ビフォーアフター社長日記

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モチベーションの正体 3月12日 SHIPの朝礼

おはようございます。3月12日SHIPの朝礼を始めます。

マネジメントの永遠のテーマのひとつに、「メンバーのモチベーションを上げる」というものがあります。現場では正論として「モチベーションが上がらないから行動できない」「もっとモチベーションを上げてほしい」という声がしばしば発せられることがあります。私が新入社員だった1980年代でも状況は一緒でした。

モチベーションは「行動の後」についてくる

しかし、このモチベーションが独立して存在し、その後に行動があるという考え方を考察してみたいと思います。

モチベーション(やる気)が上がった過去を思い出してみてください。何もしていない状態から突然湧き上がってくるものでしたか?誰かからもらったものでしたか?

実際は何か行動した後に、例えば昭和であればいやいや参加したボーリング場でおもいがけずストライクをとったときに、「次もうまくいくかもしれない」「もっとやってみたい」と期待する心、それがモチベーションです。何か小さくても「成功」を体験したときに、「次はもっと、、、」、それがモチベーションの正体です。

つまり、モチベーションは「成功体験の後」に生まれるものなのです。

「やる気が出ないから動けない」という堂々巡り

しかし、ここで一つの厄介な壁にぶつかります。それは、「行動して小さな成功を得ないとモチベーションは生まれない。しかし、モチベーションが上がらないから行動できない」という堂々巡りです。

この壁を前にして「では、どうすれば行動を起こせるのか?」と問われれば、「とにかく壁を突破する(無理にでも行動する)しかない」というトートロジー(同義反復)に陥ってしまいます。理屈で考えているうちは、このループから抜け出すことはできません。

マラソンに見る「準備」と「自信」の壁

この状況を、マラソンに例えてみましょう。

世の中には、いきなり「次は東京マラソンを走るぞ!」と軽やかに行動を始める人がいます。一方で、「マラソンはきつそうだから、相当準備して練習してからじゃないと絶対無理だ」と足踏みする人もいます。

後者の人に対して、「いきなりフルマラソンが無理なら、5キロや10キロのマラソン大会もあるよ。まずはそこから走ってみれば?」と提案したとします。

しかし、行動できない人はこう答えます。「いや、それでも自信がない。やはりしっかり準備をしてからでないと……」。結局、どれだけハードルを下げて小さな成功を用意しても、「準備」や行動前の「自信」を求めてしまう限り、最初の第一歩を踏み出すことはできないのです。

壁を突破する鍵は「わくわくする未来」

では、この「自信がない」「準備が必要だ」という無限ループから抜け出すには、何が必要なのでしょうか。

それは、綿密な計画でも、論理的な説得でもありません。結論から言えば、「どんな未来にわくわくするか」です。

「完走した後のビールは最高に美味しいだろうな」「やり遂げた自分はきっと誇らしいだろう」。今の自分にできるかどうか、準備ができているかどうかは一旦脇に置き、純粋にその先にある未来を想像して心が躍るかどうか。

その「わくわく」という感情こそが、理屈や準備の壁を飛び越え、最初の一歩を生み出す微かな衝動となります。そしてその一歩が小さな成功となり、次なる本物のモチベーションへと繋がっていくのです。

だからこそ、モチベーションの有無を問う前に、まずは「わくわくする未来を考えること」。それはマネジメントにおいても、自分自身の人生においても、とても大切なことです。

以上で朝礼を終わります。

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