3月30日小池東京都知事の緊急記者会見が発表されました。私は移動中に聞いていましたが、予定の20時を30分以上遅れて会場に姿を現したときにはいよいよ東京ロックダウン(都市封鎖)が発表されるのかと僕も少し緊張しました。
会見内容は、「感染爆発の重大局面だ」という立場は変えず、厚生労働省対策本部クラスター対策班により感染が認められる特定の場所(キャバレー等、ナイトクラブ等、バー、酒場等)に行かないこと、営業を自粛することという強い注意と要請でした。
日本は他国とは違う独特の方針で新型コロナウィルス感染症の対策を行っていて批判も多いですが、政府や行政の方針決定においても、このクラスター対策班が大きな役割をしていることが今回の会見でもよくわかります。
クラスター発生の可能性をできるだけつぶして、経済活動の制限を最小限にして、医療システムの崩壊が起こらないよう発症の山を低く保つというギリギリ綱渡り的なやり方ですが、その方針の根拠は事実に基づき疫学解析・数理モデル解析により常に最適解を探っていくというものです。
会見後の質疑応答では「パチンコ店や性風俗店は規制しないのか?」という意味の質問がありましたが、「クラスター発生の事実は今のところ認められない」というような返答をされていました。
今の方針の検証はいずれされていくことになりますが、僕はこの「感染爆発の重大局面だ」という認識と「クラスター発生の事実」に基づく規制により、綱を渡り切っていくことを望みます。
個人の感染への注意は、それぞれが原理原則を徹底することです。
感染経路は飛沫感染と接触感染ですから、飛沫を避ける防衛と飛沫を拡散させないマスク着用、接触感染を防ぐために手指の清潔を保つこととモノや自分の顔についたウィルスを無意識に手指で触ってそれを鼻や目や口から感染させないよう細心の注意を払うことです。空気感染は事実が認められないのでむやみに恐れる必要はないようです。
住宅リフォーム会社もネットを使ったリフォーム相談やリフォーム見積といった非接触の営業手法の模索が始まっています。
弊社でもサポートさせていただいております。コロナ後もこの手法は進化を続けていくことと思います。
2月に語られた「この1、2週間が山場」の山はまだまだ延々と連なる気配ですが、個人個人が自分を守り、家族を守り、経営者は会社を守り、それぞれがそれぞれの領分を守り、乗り越えていきましょう。
2023年3月14日 at 7:09 AM
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