ビフォーアフター社長日記

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どうやら消費税はあと3か月で10%になります


7月4日から第25回参議院議員選挙が公示になり7月21日に投開票が予定されています。僕は安倍首相が消費税増税撤回、衆議院解散、衆参ダブル選挙をサプライズ決定して怒号の中で断行することを予想していましたがあえなくはずしてしまいました。予想していたというよりも「増税は辞めた方がいいんじゃないの」という気持ちで、消費税撤回を希望していたという方が正確です。

買い物をはじめとして消費のたびに10%の税がついてくるのを見ると、8%のときよりも2倍くらい消費意欲が萎えてくるような気がしますので、10月からいろんな消費指標は落ち込むだろうなと思います。マスコミの予想でも僕らの肌感覚でも政権与党が過半数以上の議席を確保することは今のところ確実でしょうし、万が一与党側が苦戦しても参議院選挙なのでよほどのことがない限り、消費税は10月から10%になります。

そうと決まったら対策です。
パレートの法則に従うと、2割は増税が関係のない顧客、2割は増税を期にピタッと消費意欲が止まる層、6割はムードで動く層です。政府は昨年11月に平成31年10月に予定する消費税率10%への引上げに伴う価格設定のガイドライン(指針)」を発表しています。これによると前回の8%増税のときに禁止され「消費税還元セール」のような直接的なコピーは引き続き禁止の意向ですが、「10月1日以降2%値下げ」「10月1日以降○%ポイント付与」などの表示は認められます。政府のキャシュレス5%還元なども含め折り込みチラシやホームページを連動させて、「我が店舗では増税後でも増税負担がないばかりか、むしろ得する」というムードを定着させて、減る2割を覚悟しつつ、中間の6割を取り込むことを狙って行けば、下り坂突入準備は万端だといえます。ピンチをチャンスに変えていきましょう。


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