共通言語をアップデートしよう

  1. 仕事(A):価値観・理念を設計し、名前を刻む
  2. 労働(B):価値を交換し、仕組み化する
  3. 作業(C):手順を実行し、最適化する

AI に仕事は奪えない。AI が奪うのは作業であり、私たちは“仕事”というステージでこそ真価を示す。

山口周さんの知恵を借り、社内外の対話でもこの三語を切り分けて使いましょう。
そうすれば「AI と共に働く未来」の輪郭が、ぐっとクリアになるはずです。

以上で朝礼を終わります。

10 コメント

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  1. 昨日同じよう話をメンバーともしていました。AIによって1時間に2.3件のオペレーション的なアウトプットがAIによって20件30件にもなる。
    人は方向意図・目的・原理原則を定めて後はAIに。いま自分がこのどこの領域にいるかを理解し直して、仕事がされるチームをつくります!

  2. おはようございます。

    AIが奪うのは作業

    この感覚を持ちます。

    作業を奪ってもらった時間を使い、
    上位のレイヤーで人間が時間を使う。

    感覚を合わせ、今日の振り返り時間でも目線を合わせていきます。

  3. おはようございます。
    AIに仕事は奪えない、AIが奪えるのは作業。AIを作業者としてマネジメントできることが、AIと共に働く未来。
    AIに奪ってもらった時間で、どれだけ生産性を上げられるか。
    常に「それ人間じゃなくてもいいんじゃない」の意識を持ち、価値創造に割り振る時間を増やしていきます。

  4. 仕事ではなく作業がAIに奪われる。上位レイヤーのその方向を判断するのが人間。
    今行っている作業部分は、奪われることを認識したうえで、面談で定めたことをクリアした上で、制作上の目的意図・方針に沿って、最適解が出せるレイヤーへの意識変換いたします。

  5. おはようございます。

    AIが担うのは、仕事ではなく、手順が確定しルーティーン化した作業。
    単純な作業はAIに任せて、私たち人間は「仕事」と言う舞台で成果を残し、名を刻む。

    私は日々の業務から、AIは私たちの仕事を奪う存在ではなく、共に働く「同僚」である、と言う認識を持って、業務でAIを活用しています。
    AIと共存する際の座標軸「仕事・労働・作業」の三分法と、シップのスキームである「A. 価値観・方針、B. 管理、C. 実働・作業」の三層構造を重ねて考え、いつ、どの場面が適切なAI導入ポイントかを見極め、「AIを作業者としてマネジメントできる人」を目指します。

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