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おはようございます。6月4日SHIPの朝礼を始めます。

2001年に脳梗塞になって失語症、言語障害、聴覚障害、右手麻痺、を負ったタケさんとは、2001年つながりで縁も感じていたこともありますが、言霊や思考は現実化すること、返報性の法則など私のシンプルな信条とも近いこともあり、2008年のHaLAフォーラム、2011年の10周年感謝式典でも講演を依頼させていただきました。

「ありがとう」が拓く未来　5月29日　SHIPの朝礼

ご案内のとおり、6月2日いきまる（生きているだけでまる儲け）講演会がありました。私はお嬢さんと一緒だった江川さんの隣に座って10数年ぶりのタケさん講演を聞きました。講演の中で、3人の誰かを呼ぶというデモがありました。正確には忘れましたが、山田さん、加藤さん、鈴木さんの3人とします。

「山田さんに用事があるとき、どうしますか？」
「山田さ～んと大きな声で呼びます」
「そうですよね、やってみてください」
「山田さ～ん！」
「山田さんが気がついて、はいと返事して、こっちを振り向いてくれますよね」
「加藤さんを呼びたかったら？」
と同じことが繰り返されます。

3人を次のように変えて、もう一度同じセッションをします。
疲れた　・　最悪（サイアク！）　・　ありがとう
「疲れたが口癖の人は誰を呼んでいますか？」
「疲れたさんです」
ここまで書くとあとはわかりますよね。
ネガティブな口癖はネガティな現象を呼び寄せます。ポジティな現象が望みだったら、ポジティブな口癖を身につければいいということになります。

ひとりひとりの価値観は氷山のようで上に出ている部分はほんの少しです。海面下の方がはるかに大きいので「ポジティブな口癖を身につける」現象にたどり着くのは一朝一夕とはいきません。トレーニングが必要です。しかし「ポジティブな口癖を身につける」という決心をしない限り、そのためのトレーニングも始まりません。海面上は現象で海面下は意識・考え方ともいいます。

半身の動きを失い、口からの言葉を失い、聴力を失ったタケさんは、「手が動くようになるんだったら1億円でもいい」と思ったそうです。口も耳も同じです。失って「当たり前」の価値に気づいたと言ってました。私達の多くは手も動くし、言葉も話せるし耳も聞こえます。

満たされていることに感謝して、海面下からDerukui（躊躇なく問題を解決する）に変換していきましょう。まだ若いのだから、この投資は最高にリターンが大きいです。

以上で朝礼を終わります。

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