おはようございます。10月23日SHIPの朝礼を始めます。
「事業」「事業計画」「成長」という言葉は耳慣れていても、「では事業成長を説明して」と言われると詰まりがちです。今日は読み終えた瞬間から、すらすら説明できる状態を目指します。
まず“目安となる数字”の代表が売上です。売上はとてもシンプルに
売上=客数×客単価。
これを誰にでも想像しやすいラーメン屋で考えてみます。
- 客単価:1,000円
- 席数:20席
- 滞在:1人20分(理論3回転/時)。混雑やアイドル時間を織り込んで平均 1.5回転/時
- 営業:11時〜21時(10時間)、年中無休と仮定
このとき1席あたり1.5回×10時間=15人/日。20席なら300人/日。
よって売上=1,000円×300人=30万円/日。
月30日で900万円/月、年なら1億800万円。
(たまたま空いていた/混んでいた日は上下しますが、考え方は変わりません。)
私たちの事業に置き換える
私たちの売上は、性質の異なる2つの「客数×客単価」の和です。
- a:顧客数×客単価(初期制作費〈イニシャル〉)
- b:顧客数×客単価(サービスフィー)
つまり 売上=a+b。aは導入時に発生する初期制作費(イニシャル)、bは運用・サポート・継続価値に対して頂くサービスフィーです。同じ掛け算でも、キャッシュの発生タイミングと継続性が異なる2本柱だと覚えてください。
事業成長と売上成長の関係
次に事業成長。事業と売上はイコールではありませんが、事業成長と売上成長には強い相関があります。成長がメンバーの物心両面にプラスに働く条件は――
- 顧客数が増える(既存維持+新規純増)
- 客単価が上がる(提供価値の向上・上位プラン化・成果連動の設計)
逆にマイナスに働くのは――
- 顧客数が減る(解約・離反が増え、新規が追いつかない)
- 客単価が下がる(値引き常態化、低付加価値化、ダウングレード)
今日からできる「関わり方」は2つだけ
- 顧客数を増やす役割を担う。 見込み創出、受注率向上、オンボーディング改善、解約率低減、紹介設計。結果としてaにもbにも効きます。
- 客単価を増やす役割を担う。 価値設計の磨き上げ、デジタルシフトの増加・AI実装、成果可視化、教育・分析・自動化の提供。aの初期制作費とbのサービスフィーの双方で単価を底上げします。
実務では、a(初期制作費)とb(サービスフィー)を分けて設計・検証しましょう。新規獲得や導入速度の改善はaに効き、継続価値や成果創出の仕組み化はbに効きます。さらに、解約率・平均契約期間・アップセル率・ARPU(顧客当たり月次売上)を定点観測すると、売上だけでなく伸び続ける力まで把握できます。
まとめ
売上=客数×客単価。 売上(a:初期制作費+b:サービスフィー)を分けて見て、顧客数と単価のどちらにどう効かせるかを、日々の仕事で言語化する。まずはこの2要素に興味を持ちましょう。
全体会議では、「顧客数増えた?」「顧客数減った?」「単価は?」「なぜ?」と、自分事で興味を持ってみましょう。「自分の働きがaとbのどちらに、どれだけ効いたか」を数字で語りましょう。数字で語れるチームは、必ず強く、そして速くなれます。
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