ビフォーアフター社長日記

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何のための働くのですか? 3月18日 SHIPの朝礼


おはようございます。3月18日SHIPの朝礼を始めます。

「何のための働くのですか?」
この問いはバリエーションを含めると朝礼ブログだけでも10回はくだらないと思います。しかし実際に質問をしてみると「給料をもらうため」という屈託のない答えが少数ながらでもあったのだから、その感性を作ってしまったことに責任を感じます。「社長もみんな給料をもらうためでしょ」と思っているので「自分も当然それ」ということだと思いますし、百歩譲って、リベラルに考えるとみんなそれぞれ自由ということもいえるかもしれませんが、それでは稼げない人が出来上がってしまいます。
 
私はシップを創業する前は、ハウスメーカーのCADシステム等の開発に携わっていました。自動車産業や家電産業はそうであるように最終的に産業は数社を残して撤退すると思っていました。顧客企業と一緒に海外視察などを行って実感したことは、住宅産業は製造業ではあるけど、1社が数万棟を建て寡占状態になるのではなく、どこまでっても地場の中小企業が担う地場産業だということでした。また当時は今よりも住宅の品質は不足が多く、シックハウス症候群が多発していたり。地震があれば倒壊して殺人住宅になったり、断熱性能も低く決められていました。ハウスメーカーではこのような住宅の弱点を補うべく商品開発をしていましたが、仮にそのような商品ばかりを売ったとしても数万止まりです。日本の住宅は5000万戸以上あります。

日本の住環境を良くするのは、地場工務店であり、住宅リフォームを手掛けている会社であり、私が住宅リフォーム会社を応援して課題を解決していくことなんだと思います。それを明文化したのが下記の経営理念です。

人々が幸せになる住まいと暮らしの文化を創造する

創業浅かった頃のメンバーはこの理念には馴染があると思います。顧客ゼロから始めた会社ですからお客様の認知も実際の数も、今と比べると常に少ない状態でしたが、「この人たちからは何のために働いているかが伝わってくる」という状態だったと思います。「この人たちからは何のために働いているかが伝わってくる」は、あまりスキルの高くない人の期待値を上昇させる効果があります。
 
「何のための働くのですか?」
「給料をもらうため」と答えた皆さん、再度考えてみませんか?

その答えが目線の高さを表します。

以上、朝礼を終わります。


4 コメント

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  1. おはようございます。
    今週もよろしくお願いいたします。

    お客様に喜んでいただくために、お客様らしさや強みを表現するだけでなく、社会問題やエンドユーザー様の生活問題を解決するための提案力や施工力を伝えられるよう、お客様の高い目線と合うよう、知識や考え方を身につけていきます。
    自分が目線や知識がないままでは、お打ち合わせ内容の理解度は低く、視覚化も難しいので、お客様に喜んでいただくためには何をすべきかを第一に考え、自分のすべき事を理解し行動していきます。

  2. 僕が通っていた乗馬クラブは、ホースセラピーと子供にもう一つの居場所をつくる活動をメインにしていました。友達の中には学校にうまく馴染めない人もいましたが、この場がつくるウェルカムな文化が浸透していてみんなが笑顔になっていたのを思い出します。

    自分たちが普段PCの前に座って行っている仕事と住宅業界・社会で起きている問題のギャップが大きく意識する機会がないとどんどん目線は内向きになると思います。

    社会の問題は遠大きく遠いいですが、目の前にあることにまずは取り組むことでワクワクできて人に笑顔にもなってもらえる。この実感と共にそんな仕事をしていきます。

    • 何のために=笑顔になってもらうために

      素晴らしい目的です
      企業活動も表面的な内容と本質的な存在意義があります
      それは「笑顔になってもらうために」のようなものです

      その目線で仕事をすればパワーが、従前の数倍になりますね

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