ビフォーアフター社長日記

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『戦わずして売る技術』から学ぶ(1) 9月8日 SHIPの朝礼

『戦わずして売る技術』から学ぶ(1)

おはようございます。9月8日SHIPの朝礼を始めます。

2002年「北の達人コーポレーション」を資本金わずか1万円から創業し、東証プライム上場・時価総額1000億円企業に育て上げた木下勝寿社長。その歩みは「売上最小化、利益最大化」という独自の経営哲学と、徹底したWEBマーケティングの実践に裏打ちされています。フォーブスアジア「優良中小企業ベスト200」選出や紺綬褒章の受章など輝かしい実績を持つ木下氏が、このたび最新著『戦わずして売る技術』を刊行しました。マーケターであり現役経営者としての知見が凝縮された一冊。シップ社員には職種を問わず一読をおすすめします。今週はこの書籍から当社の「解決すべき課題」と重なる部分をピックアップして紹介していきます。


102Pから

Webマーケティングの肝は
「どんな人に」「どんなことを」「どのように」
伝えるかだ、とあります。

ここはうなずくのみだと思います。抽象レイヤーで表される原理原則です。ここから現場レイヤーに落とし込むときに、個人の「思いつき」「点」発想で、レイヤー間のつながりが断ち切られることが多く見られます。


104Pから

「どんな人に × どんなことを」。この組み合わせが変われば、まるで別世界のように、人々の心は異なる反応を示す、とあり、「北の達人式顧客ニーズの9段階分類」のフォーマットが紹介されています。

  • 第1段階:対策の必要性に気づいていない人
  • 第2段階:対策の必要性に気づいているが、その悩みは一時的なものだと思っている人
  • 第3段階:対策の必要性を自覚してはいるが、まだ何もやっていない人
  • 第4段階:対策を色々と検討し始めている人
  • 第5段階:対策を色々と検討してかなり詳しくなっている人
  • 第6段階:対策の手を打ち始めた人
  • 第7段階:すでに対策用のお気に入りの商品を使っていて、それに満足している人
  • 第8段階:お気に入りの商品はあるが、他にもっといいものはないか探している人
  • 第9段階:色々試したが、結局満足するものはなかった人

この分類に基づいて、エイジングケア用のナイアシンアミド(シワ改善成分)配合の薬用クリームを販売するための具体的なメッセージを考えてみよう、という展開です。


まださわりですが、原理原則を現場に落とし込むときに、担当者の思いつきや点発想に陥らせない思考ルートがあります。9段階とは、マトリックスの形にして縦軸・横軸を組み替えて生成されるようなルールがあり、どんなケースにも対応できるであろうことが想像できます。


106P~109Pから具体例

第1段階:対策の必要性に気づいていない人
→「30代からの“ある習慣”が、50代でシワゼロの『時を止めたような素肌』をつくる」
30代くらいでまだシワがない人、あるいは小さなシワをあまり気にしていない人に対して、今からの対策の必要性を感じてもらうためのメッセージです。

第7段階:すでに対策用のお気に入りの商品を使っていて、それに満足している人
→「何年も同じケアを続けていませんか? この12カ月で変わった、エイジングコスメの常識」
現状に満足し情報を追っていない人に、「実はもう一歩進んだ選択肢がある」と気づかせて行動を促すきっかけを作るメッセージです。


当社の仕事でいえば、広告文の制作の場面に重なります。
「どんな人に」「どんなことを」。

ニーズの9段階フォーマットをそのまま真似してほしいわけではありません。重要なのは、何かに取り組むときに俯瞰的にMECEを観る視点を持つことです。

*「MECE」(ミーシー)は「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」の略で、「漏れなく、ダブりなく」という意味の概念です。

目線を上げて俯瞰してMECEを観ることで、顧客の知見を取り込んだ検討・議論が正しくできるようになる、という点が大事だということです。


分量的に今日はここまで。以上で朝礼を終わります。

8 コメント

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  1. 今やっているほとんどの仕事がこの内容を常に考えることだと
    最近気づくと、これが頭の中で一つのフレームになりつながっていきます

    この状態でどんどん練習していくことだと思います。
    点や思い付きを無くし常に正しいことの実施をしていけるようにしていきます

  2. おはようございます

    原理原則があり、フレームで考えられるようにすること。
    ここが抜けてしまうと、たんなる思い付きになり、その思い付きをいくら実行しても、何も生まないので、目線を引き上げ、検証サイクルを回し、良い状態を維持発展させていく。

  3. 「だれが」「どんな人に」「どんなことを」「どのように」

    自身としては、当社の顧客の特性や住宅リフォーム市場における課題を大前提を理解した上で、
    アドバンテージとベネフィットに置き換え顧客の知見を盛り込み
    さらに今回紹介いただいたMECEを見る視点を持ち企画を創れるようにしていきます

    また、セールスプロモーション領域においては
    上位レイヤーの考え方・原理原則を可視化し、制作設定~運用まで現場・個別の事案に落とし込みをし全体の問題解決をしていくことに挑戦していきます

    • >「だれが」「どんな人に」「どんなことを」「どのように」
       
      基本は同じ仕事の本なので、置き換えをして学ぶとありったけ栄養になります

  4. おはようございます。

    マーケティングの原理原則「どんな人に」「どんなことを」「どのように」伝えるかが重要。またこれを現場に落とし込む際には、担当者の思いつきや点での発想で繋がりを失わないことが求められる。

    私自身も現場で業務に取り組む際、目の前の作業にとらわれず、常に「誰に・何を・どう伝えるか」を意識することを徹底しています。顧客の段階や背景を意識した発想を持ち、MECEの考え方を習慣にし、点で終わらず線や面で物事を捉える姿勢を実践する。より質の高い成果につなげていくことを目指します。

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