ビフォーアフター社長日記

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報徳仕法の知恵に学ぶ 3月18日 SHIPの朝礼

おはようございます。3月18日SHIPの朝礼を始めます。昨日野引き続き、3月15日16日に学んだことをシェアします。

報徳仕法の知恵に学ぶ

江戸時代に600もの村を再生させた二宮尊徳。彼の「報徳仕法」は、昔の地域の復興策ではなく、現在の当社の課題解決にも通じる深い知恵が詰まっていると思います。

1)まず、何のためにやるのか?(目的確認)

そもそも何のためにやるのか?を最初に考えるのが大事。尊徳も、村を立て直すときに村全体が長く続く仕組みを作ることを目的にしていました。

ここは何度も確認してきましたが私達も、お客様と話すとき「誰のどんな困りごとを解決するのか?」を明確にしないと、途中で迷子になります。お客様は何をおっしゃってもいいですが私達はお客様の真の目的確認に戻す必要があります。すべて「長く続く仕組みを作る」という報徳の考えに通じるものがありますね。

2)今の状況をしっかり調べる(現状把握)

目的が決まったら、次は現状を把握することが大事。尊徳も、村の土地や人口、借金の有無、何十年にもわたる過去の米の取れ高まで細かく調べ、それぞれに合った復興プランを作りました。

私達も、常にお客様のいらっしゃるところの市場調査が必須。競合がどう動いているか、ターゲット層は何を求めているのか、それに対して今まで何をやってきたのか、どんな手応えがあったのか、またこれから何をやりたいと考えているのかヒヤリングや業界の専門家の知見をふまえてしっかり調べることが成功のカギです。

3)今あるものを活かして計画する(荒地は荒地の力で)

調査が終わったら、「じゃあ、どうする?」を考えます。尊徳は「荒地は荒地の力で復興する」と説き、助成はむしろ断って、現地にいる人には荒地にしかみえないなかで、その地域の「強み」を見出しクローズアップしてそれを最大限に活かす方針を取りました。

これは現代ビジネスにも応用できます。顧客にヒヤリングしても「強みは特にないよ」と言われます。つい「◯◯社の成功事例は、、」と言いたくなりますが、他社のやり方をそのまま持ち込むのではなく、その会社の資源や歴史をレスペクトし活かすのが成功のポイントです。

4)無理をせず、続けられる形にする(分度の確立)

いざ実行するとなると、勢いで突っ走りたくなりますが、尊徳は「分度(ぶんど)」を大切にしました。これは「自分の身の丈に合ったやり方をする」という考え方。

お客様は3年で売上を倍にするとか言いますが、何をおっしゃられても実現可能な持続可能な計画にしないと、結局うまくいかなくなります。市場にもお客様にも適切なリソースとそれが生み出す付加価値を見極め自覚する必要があります。「大きく儲けるより、まず続けられる形を作る」—これが尊徳流の成功法則です。

5)独り占めしない、みんなで成長する(推譲)

最後に、尊徳の教えの中でも特に大事なのが「譲って損なく、奪って益なし」。つまり、「誰かに譲ることで得るものはあっても、人から奪っても結局はプラスにならない」という考え方です。

これをビジネスで考えると、独占するよりも、オープンに協力したほうが結局は長く続くことが多いんですよね。マンションリノベ塾では、TOIVOさんの成功のノウハウを惜しみなく推譲しています。私も多少の成功ノウハウは推譲しています。社内向けにはこのブログもそれにあたります。全体会議で全社情報を共有することもこれにあたります。

まとめ:報徳の知恵を今に活かす

二宮尊徳の報徳仕法は、単なる昔の成功事例ではなく、今のビジネスにも応用できるエッセンスが詰まっています。

  1. 目的を明確にする:何のためにやるのかを考える
  2. 現状をしっかり調べる:市場や環境を理解する
  3. 今あるものを活かす:手持ちのリソースを最大限使う
  4. 無理をしないで続ける:分度を守って持続可能に
  5. みんなで成長する:競争よりも協力を大切に

この考え方を取り入れることで、「長く続くビジネス」を作ることができるはずです。二宮尊徳の知恵をひとりひとりの仕事の知見として活かしてみてください!

以上で朝礼を終わります。

8 コメント

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  1. 1〜5まさに重要だと思います。
    1がないならまずは一緒に決めること。
    お互いに無駄な時間を使わない。

    目的を決めてから実行して振り返り、工夫する。できたできないの思いつきから抜け出して成長すること。自分やメンバーにたいしてこの応援をしていきます。

  2. おはようございます

    ダブルダイヤモンドの考え方
    問題・解決の順番の話も重ねて理解が深まります。

    目的確認→現状把握→知見を踏まえ、お客様をリスペクトして情報整理→強みにフォーカスして実現可能な共同プロジェクト化→計画の意図を踏まえた結果検証と修正

    この順番をお客様が選ばれる状態を作るために意識して実行します。

    • 経営者・マネージャーには教育者としての役割も一定割合あると思います
      そのフレームが先人の知恵と照らしても適合しているよ、ということを教えていくとよいと思います

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    二宮尊徳の知恵から、お客様の問題解決なために、PMと同じ目線で考えられるようにならなければならないことと、PMと比較すると目線が下がってしまう時が多いので、改めて、取り組む前に振り返るようにします。
    何のためにやるのか?誰のどんな困りごとを解決するのか?の目的確認、お客様の今の状況をしっかり調べ、ターゲット層は何を求めているのか、それに対して今まで何をしてきたのか、地域の在り方などを知る、今あるものを活かして計画する、独り占めしない、みんなで成長する、オープンに協力するシップの応援文化と、目の前の仕事にばかりにならないよう、取り組む前に振り返りをします。

  4. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。

    二宮尊徳の知恵は、1~5の一連の流れが重要だと感じました。1の目的を明確にすることを飛ばして現状を調べても自分本位な仕事になり、それ以降に関しても同様のことが言えます。「誰の・何のため」=お客様について理解することが、頂いた仕事を行う上で第一で、そのためには指示を下さった先輩、その先にいらっしゃるお客様の想いを知ることが必要かと思います。
    AIのサービスでも、お客様が実装に至る目的があって、そのうえでお客様の現状を調べ、既存のデータなどを有効活用するできるようFAQの作成など行っております。自分の行っている業務の流れができていて見落としがちですが、二宮尊徳の知恵と重ね合わせてみて正しいことができているかを意識して業務に取り組んでいきます。

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