ビフォーアフター社長日記

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頑張る理由


 少し前になりますが、映画「クリードⅡ」を家族で観に行きました。この映画は40年以上前に主演・脚本シルヴェスター・スタローンで制作され、大ヒットしたロッキーシリーズの第7作目にあたります。戦闘心が盛り上がってくるような主題歌の旋律は、今でも夏の甲子園大会のスタンドでも演奏されていますので、映画を観たことが無い人にも記憶されている名曲です。7作目のクリードⅡでも盛り上がっていく戦闘場面では、ロッキーのテーマ曲”Gonna Fly Now”が流れます。これを耳にすると、人生何度目の”Gonna Fly Now”なんだろう…と少し感傷的になる人も、僕くらいの人には多いかと思います。

 映画ロッキーは、実にシンプルなストーリー展開で構成されています。最初の映画ロッキーは、世界チャンピオンのアポロ・クリードの思いつきから「イタリアの種馬」ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)により寝耳に水的にチャンピオンマッチが組まれ、ロッキーは勝ち目の無い戦いの場にひきずりこまれる状況になりました。その時は、戦闘心はほとんどゼロです。その頃ペットショップに勤める女性エイドリアンと出会い、恋をします。ロッキーは彼女に「もし最終15ラウンドまでリングの上に立っていられたら、自分がただのゴロツキではないことが証明できる」と、エイドリアンのために試合に臨む決意をします。それからコーチに激しく厳しいトレーニングを課してもらい、身体を鍛えリングにあがっていきます。壮絶な打ち合いの中で試合終了。約束した15ラウンド終了のゴングと判定負けの審判が告げられ、判定に納得しない観衆の騒然とした中で、ロッキーは試合の結果には興味は無く、「エイドリアン」の名を叫び、彼女を探します。リングにあがってきたエイドリアンとの抱擁のシーンで映画は終わります。

 何かの経緯で闘うことになる。気が進まない。愛する人のために闘うことを決意する。過酷な訓練をする。リングでは死闘が繰り広げられる。試合結果は出るがそれより大事なものを確かめる。おおよそこういうストーリーで「愛する対象、守る対象」のために闘うというテーマで、ロッキーシリーズは続いていきます。

 「クリードⅡ」はアポロ・クリードの遺児アドニス・クリードに主役は代わっていますが、アドニスの結婚、娘の誕生が織り込まれ、自分の父親の命を奪った強敵への恐怖から戦意を喪失していたアドニスは、子供のために闘う決心をし、過酷な訓練をし、死闘、結末と進みます。こういう展開は分かってはいるけれども、またしても大きく心を揺さぶられました。

 ロッキーが大ヒットして、ロッキーシリーズが第7作まで続くのは、理由があるんだろうなと思います。人は闘わなければならない時があります。人は闘いが自分のためだけではなく、誰か大事な存在を守るためであれば自分を超えた力にスイッチが入ることがあります。ロッキーシリーズを観に来て、ロッキーのテーマ曲”Gonna Fly Now”に高鳴るのは、そんな記憶とおぼろな確信が呼び覚まされるからなのだと思います。

 結婚したり、子供ができたり、または大切な人に出会ったときに、人それぞれに頑張る理由が芽生えます。その芽を大切に育てれば良いと思います。


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