ビフォーアフター社長日記

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これでいいのだ! 6月6日 SHIPの朝礼

おはようございます。6月6日、SHIPの朝礼を始めます。

皆さんは『天才バカボン』という漫画をご存知でしょうか? 少し前の作品になりますが、赤塚不二夫先生による国民的なギャグ漫画で、テレビアニメにもなり、一世を風靡しました。その主人公である「バカボンのパパ」には、とても有名な口癖があります。それが、どんな時も底抜けに明るく言い放つ「これでいいのだ!」というセリフです。当時は流行語にもなり、多くの人に親しまれました。

なぜバカボンのパパの話から始めたかと申しますと、先日の6月3日に、小田全宏先生によるマイスター高等学院の校長先生向けの研修が開催されました。当日出社されていた方は、その熱気を感じていらっしゃったかもしれません。弊社は賛助会員であり、私自身も小田先生を深く尊敬しておりますので、この研修に参加させていただきました。

そこで改めて痛感したのは、「言葉遣いは本当に大事だな」ということです。動物は脳からの指令で全身の各部位が動きますが、人間の場合、その命令のかなりの部分が「言葉」によって行われていることは、皆さんもご理解いただけると思います。例えば、仕事について尋ねられた際、反射的に「疲れます、しんどいです」という言葉から入ってしまうと、話せば話すほどネガティブな思考に陥ってしまうと感じませんか? 逆に、「私の仕事は最高です。なぜならば…」という言葉から始めれば、どうでしょう。きっと、一人の人間として誇りを持って取り組んでいる仕事について、熱く語り出すのではないでしょうか。これが脳の構造なのだと理解できれば、次に私たちがすべきことは明確です。ネガティブな言葉を意識して遠ざけ、ポジティブな言葉を選ぶ。その方が、ずっと気分良く過ごせると思いませんか?

さて、ここでバカボンのパパの「これでいいのだ!」という言葉に戻ります。このセリフは、文字通り「これでいい」と現状を肯定し、まずはいったん把握することを意味します。しかし、それは「ずっとこのままでいい」ということではありません。過去は変えられませんから、「常に過去はこれでいいのだ」と受け止めるのです。もし、その結果が芳しくなかったとしても、それは貴重なフィードバックとなります。過去も、そして一人ひとりの個性も変えられないのですから、そこは「これでいい」。しかし、未来をより良くしようと願うなら、その結果をもたらした「因」を考え、その因を変えることを躊躇なく行うべきです。くよくよしたり、悩んだりする必要は全くありません。

本日は2025年度夏期(対象期間:2024年10月~2025年3月)の利益分配金、いわゆる賞与の支給日です。皆様の期間中のご貢献に、心より感謝申し上げます。

毎回お伝えしている通り、この利益分配金の支給総額は、対象期間内における会社全体の業績(全体会議でも情報を共有させていただいております)をベースとして決定しております。そして、皆様一人ひとりの支給額につきましては、期間内に行われた相互考課の評価をストレートに反映したものとなっております。評価というものに対しては、様々なご意見や、中には釈然としない思いを抱かれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、SHIPWAYにも明示しております通り、公平公正の観点から、皆様同士の多角的な視点からなる相互考課という方法をもって、評価を決定していることをご理解いただければ幸いです。

さて、この個人評価や賞与額という「結果」は、対象期間であった過去の積み重ねです。ここで再び、バカボンのパパの言葉を借りて、まずはこの結果を「これでいいのだ」と、一旦、受け止めてみてください。繰り返しますが、「このままでいいのだ」ではありません。「過去はこれでいいのだ」です。私たちは既に新たな時間の中で働いており、未来は自分自身で創り出すことができます。この「これでいいのだ!」は、「過去は過去としてすべてを受け入れた上で、さあ、ここから未来に向かって自分をアップデートしていこうじゃないか!」という、しなやかで前向きな切り替えの合言葉となるのです。

昨日の内定証授与式でもご紹介いたしましたが、弊社の財務の健全性は高く、皆さん一人ひとりに新たな挑戦をしていただく余力は十分にあります。「そうは言っても、具体的にどうしたらいいかわからないし、周りも忙しそうだから相談しにくいし…」といった声は、社会人としてよくある悩みかもしれません。しかし、そこだけは勇気を出して乗り越え、ぜひ一歩踏み出してください。この一点だけは、心からお願いします。

「働く」とは、「はた(周り)を楽(らく)にする」ことだと説明される方がいます。私たちSHIPの言葉で言えば、「相手に喜んでいただく」ということになるでしょう。そして、その「相手に喜んでいただく」ために、「今はこう考えると喜んでもらえるよ」と指し示すのが、会社の方針です。会社方針は、三層構造で言えば上位のレイヤーに位置するため抽象的ですが、抽象的だからこそ、下層の具体的な様々な取り組みを包含することができます。今回の評価結果を見ていても、評価の高い方々は、この会社方針という上位レイヤーを、ご自身の具体的な仕事に見事に落とし込んでいる方々だなと、改めて感じます。

難しく考える必要はありません。まずは「これでいいのだ!」と現状を受け止めることから始めてみてください。そして、今期の方針とご自身の考えや仕事の進め方を、じっくりとすり合わせてみてください。試しに「私の仕事は最高です。なぜならば~」と語ってみるのも良いでしょう。きっと、誰もが新たな活路を見出すことができるはずです。

以上で本日の朝礼を終わります。

14 コメント

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  1. おはようございます

    前回のミーティングでもいただいた言葉です。
    まずは現状を受け入れ、これでいいのだ。で進めます。

    過去オール善。ポジティブにお客様との目線を合わせ、未来に向かうコミュニケーションを実践します。
    メンバーとも考え方を共有し、結果を変える原因を作ります。

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。
    利益分配金について、ありがとうございます。

    「働く」とは、「はた(周り)を楽(らく)にする」全社方針、チーム方針はお客様に喜んでいただくための指標。
    まず現状を受け止め、なりたい姿とのギャップから因果を言語化する。できないことだけ、足元だけを見て目線を下げてしまうのではなく、目的、ゴールを定め一歩ずつ自分の課題を解決していく。先月より今月の方が自分の仕事でお客様やチームに喜んでもらえた、来月はどうするかと考えていきます。

    • 次のステップの壁が高く感じていたとしたら、それ自体が成長の証し(あかし)です
      昨日までは「これでいいのだ」で今日また挑戦していきましょう

  3. ポジティブとネガティブ
    未来と過去

    ネガティブで過去に目線が向いていると、お客様も一緒に話価値がないと思うと思います。ネガティブな未来の目線もこいつと一緒にやっていくのは大丈夫か?となると思います。
    常にポジティブに未来を見ていきたいと改めて思います。
    緒に何かを築ける未来が描けるこんなポジションになりたいと思います

  4. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。

    まずは結果を「これでいいのだ」と受け止め、未来志向で改善を重ねていくことが重要だとわかりました。

    良かったことは継続してより良いものに、悪かったことは仮説→検証で改善する。良い方向を指し示してくれるのが全社方針やチーム方針なので、思い付きで仮説を立てるのではなく、それらに照らし合わせて、考え、言葉にすることから始めてみます。

  5. これでいいのだをポジティブに未来を考えます。
    まだ相互考課は経験ないですが、FB、修正で要素の大きさ、優先度、統一、デザインの乖離に関していただきましたが、それを反省しながらポジティブにそれをどう次回応用するかを考えます。

    挑戦に対しては、先輩の力は借りずに自分で解決するよう指摘を受けましたが、相談するべきこと、しないべきことの判断をできるようにし、その際は勇気出して一歩踏み出します。

    上位レイヤーの会社方針を業務に落とし込みます。
    まずは、先輩を楽にする、喜んでもらうこと。
    修正箇所の共有に多くの時間をいただいている現状があります。
    そのために、いただいた修正を本質的にインプットしそれが新たな制作で同じミスがないようにする。

  6. おはようございます。

    内定証授与式で流した動画作成について、反省点が多々ありますが、社長のお言葉を受けて、まずは「これでいいのだ」と現状を受け止めてみました。

    初めてのプロジェクト参加で、期限までにアウトプットできたこと、お客様(内定者の方)に喜んでいただけたこと、これらが今回の成果なのではないか、と思います。
    限られた時間内で顧客満足を追求していくことで、作業の時間短縮できるところはどこか?逆に、時間をかけるべきところはどこか?を考え、林さん・島本さんにご相談し、工夫を重ねました。
    また作業段階から振り返ると、タイムリミットが近いと無意識で急いでしまって、客観的な視点で見れなくなったり、大事なポイントを見逃してしまったりしてしまっていたことが、反省点の因として分かりました。

    まずは、ここまでできたから、次、どうするか。
    この考えで、全ての経験を糧にして、レベルアップしていきます。

  7. おはようございます。
    懇親会、および分配金についてありがとうございます。

    これまで自分がシップに貢献することができたこと、まずはそれらを「これでいいのだ」と受け止めます。

    より良い結果を出すために、挑戦をしますがそれは勇気がいること。
    でも、一歩踏み出してみる。ここを意識して参ります。

    直近で、ブランド認知成長のため、SEO領域にて改善するべき内容が見つかり佐藤の方でまず何をするかまとめた上で実行し、商品競争力をあげることへ積極的に貢献できるよう取り組んでまいります。

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