ビフォーアフター社長日記

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AIは愛 2月6日 SHIPの朝礼


おはようございます。2月6日SHIPの朝礼を始めます。

AI住まい相談チャットくんの商談が多くなってきました。下記はその中での実話のひとつで、お客様がおっしゃったことです。

自分は今50才、息子は10才。息子に工務店を継がせたいが、息子が大人になったとき、万が一自分が生きて経営を教えられない可能性もある。だからAIに自分の考え方や経験や知識を学習させて、◯◯社としてのあり方、この地域での営業のやり方、職人さんたちとの付き合い方、お金の考え方、自分がやってきた節税方法に至るまで、息子が質問したら自分と同じような答えを返せるように準備していきたい。

本当はもう少し踏み込んだ話もあるのですが、これくらいにしておきます。

どう思います?

「AIは愛」の意味は通じましたか? 

まずは基本的情報の整理をします。

AI住まい相談チャットくんは、Webサイトに設置され、サイト訪問者が質問をすると24時間365日休まずにその会社の情報を学習済のChatGPTが返答をしてくれるChatBotです。住宅リフォーム会社の守備範囲は広いので、実際の電話を受け付ける事務の方や一般顧客と商談する経験が十分でない営業は質問の答えに的確に応えることができないこともあり、そのときにAI住まい相談チャットくんに質問して勉強をするということが導入会社で自然発生しました。2つ目の用途です。そしてこのやり取りが音声でも可能になり、実験しても実用化に近いレベルなのでAIを使った無人ショールームを企画する会社も現れました。

AI住まい相談チャットくんを提供する当社としては、AIに毎日触れているとChatGPTなどの機能の飛躍的かつ継続的進化に驚かされるばかりですが、AI実用化の鍵はその会社の経験したことを「学習」することだということにも気づいていました。ChatGPTで一般論的な返答を導きだすことは容易です。求められているのはそれぞれの会社の考え方、知見、経験、ニュアンス、つまりカルチャー的なものをAIに学習させることで、まるでその人が語っているような内容で対話してくれることだと思います。SHIP社長AIは朝礼ブログを学習させたもので、朝礼ブログの書き言葉の限界と公開ブログという制限上、いまいち踏み込めていない返答がなされます。そこで今年に入ってからは、朝会、締め会、社内会議など音声情報を途中で必要な処理はしますがそのまま学習させています。これにより、まるで私が答えているような内容の返答が生成されるのを確認しています。状況が変化すると生身の私の話す内容は変わってきます。したがってずっと継続的に、負担をできるだけ少なく学習させることで時代に適合したAIが進化成長すると思います。

以上で朝礼を終わります。

*アイキャッチの絵はCANVAのDALL·Eに「AIは愛」をプロンプトにして生成させたものです。


4 コメント

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  1. 本当に考え方やノウハウの蓄積の価値は高いと思います。その人のニュアンス含めた考え方で返答をしてくれるというのは先を見据えても心強いです。
    自分も価値を実感してこの業界にもどんどん価値を伝えていきます

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    人手不足の解消、時間を有効に使うために、だけでなく、AIが人の想いを人に伝えていく、私も同様ですが価値に惹かれる方も多いと感じました。
    機械的に返すのではなく、読み込ませた人の特徴を捉えて返信するため、素直に受け止められることと思います。
    現在AI住まい相談チャットくんとPSTをご提案中のプロジェクトもあるため、私自身も価値や情報を日々取り込んで行きます。

    • >AIが人の想いを人に伝えていく

      あぁすごいことだ
      人類が初めて手にしたツールだ
      これはほんとに利用の仕方を人に幸せ方向に向ければいいと思いました

      一緒にこの世界線を作っていきましょう

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