ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

報徳流地方創生塾で学んだことと「積小為大」の実践 3月17日 SHIPの朝礼

おはようございます。3月17日SHIPの朝礼を始めます。

3月15日・16日、小田原の二宮報徳神社で「報徳流地方創生塾」に参加し、多くの学びを得ました。その中でも特に印象的だったのは、二宮尊徳の考え方が単なる勤勉や努力の話にとどまらず、地域の再生や社会全体の繁栄へとつながる「実践の哲学」であるという点です。尊徳は、精神論を説くだけではなく、現実の困難な状況の中で、具体的にどう行動すれば未来を切り開けるのかを示しました。

その核心にあるのが、「積小為大(せきしょういだい)」の思想です。

「積小為大」──小さな積み重ねが未来を創る

仕事の現場では、目に見える成果をすぐに求めがちです。しかし、偉大な成果の多くは、小さな積み重ねの上に成り立っています。二宮尊徳が実践した「積小為大」は、まさにこの考えを体現するものです。

尊徳は幼少期に両親を失い、貧困の中で生きていました。しかし、彼は田植えの後に捨てられた苗を拾い集め、別の場所に植え続けました。誰も見向きもしないその小さな苗が、やがて一表(約60kg)の収穫となり、翌年、翌々年と収量を増やし続けたのです。この行動には、明確な目的がありました。「ただ生きるため」ではなく、「未来の豊かさを創るため」だったのです。

この考え方は、現代のビジネスにも直結します。例えば、日報に小さな発見を書き続けること。些細な気づきや改善点を言語化することが、やがて大きなイノベーションにつながります。最初は何の価値もないように見えるかもしれませんが、積み重ねることで、組織の知見が蓄積され、成長の糧となるのです。人の学習も同じで、小さな努力を継続することで、スキルも知識も確実に磨かれていきます。

「荒地は荒地の力で起こしかえす」── 逆境の中でも可能性を見出す

また、二宮尊徳には「荒地は荒地の力で起こしかえす」という教えがあります。尊徳は、藩から財政の立て直しを命ぜられた桜町(現在の栃木県真岡市周辺)に赴きました。そこは荒れ果てた土地で、人々も希望を失い、活力をなくしていました。しかし、尊徳は「今あるものを最大限に活かす」ことを徹底し、農地の再生を進めました。荒地を嘆くのではなく、その土地自体の力を引き出し、再生させることで、地域を立て直していったのです。

これは、あらゆるマネジメントにも通じる考え方です。リソースが不足しているからといって諦めるのではなく、今あるものを最大限活用し、小さな変化を積み上げていくことで、未来を切り開いていく。この考え方こそ、現代の企業経営や地域活性化においても、非常に重要な視点ではないでしょうか。

「今うまくいってない」に対し、捨てられた苗を拾って植えるように、少しずつでも変化をつくっていけば、豊かな未来が実ります。

以上で朝礼を終わります。

2 コメント

Add yours

  1. おはようございます

    二宮尊徳の考え方は学んだことがないのでインプットしてみます。

    >>
    現実の困難な状況の中で、具体的にどう行動すれば未来を切り開けるのかを示しました。
    「積小為大」──小さな積み重ねが未来を創る

    明確な目的を持ち、未来を作る確固たる意志。
    実際に行動し、積み重ねることで未来が開いていく。

    自身がブログに気づきをコメントしたり、
    毎回のミーティング準備→実施→方針に沿って振り返り、GAPの言語化→修正して再度実行

    この繰り返しをする中で、見えなかった景色や感じても言葉にできなかったことが言語化さえれていきます。
    何のために?ということを意識して、積み重ねることが成長につながる。
    今あるものを最大限に活用して、未来を作っていきます。

    • 親もなくし、おじの家にひきとられ、何もないときに、田植えの捨てられた苗を拾い、自分でつくった田んぼに植え秋には1俵の収穫につながったという具体的な逸話を知って、積小為大のすごみを感じました

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*