「僕は君たちに武器を配りたい」は、2019年8月10日に47歳の若さで亡くなった瀧本哲史さんの
「武器」とは何かといえば、「10年後も20年後も通用する『一生モノの発想』(エッセンシャル版P23より)」のことです。もともとは学生など若い人向けに書かれたようですが、実際はビジネスマンの支持を得て2012年ビジネス書大賞を受賞しています。
漁師を例に「儲かる漁師」を次の6つのタイプに分類して、まずはこの6タイプの人種になることを示しています。
1.【トレーダー】商品を遠くに運んで売ることができる人
2.【エキスパート】自分の専門性を高めて、
3.【マーケター】商品に付加価値を付けて、
4.【イノベーター】まったく新しい仕組みをイノベーションでき
5.【リーダー】自分が起業家となり、みんなをマネージ(管理)
6.【インベスター=投資家】投資家として市場に参加している人
しかし、即座に「トレーダー」「エキスパート」については、「コモディティ化が進む現在の社会では、これまでならば、様々な職場で求められ活躍できたタイプの人種が、どんどん必要とされなくなっていく。」とも警告しています。8年前の著作ですがまさに慧眼の至りです。
話は変わりますが、2019年8月からスポーツ報道を席巻しているのが「スマイル・
彼女から教えられたのは「笑顔は武器」だということです。彼女はアスリートなので笑顔は人気のためではなく、メンタルを維持するためなのだと思いますし、それを習慣にし、体質にすることによって、「武器」にまで昇華させたのだと思います。
「あなたの武器は何ですか?」
すべてがあっという間にコモディティ化する時代に、あらためて闘うための「武器」を確認することが必要です。
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