ビフォーアフター社長日記

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「役に立つ」と「意味がある」 3月29日 SHIPの朝礼


おはようございます。3月29日SHIPの朝礼をはじめます。自宅の周りの桜も満開です。散歩も楽しい季節になりました。今日の朝礼では「役に立つ」と「意味がある」ということについて話したいと思います。

いうまでもなく当社のWebマーケティングの営業活動を日夜行っていますが顧客が買っているのはWebサイトでも広告費消費であるわけがなく、投資に対するリターンです。ここに対してはポエムにならずに、明確にお客様の「投資」と実現している価値「リターン」を説明できるようになっている必要があります。しかし顧客と「投資・リターン」だけの関係だけだと思うと少しズレます。処理速度が速く容量が大きく価格が手頃なパソコンは、買い替え頃により処理速度が速く容量が大きく価格が手頃な別のブランドのパソコンに買い換えらてしまいます。これだけだと代替可能な価値というわけです。

SHIPサイトでも公にしていていない社内朝礼ブログではありますが、公に閲覧可能なブログなので顧客名は伏せますが、昨日顧客のWebサイトリニュアルのプレゼンがありました。当然顧客としては当社以外の事業者からの提案も受ける立場にあります。私達の提案は、顧客企業と長年のお付き合いの中で、顧客企業の経営理念とそれによって展開されてきた新規事業の数々、その中での住宅リフォーム業の意味と位置づけ、Webで表現するシナジー効果、何よりも経営者の想いと想いに共感する社員さんへのリスペクトを土台としたこれから5年10年の未来にフォーカスしました。これは投資リターンの「役に立つ」存在というよりも、御社の営業のパートナーであり続けますという「意味がある」存在をプレゼンしたということになります。


「役に立つ」から「意味がある」へ、という考え方、モノの味方は山口周さんが『ニュータイプの時代』で展開したフレームワークのひとつで、例えばトヨタ車的な「役に立つ」価値とベンツ車やフェラーリ車的な「意味のある」価値との対比を行っていて、現代の付加価値がどこにのるのかという考察になっています。その意味では僕の引用は本家の話とは少し違っていますが、この言葉使いはわかりやすいと思ったので注釈付きで「役に立つ」と「意味のある」を使いました。

私達は顧客に対して「役に立つ」のは当たり前、経営理念の根本を理解して伴走する「意味のある」存在を目指していきましょう。

以上、SHIPの朝礼を終わります。本日も一日よろしくお願いします。


8 コメント

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  1. 住宅リフォーム業も、役に立つ➡意味のある。ここへのフォーカスですね。得意な事業領域はありますが、誰から買っても同じ設備交換➡あなたから買うことで意味のある設備交換。
    同じフレームの中でも違いが出せる。意味のあることの整理と表現・拡張を行っていきます。

  2. 今はまだ、企業様の理念や方針への理解度はまだまだ浅いのが事実ですが
    5年後10年後振り返った時に「新しい船出をシップと一緒にやって本当に良かった」
    そう言って頂けるように、踏み込ませて頂きたいという決意を込めてプレゼンさせて頂きました。

    経営理念やビジョンをどれだけ深く理解し、表現できるか。
    想いのある企業様と「人々が幸せになる住まいと暮らしの文化を創造する」。
    正式にご発注頂けたら、シップの理念を実現する「志事」として、働く意味・原点に立ち返りながらプロジェクトに臨みたいと思います。

  3. 役に立つと意味のあるこの違いの解釈として、僕が意味あると感じるのは自分の価値観や自分の考えに合うものだと思います。
    そこで改めてKOMAZAPで社長にずっとアドバイスいただいてきたこの人はこんな人だから…この部分を理解することで役立つから一歩踏み込んでいけると思います。
    ここは日々のMTGをこなしているとついテンプレのような対応になってしまうのは注意が必要だと改めて思います。

  4. 役に立つだけだと理屈っぽいことだけに集中しやすくなるので、どう意味のある存在になるか。各社の理念や想い、狙いや目標の理解がどこまでできているかで変わってくると思います。

    お客様毎に理解度が違うのではななく、高いところでの理解が平等に行き渡るようにしていく。
    一人ではできないので、チーム・ペアで補ってレベルアップする。
    接点の機会では踏み込んで話をしていき、意味のある存在にSHIPがいる状態を作る。

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