ビフォーアフター社長日記

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r(反響率)を考える事例 5月2日 SHIPの朝礼


おはようございます。5月2日SHIPの朝礼を始めます。

朝会締め会などルーティン業務の中に学びがあります。昨日ある会社の面談状況が報告されました。
①BtoBの専業業態に会社が初めてBtoC事業を立ち上げる企画
②顧客側からリクエストされたサイトイメージは当時流行していた◯イザップ
③フロントエンドとしてリフォームのコンサルティングに申し込んでいただく
この案件はうまくいきませんでした。顧客側でもBtoCの要員の退職などもあり一旦縮小することになりました。

この総括をします。
マーケティングにおいて最重要の「認知」獲得ができなかった、ということです
a.顧客にとってはこの会社はそれまで聞いたことがない会社
b.顧客にとってコンサルティングという意味がわからなかった
c.認知獲得期間と予算を開始前に組み込んでいなかった
もうひとつdの要因がありますが、省略します
 
販促の相談はしょっちゅう受けますが、発信側がノリノリの「斬新系」はほぼ反対するか、最小限まで予算を削る提案をします。理由は顧客側がわからないからです。リフォームのチラシはどれもこれも似たようなものに見えませんか? だから「斬新系」の誘惑が首をもたげることがありますが、斬新系はリフォームのチラシには見えないので、目に止めてもらえません。LPでも同じで、スマートなLPにランディングさせられた顧客は、それが何の広告か理解するまで時間がかかるので離脱します。しかもこの会社はBtoCが初めてで顧客層に認知がありません。

n×r=成果のrの要素「顧客の認知浸透度 × 企画の需要喚起度」のどちらも開始時には低いスコアで、かつ認知浸透期間を計算に入れていなかったので、認知浸透する前に「反響なし→中止」という判断になったということです。

この会社様にはどんな提案をすればいいと思いますか?

以上で朝礼を終わります。


12 コメント

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  1. おはようございます。本日もよろしくお願いします。
    認知獲得に対してチラシという手段がありますが、これを「斬新系」にすることが目的になると本来の目的に到達することは出来ません。反響を獲得することが目的ならば、改めて現状を把握し、そのための最適な手段を洗い出す必要があると思います。
    そこでの提案は、やはり顧客の問題解決に焦点を置くべきだと思います。目標に対して現状とのギャップを理解してもらい、目先ではなく先のゴールに向けて小さな目標を提示することが必要だと感じました。

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。
    お客様の「斬新性」といったところにパッと見た時にリフォーム会社とわかり、認知のコアが確立しており、エンドユーザーに安心感を与えられるようなサイトであれば問題ないかと思います。斬新性から反響を得たいという気持ちは、思いつきがちでそれが他社との「違い、強み」と捉えてしまっているのではないかと考えました。大前提エンドユーザーには「わかりやすい、安心感、認知」させると言った要素が必要で、顧客獲得に繋がる。そのための戦略が必要であることをお客様にお伝えし、斬新性のサイトは果たして問題解決に繋がるのかといったところから一緒に考えていくべきだと思いました。

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    下層を制作する際、お打ち合わせで決まった認知のコアと、コンセプトをどのように視覚化したのか、言語化してから制作する事でTOPデザインだけでなく、各ページで会社様らしさが伝わるよう努めています。
    LP制作の際も、LPの役割や打ち出しただしていきたい内容にプラスして、TOPで表現したお客様らしさを踏襲する事で、〇〇会社様の〇〇キャンペーンページ!と、わかるように表現する事を意識しています。
    上記を言語化し、自分の足らない考え方やスキルを先輩方の指摘から改善し、より良いページを提供できるよう努めていきます。

    • アウトプットありがとう
      結果には原因があり、その関係を明らかにして
      次に良い結果を出したければ原因を変えることを
      相手と合意しながら進めていく
      そんな話でした

  4. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。
    リフォームのチラシに見えないという点は完全すべきだと感じました。認知させる「誰が」の部分がエンドユーザーに伝わったとしても、「何を」が伝わらなければアクションにつながらないと思います。
    これは先週のLP作成研修で学んだことで、これから実際の業務でも重要なことなので、引き続き念頭に置いていきます。

  5. 相手に起こっている現象を言葉にする。
    まだまだこの力が必要だと自覚しています。
    しばらく個人的な課題としてこの今起こっていることを言葉にする。
    ここの練習を行っていきます。相手もなぜうまくいかないのかがはっきりわかれば次への一歩を踏み出せるはずです。

    提案はシンプル。今までを総括し、
    お客様の中にあるリフォームといったらこんな感じ。
    ここはとらえたうえで方向性を決める。

    • >今起こっていることを言葉にする。

      顧客に関することでいえば、
      今起こっていることを言葉にして、同じ視点(起点)に立つ
      ということになります

  6. 反響→中止に至ったということは、
    まさか「認知」部分に問題があるとは、想像もしていないということなのかと思います。その背景としては、結果の数字だけを見ているという可能性があります。

    なのでまずは、
    一度、御社のことをまだ知らない消費者の目線になって、
    広告からホームページの出口までの流れを一緒に見て、
    原因がどこにあるかを分解して考えましょう。
    と提案します。

    まずはとにかく、数字だけを見ての対話から脱却し
    目で見て、お客様とSHIPでその認識を持つところがスタートラインかと思います。

    • 今起こっていることを言葉にして共通認識になって
      そこを起点にすれば、次を試していくということになります

      >数字だけを見ての対話から脱却し
      役に立たないので当然そうなります

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