セールスプロモーション成功の秘訣!
~基本の構造と成果を出すためのサイクルとは?~
おはようございます。6月4日SHIPの朝礼を始めます。
私たちが日々取り組んでいるセールスプロモーション。顧客の「見込み客獲得」という目標を達成するために、イベントや問い合わせ、見積もり依頼といった「コンバージョン(CV)」を生み出す重要な活動です。
しかし、その成果(例えばCPAやCTR)は、市場の大きさや企画内容、そして何よりも「ブランド認知」によって大きく左右されます。このセールスプロモーションの基本的な考え方とそのプロセスを解説します。
セールスプロモーションの土台には「ブランド認知」がある
まず押さえておきたいのは、セールスプロモーションは「ブランド認知」という土台の上に成り立つということです。
「この会社は誰で(Who are You?)、何をしてくれる会社なのか(What are You?)」。これがお客様にしっかりと認識されていなければ、どんなに予算豊富なプロモーションを企画しても、期待する効果は得られにくいのです。
もちろん、ブランド認知度向上とセールスプロモーションを同時に行うこともありますが、構造としては、まず「知ってもらう」ことがあって、その上で「行動してもらう」という流れがあることを理解しておきましょう。
なぜ成果(CPA・CTR)に違いが出るのか?
セールスプロモーションの成果を測る指標として、CPA(Cost Per Acquisition:顧客獲得単価)やCTR(Click Through Rate:クリック率)などがあります。これらの数値は、なぜ案件によって変動するのでしょうか?
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市場の大きさ・特性
- 大規模市場・広範囲なニーズ:リフォームフェアのように対象者が広く、需要も大きいイベントの場合、CPAは比較的低くなる傾向があります。特に、名簿集めのように参加のハードルが低いものは、CPAもCTRも低めに出やすいです。
- 小規模市場・専門性の高いニーズ:リノベーションや外壁塗装など、水まわりリフォームと比べて市場が小さく、個別対応が求められるものはCPAが高くなる傾向があります。新規顧客向けのセミナーや勉強会も同様です。
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企画の「解像度の高さ」
同じタイプのイベントでも成果が異なるのはなぜでしょう?もちろん、前述の「ブランド認知」が最も大きな要因ですが、企画自体の「解像度の高さ」も非常に重要です。- お客様にとってのメリットは明確か?
「このイベントに参加すると、具体的に何が得られるのか?」が明確に伝わっているか。 - 不安やリスクは解消されているか?
「参加して損しないか?」「知らない場所だけど大丈夫か?」といったお客様の不安を払拭できているか。 - 魅力的な情報発信:使用する写真のクオリティや、会場が公的な信頼できる場所かどうかも、お客様の判断に影響します。
- お客様にとってのメリットは明確か?
私たちの強み:データに基づいた「仮説検証サイクル」
では、私たちはこれらの要因をどのようにコントロールし、成果に繋げているのでしょうか?
それは、過去の豊富なセールスプロモーション実施データに基づいた「仮説検証サイクル」です。
- 標準値の設定と仮説立案:
過去のデータから標準的な成果指標(CPA、CTRなど)を把握。その上で、お客様ごとのブランド認知度や企画の解像度(メリットの訴求力、リスクヘッジなど)を総合的に判断し、「今回はこれくらいの成果が見込めるのではないか」という仮説を立てます。 - お客様との合意形成:
立案した仮説(期待される成果や必要な販促費)について、お客様としっかりすり合わせ、合意を得ます。 - 実施と効果測定:
合意に基づきプロモーションを実施し、その結果を詳細に測定・分析します。 - 仮説検証と更新:
実施結果と当初の仮説を比較し、仮説の妥当性を検証。「ズレがあったとすれば何が要因だったのか」を分析し、仮説をより精度の高いものへと更新します。 - 次なる施策へ(そして繰り返し):
更新した仮説を元に、お客様と再度すり合わせを行い、次のプロモーション施策へと繋げます。この「仮説立案 → 合意 → 実施 → 検証 → 仮説更新」というサイクルを粘り強く繰り返すことが、成果最大化の鍵です。
おわりに:当たり前のことを、徹底的に。
今回お話ししたことは、もしかすると「当たり前のことだ」と感じた方もいるかもしれません。しかし、ビジネスにおける「原理原則」とは、往々にして当たり前のことの中に存在します。
「ブランド認知の重要性」「市場や企画内容の分析」「データに基づいた仮説検証」。これら一つひとつを丁寧に、徹底的に行うことが、セールスプロモーション成功の確実な道だと私たちは信じています。
これからもチーム一丸となって、お客様の成果最大化に向けて取り組んでいきましょう!
以上で朝礼を終わります。
2025年6月4日 at 7:47 AM
おはようございます
セールスプロモーションも因果で。
ブランド認知という土台があり、販促活動を行うことで、反響が出る。
土台がなくても、反響はあるが、期待する効果を得られないことが関係性を理解することで説明ができます。
一言でセールスプロモーションといっても、フレームがあり、
CPAやCTRに違いが出ることをお客様と目線を合わせてコミュニケーションをして、目線を合わせ、
御社であればこのくらいの成果が見込める。という合意をとって共同プロジェクト化して仮説を基に運用開始する。
実行したら、仮説の妥当性を検証し、ずれがあれば因に戻って考え、仮説修正を行うことを繰り返し、
期待する効果を達成していく。
この構造自体を理解して、お客様とコミュニケーションするのと、メンバーとのコミュニケーションも基準を合わせていく
2025年6月4日 at 9:08 AM
はい
よろしくお願いします
2025年6月4日 at 8:34 AM
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。
ブランディング指標とセールスプロモーションにおけるコンバージョンの複数要素を押さえた制作、原理原則に基づき制作することで、意図を連続して伝えられるようになり、お客様の問題解決につながる。
そのためには、顧客理解と方針、LPの目的を高い解像度で理解し、言語化視覚化しなけれならない。
原理原則に基づいた制作、顧客理解をし指示を汲み取った視覚化をしたつもり、ではお客様の問題解決はできないので、なぜできなかったのかそれを一つひとつ解決することを繰り返し行い、原理原則に基づいた制作ができるよう行動していきます。
2025年6月4日 at 9:07 AM
何かを掴み取ろうと頑張っている意欲が伝わってきます
その姿勢のまま、取り組みましょう
2025年6月4日 at 8:51 AM
①原理原則をおさえ目線を合わせる。
成果、反響が出るための仕組みを説明できること。またそれを相手の状況に合わせて、明確な課題として設定して議論していける関係性。
②顧客理解とリスペクト
お客様にも、今までの成功法則的なものがある中で僕たちはそれをプロとして原理原則とてらして伝え、一緒に未来を作ること。
まだまだこの両立の間でセンターピンを当てられないことも多いです。原理原則もお客さんの理解も深度を深めていくことと思います。日々言語化しレベルアップし成果最大化を届けられるようになります
2025年6月4日 at 9:05 AM
ちょっとずらして返答するが
今日のテーマの広告プロモーションは顧客の広告投資だから
投資の目的の合意
投資の目標(成果)の合意
これがない限り、つまり検証する意図がない限り、進められない
進める以上、目的・目標があり、検証する対象がある
2025年6月4日 at 9:29 AM
ブランド認知があっての、セールスプロモーションが発揮される。
まずは、何の会社なのかの認知が前提にある。
顧客獲得単価とクリック率が案件によって異なるのは、市場と企画の解像度によって、異なる。
私たちができることは過去の前例より、PDCAを回すこと。
解像度の高さの部分で閲覧者にどう思ってほしいのか?そこに来る人の知識レベル・どういうサイトを見てから来たのか?を考え意図をもって制作します。何を伝えたいか?それなのであれば、強調するべき部分を明確化する。
2025年6月5日 at 9:17 AM
研修後も制作側だと思いますが、「認知」という要素を常に考えるようになるといいです
2025年6月4日 at 9:29 AM
おはようございます。
原理原則に基づいた制作(研修)「誰に」「誰が」「何を」を常に意識し取り組めているかな?と考えました。「誰に」「何を」は、最近特に意識できていると思いますが、「誰が」=「シップの社員である自分」と言う部分が抜けていることが多いことに気が付きました。
ただの一個人、白川舞桜としてだけでなく、「シップの」一員として制作したものを提供する、と意識することで、責任感が強くなったり、シップらしさを表現できたりするのではないか、と思います。
2025年6月5日 at 9:15 AM
はい 覚えることは多いですね
またコメント継続できているのは立派です