おはようございます。3月26日SHIPの朝礼を始めます。
仕事の現場のたしなみとは何か。いろいろありますが、普遍なのは、「わからないことを放置しないこと」と、「まず自分で前に進めること」だと思います。
「遠慮なく聞いて」が通用しない時代
私が新入社員の頃も、そしてわりと最近まで、「わからないことがあったら遠慮なく先輩に聞いて下さいね」とよく言われていました。もちろん、その言葉自体は親切ですし、間違っているわけでもありません。昔はそれでうまく回っていた場面も多かったのだと思います。
しかし今は、事情が少し変わってきました。退職を申し出た人からは、「先輩方が忙しそうで聞けなくて、行き詰まってしまって……」という話を間接的ですが何度か聞いたことがあります。昭和から平成始めは多少雑でも成立していた人間関係は、令和ではずいぶん繊細なものになりました。相手に悪気がなくても、「今聞いていいのかな」「こんな初歩的なことを聞いたら迷惑かな」と気を遣い、結果として動けなくなることがあります。
この躊躇は、たぶんなくなりません。
新しい仕事のたしなみ「まずはAIに聞く」
だからこそ、新しい仕事のたしなみとして必要なのが、「まずAIに聞く」というライフハックです。
私もAIサービスの開発打合せの中で、「~ということだから、やり方はAIに教えてもらって!」とよく言います。実現したい価値が見えていて、「これができればお客様に喜ばれる」「この筋ならいけそうだ」と直感できたなら、その先の調べ方や手順整理は、依頼した相手がAIとすり合わせた方が適切かつ早いし親切です。相手に丸投げしているのではありません。むしろ、相手の負担を減らし、考えるべき本質に集中してもらうための配慮です。
本来の問いは、「お客様の問題をどう解決するか」です。あるいは、「こんなことが実現すれば価値になる」という構想です。そこが人間の仕事の中心です。一方で、「ではそれをどう実装するか」「どの順番で進めるか」「何を調べればよいか」は、AIを相棒にしながら詰めていけばいい。全部を自分の知識の範囲でやる必要はありません。
AIの出力を「翻訳」する新しいコミュニケーションスキル
ただし、ここで一つ注意があります。AIの答えをそのまま人に見せるのはやめておいた方がいい、ということです。AIのアウトプットを生のまま出すと、相手との間に「やんわりとした拒否感」が生まれます。冷たい、雑、責任を持っていない、そんな印象になることがあります。だから必要なのは、AIの答えを人間が読み、整え、相手に伝わる形に直すことです。
これからの現場で求められるのは、「わからないので止まります」ではなく、「まずAIに聞いて、仮説を持って、必要なところだけ人に相談する」という働き方です。そして、AIの出力をそのまま投げず、人が受け取りやすい言葉や仕様に修正すること。これもまた、新しい時代のコミュニケーションスキルであり、仕事のたしなみなのだと思います。最後にAIの仕組みを知っていれば、AIが出す答えはあなたに最適化しているのであって、正しいわけではない、ということをわかって使うのも仕事のたしなみです。
以上で朝礼を終わります。
2026年3月26日 at 8:09 AM
AIに聞き、横流し。
これでは、自分の考えも入らず、ただの上辺のアウトプットにしかならない。
AIに聞き
自分の軸・考え方に当てはめてフィルタリング
自分のアウトプットとしてわかるように伝える
この繰り返しが、考え方を磨き、
様々な角度からの気づきを自分の糧にできると思いました。
普段、時間が足りず、
AIの知見をそのままということも思い当たります。
層ではなく、AIに聞き、自分の知識を補い、
そのうえでぶれない考え方で自分の言葉にして伝える。実践していきます。
2026年3月26日 at 10:07 AM
三層構造の上位層「目的・ゴール」は人
そのもとで、中間レイヤ、下層レイヤを構成していく
そのイメージで「AIに聞け」