ビフォーアフター社長日記

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お客様の問題・解決を通じて成長する 1月6日 SHIPの朝礼

おはようございます。1月6日SHIPの朝礼を始めます。

昨日の事業計画会議の振り返りをします。

昨年の事業計画スローガンは「お客様の問題・解決を通じて成長する」でした。
これは全社方針のコアであり、ダブルダイヤモンド(発散と収束)のフレームワークを日常業務に取り入れ、顧客満足と生産性の向上を目指そうという取り組みでした。

実際に成果が出たチームと、課題が残したままのチームとがありました。
この両者を分けたものは何だったのでしょうか?

それが私が「フレーム思考」と呼んでいる考え方のアプローチです。


成功事例を「3つの要素」で解剖する

昨年のベストプラクティスとして「AIO対策パック」のリリースを取り上げ、なぜうまくいったのかを解説しました。
多くの人は成功の理由を一つに絞りたがりますが、現象というのは常に複合的です。私はこれを以下の3つのフレームで説明しました。

  • 1)外部要因
    時流(線)を先導しており、時間軸の中で優先順位が高まるタイミングだった。
  • 2)顧客の関心にマッチ
    「集客」という明確な目的があり、投資の必要性と合致していた。
  • 3)シップ(自社)側の提案
    単なる機能提供ではなく、上位レイヤー(考え方)での提案であり、根本思想が明確だった。

この3つが重なり合ったからこそ、成果が生まれたのです。

「単一の原因」を探す危うさ

一方で、耳の痛い話もしました。サービス解約のグラフを見せ、以下の2点をディスカッションしたときのことです。

  • 顧客が離脱した理由は?
  • 離脱を止めるために「解決すべき課題」は何か?

発表は求めませんでしたが、狭い部屋ですから話の内容は聞こえてきました。予想はしていました。「成果が出なかったから」「顧客理解が悪かった」「マネジメントのせい」といった、単一の原因を挙げる声が多く飛び交っていました。

はっきり言いますが、単一の原因を特定しようとする思考は、「解決すべき課題」から私たちを遠ざけます。

なぜなら、特定した「ひとつのこと」を解決しようとしても、実際には要因が複合的であるため、現象(解約)は変わらないことが多いからです。
「あれをやってもダメだった」と改善アクションが止まり、思考が硬直して、何も着手できなくなる。これが最も悪い結果を招きます。

成功事例と同様に、失敗(解約)もまた、フレームで構造的に捉えなければ防ぐことはできません。

「作業」を「解決」と勘違いしないために

会議の直後の営業部のミーティングでは「疎遠になったユーザーへのアプローチ」がテーマでした。これもまさにフレーム思考が必要なテーマです。

でていた案は、「リストを作ってコンタクトする」というものでした。
しかし、これは解決すべき課題が飛ばされ、コンタクトという「アクション(作業)」だけが決まっている状態です。

  • なぜ疎遠になったのか?
  • その原因の解像度を上げ、どう解消するか?

この「解決する段取り全体」を課題として設定せずに、ただコンタクトしても、「反応が悪かったです」で終わってしまうことが容易に予想できます。大切な時間を浪費するわけにはいきません。

犯人探しをやめて、芯を食ったアクションへ

これは営業部だけの話ではなく、全社員に当てはまることです。

「単一の原因」で物事を捉えて動くと、徒労に終わります。
そして成果が出ないと、次に起こるのは「誰が悪かったのか」という犯人探しです。これは最も貧しい思考です。

問題は、解決するためにあります。犯人探しは不要です。

  1. フレーム思考で、複合的な要因を構造として捉える。
  2. そこから導き出した仮説をもとにアクションする。
  3. 結果を見て修正し、またアクションする。

この試行錯誤のプロセスこそが重要です。繰り返すうちに、いつか必ず「芯を食ったアクション」に到達します。
それこそが、私たちにとっての「鉄板のノウハウ」となるのです。

今年も、目の前の現象を「点」で見ず、「面(フレーム)」で捉え実践することに再挑戦します。


以上で朝礼を終わります。

6 コメント

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  1. AIOのベストプラクティスもサービス解約という問題も
    ・時流、先手=ブルーオーシャン
    ・顧客の興味関心(期待、危機感)=集客
    ・考え方=他社との違い、企業価値
    そして
    ・三層構造=方針を具象化する中間の機能
    が要因、鍵であり、
    あらためて今期方針を進める上で明確になった機会でした。

    現象は常に複合的な要素で構成される。

    N×Rで支援するセールスプロモーション領域でも、
    外部要因としての競合の状況や補助金などの動きや季節性。
    興味関心にマッチする商品やサービスの費用や機能のベネフィット。
    そもそもその会社様の認知度などアドバンテージ。
    など要素は複数あり、
    だからこそN×R=CVの基準値(起点)は各社ごとに異なる。

    これをフレーム思考で理解し、
    正解はないため仮説を元に実行と検証を繰り返す。

    自社であってもお客様に対してもすべて考え方は同じ。

    問題は解決するもの。
    様々な問題解決に向け、フレーム思考で三層構造で挑戦する1年にします。

  2. おはようございます。
    昨日の営業会議でもそうでしたが、目線が下がり、主語が自分になること。
    これでは、視線が低いままで全く進歩なく、点での思考が変化しないこと、改めて理解しました。

    作業をやりました。

    ここから脱して問題をとらえ、その解決策を顧客のメリットを考えて提案して選択いただく。
    改めてインストールされている考え方をフレームで考えられるようにインストールしなおします。

    • 点思考マネジメントは顧客を失うばかりでなく
      犯人探しにより仲間を失うことにつながることが多いのが最大の問題なので
      点思考→フレーム思考への移行が
      最大の解決すべき課題です

  3. 営業会議でも今の行動を振り返り、全部逆のプロセスで行動する。
    このような結論に至ることがあります。
    この場合、元の思考が点になっていたことの証拠と理解できます。

    問題が起こると表面的な現象から解決する癖を無くし、
    同じ業種、同じ課題であることからフレーム思考を身につけます

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