ビフォーアフター社長日記

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Google検索は「リンク一覧」から“AI体験”へ 5月26日 SHIPの朝礼

Google検索は「リンク一覧」から“AI体験”へ――変わる検索と、私たちが取るべき次の一手


おはようございます。5月26日SHIPの朝礼を始めます。日本時間 2025 年 5 月 21 日 2 時より開催された Google I/O では、インパクトの大きな発表が次々にもたらされました。最近 AI オーバービューの内容とその対策をまとめて方針にしましたが、まだ日本では公開されていない AI Mode を含めて、今後の取り組みの方向を示したいと思います。

音声はこちら
https://nobuyukikomatsu.com/wp-content/uploads/2025/05/Google検索AIモード最新情報.wav

Google 公式ブログ:Search の AI Mode アップデート

2025 年 3 月、Google は AI オーバービューの適用地域を一気に拡大し、さらに米国限定で AI Mode という新モードを公開しました。検索結果の最上部に要約カードを挿し込むオーバービューだけでも十分インパクトがありましたが、AI Mode は検索そのものを「会話・意思決定・タスク実行」のプロセスへ押し上げると宣言しています。検索行動の前提が書き換わるいま、私たち Web 支援企業はクライアントの健全な発展を守る “先導役” としてどんな準備をすべきか──その要点を整理します。

AI オーバービュー:質の高いサイトには“新しい入口”

Google は「オーバービューが表示されたクエリではクリックがむしろ増えた」と説明します。要約に引用元リンクが併記され、ユーザーは「信頼できる一次情報をもっと詳しく読みたい」と感じやすいという理屈です。対照的に、外部調査では「表示回数は伸びても CTR は平均で約 30% 低下した」とするデータも報告され、業界では “ゼロクリック検索” 回避策が議論になっています。
ただしオーバービューに採択される条件は明快です。専門性・独自性・網羅性を備えた高品質コンテンツであること。ユーザーが深掘りしたくなる「続きを読む動機」を記事内に用意し、要約の先に価値を提示する――これが送客維持のカギとなります。

AI Mode:検索体験を“対話と実行”へシフト

AI Mode は Gemini 2.5 をベースに、Web・マップ・ショッピング・ナレッジグラフなど Google 全資産を横断して回答を生成します。航空券の比較から予約確定、出張日程を Gmail から取得してホテルをブッキングといった “エージェント機能” もロードマップに含まれ、検索は「探す」から「済ませる」へ進化しつつあります。
このモードで問われるのは、情報を 機械が理解できる形 で提供しているかどうか。製品スキーマFAQ スキーマイベントスキーマ などの構造化データを丁寧に整備し、Google が容易に情報を取り込める土台を築くことが送客維持の生命線になります。

計測と可視化:いまこそ“測れる設計”を

課題は計測の不透明さです。現時点で AI Mode 経由の流入が Search Console で識別できるかは不明瞭で、オーバービューもクリック属性が判別しづらい状況です。そのため 入口から CV(コンバージョン)までを一気通貫で測る設計 が急務となります。

  1. UTM パラメータ/イベント計測──クリック判別用パラメータを必ず付与し、GA4 で流入元を補完
  2. 自社 DB との ID 連携──会員 ID・Cookie ID を横串で把握し、LTV を可視化
  3. ダッシュボード自動化──AI Overview 出現率、CTR、CVR を日次で把握する BI 基盤を整備

私たちが果たすべき三つのアクション

  1. 情報の構造化を徹底──スキーマ実装支援とコンテンツ品質監査で、AI に選ばれる土台を構築
  2. 計測の再設計──AI 流入を可視化するトラッキング戦略と KPI ダッシュボードを標準装備
  3. AI ナレッジ共有──最新動向を週次でアップデートし、施策を俊敏に反映

AI オーバービューが浸透し、AI Mode が日本でも公開される日は遠くありません。検索は「情報探索」から「課題解決とタスク実行」へ――この地殻変動の先頭に立ち、お客様の事業を伸ばすエンジンとして私たちは伴走し続けます。

変化はチャンス。AI と Web の2刀流で顧客支援のアップデートをしていきましょう。

以上で朝礼を終わります。

10 コメント

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  1. おはようございます。
    AIMODE、体験

    お客様とミーティングを通じてお話していると、
    AIオーバービューの体験を実際にされていて、
    その体験から行動が変化されていることを確認しています。

    今起こっていることがまさにそれなので、探す→済ませる。

    自分で選ぶことから、実際にぴったりな回答を求めるようになっているので、
    表示されたリストはクリックしないということは自分でも、生活でも起こっています。

    まずは、AIに好かれるとは?
    ここの見識を持ち、お客様と一緒に体験、共有してパートナーとして試行錯誤しながら、
    良い状態を創り出します。

  2. お客様自身も体験している次世代の検索

    短期的、単なる反響がどうか
    の視点ではなく、未来を見て新しいことへの対応を腰据えてやっていくことかと思います。

    そのためにまずは自分が勉強し語れるようになります。

  3. オーバービューに採択される条件は、専門性、独自性、網羅性であり、高品質なコンテンツである必要がある。
    検索では、探すから済ませるに進化しつつあるから、理解されやすいような構造化が重要である。
    AIとWEBで情報の構造化、計測の再設計とAIナレッジ共有で課題解決とタスク実行へパートナーとして一緒に行う、問題解決者の意識をします。

  4. おはようございます。

    AIオーバービューは、検索結果の一番最初にAIが要約したものを表示する機能で、Googleは、要約に引用元リンクが併記されたことにより、ユーザーが「信頼できる一次情報をもっと詳しく読みたい」と感じやすく、「要約が表示されたクエリでは、クリックがむしろ増えた」と説明。しかし一方で、外部調査では「表示回数は伸びても CTR は平均で約 30% 低下した」とするデータも報告された。
    AI Mode は Gemini 2.5 をベースに、Web・マップなど Google 全資産を横断し、回答を生成。航空券の比較から予約確定、出張日程を Gmail から取得してホテルをブッキングといった “エージェント機能” もロードマップに含まれている。しかし、このモードでは、情報を機械が「理解できる形」で提供しているかどうか、が問われる。
    AI Modeの誕生により、検索は「探す」から「済ませる」へ進化しつつある。”検索行動の前提”が書き換わっていく今、私たち Web支援企業は、クライアントの健全な発展を守る “先導役” としてどんな準備をすべきか。

    先導するものとして、まずは自分が最新情報の理解を深めること、追いつくこと。AIの、海外での最新情報にも興味を持ち、考えをアップデートしていきます。

  5. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。

    AIモードに関して、重要なのが「情報の構造化を徹底・計測の再設計・AI ナレッジ共有」の3つということがわかりました。
    情報の構造化とAIナレッジ共有は以前から行っていることではありますが、今回のAIモードに際して改めてその重要性を再認識できました。

    情報の構造化は一朝一夕でできるものではありませんが、情報の共有はすぐにでもできることかと思います。先週の動向を含め、最新の情報を分かりやすくまとめて共有するのも自分の役割なので、まずはインプットと勉強をして、いちはやく情報を共有していきます。

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