ビフォーアフター社長日記

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セールスプロモーション支援 4月23日 SHIPの朝礼


おはようございます。4月23日SHIPの朝礼を始めます。

セールスプロモーション支援──Conversion Index で CV を科学する

「昔からのお客様が高齢化して代替わりしたせいで、別のリフォーム会社に依頼するようになった」「広告費は増やしたのに CV が伸びない…」──そんな状況で頼りになるのが Conversion Index(C = 4m + 3v + 2(i−f) − 2a) です。5 つの変数を定量管理すれば、打つべき施策が自動的に浮かび上がります。


1. Conversion Index の 5 変数と現場 KPI

変数 意味 KPI 例 改善アイデア
m モチベーション サイト滞在時間/閲覧ページ数 コンテンツ更新・動画追加
v 価値提案 ブランド検索数 リアル販促とのメッセージ連動
i インセンティブ 特典 CTA クリック率 来場特典・限定 eBook
f フリクション フォーム離脱率 EFO・1クリック予約フォーム
a 不安 ネガ口コミ件数 FAQ 強化・保証表示

この散布図は単純に見えますが、昨日一昨日紹介したケラーの理論にもありますが、地域でのブランド認知度も影響します。認知が良好なら CPA は図のように低減しますが、認知が不足している場合は CV 施策だけでは効率向上に限界があります。現場では多数経験済です。


2. Brand Response Marketing

Brand Response Marketing(BRM) は、ブランド構築(情緒的訴求)と行動喚起(レスポンス獲得)を 同じ施策・同じクリエイティブ で同時に実現するアプローチです。経験則では 広告投資 60%:ブランドコンテンツ 40% の配分が、費用対効果を最も高めると言われています。

Web サイト制作で合意したタグラインやキービジュアルを、折込チラシ・現場看板・DM などのアナログ媒体はもちろん、ディスプレイ広告や SNS 広告などオンライン施策にも 一貫して展開 します。住宅街で看板を見た生活者がスマートフォン広告をタップしても、同じメッセージとデザインが連続して現れることでブランド想起が高まり、そのまま LP や資料請求フォームへスムーズに遷移します。

この “メッセージ統一” により、Conversion Index を構成するモチベーション(m)価値提案(v)が底上げされ、最終的には CPA を大幅に削減できます。前節で示した「ブランドが強いほど CPA が下がる」という傾向を、BRM がさらに加速させるイメージです。


まとめ

  • セールスプロモーションは短期成果を担います。Conversion Index で KPI を設定し、PDCA を回すことが重要です。
  • セールスプロモーションの効果は、ブランド認知の強さに大きく左右されます。ブランディングを土台に SP を企画・実行することが成果向上のポイントです。
  • 次回は、古典 CBBE ピラミッドを用いたブランド測定の定規について解説します。

以上で朝礼を終わります。


10 コメント

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  1. ・C = 4m + 3v + 2(i – f) – 2a

    テンプレではなく今までの原理原則同様フレームとして使っていくこと

    m: モチベーション
    →ターゲット設定、顧客メリット・需要喚起
    v: 価値提案
    → エリアでの認知度・認知のコア、競合との違い・強み・ポジショニング
    重要なこの2点において、まだまだ深掘りや視覚化表現が甘い、想定が実際とずれていた、といった自身のスキル不足を感じます

    ・Brand Response Marketing

    m: モチベーションとv: 価値提案を底上げするメッセージ統一、
    ここを説明できるようにしていくこと

    同じ会社様であればWEBサイト制作時に決めたタグラインを広告文やLPにも忍ばせておくこと、
    これも以前はできていない考え方でしたが今では重要さが理解できます

    ・セールスプロモーション支援

    まずはステップとしてはブランディング企画〜運用で因果の言語化、連続した意図の提供ができるようになること

    その後、スマイルカーブの端をセールスプロモーション企画〜運用領域にまで伸ばしていく

    まずは最初のブランディング領域のステップクリアに向け、できる部分から現場で実践していきます

    • >最初のブランディング領域のステップクリア

      特別な販促費ゼロのWebサイトでCVが10件/月も出ることも普通にあります
      まずはここまでを再現するには?
      という問いでいいと思います

  2. おはようございます。

    CVIの5つの変数を組み合わせ方程式で反響を説明できること。
    あいまいにせず、この説明をお客様と共有して、
    未来に向かって今の状況から何を変えることで、結果を変えるか。

    この原因仮説を作って、実施・検証して再度今を説明していく。

    この繰り返しをすること。

    順番がおかしくなると、
    過去の結果にフォーカスして、適当な思い付きと、根拠のないプロではない対応になる。

    このことを肝に銘じます。

    短期と長期(ブランド)のバランスも考慮して、
    企業ごとに異なる状態を把握して、
    最適な販促バランスを共同プロジェクトしてお客様と進めていきます。


    • A地点からB地点への移動
      はじめての道で、12時まで到着が必要なら、こんなプランを立てる
      このプランの実施後、到着が13時になってしまったら、どこが違った
      ・この高速が混んでいて、平均80KMだった
      次回からは12時につくためには、1時間早く出る必要がある
      ということになる
      そして実際、1時間早くでたら、空いていて、30分早く着いた
      という結果がデータとして積み重なる
      どんなフレームにせよ、このような考察がセットになるということ

  3. ブランディング支援とセールスプロモーション支援
    反響を一つ見ても、両方が絡み合い今のCPAになる。

    短期的な成果で見たときに実機を確認しながら、変数を
    フレーム思考と感性をもって考えていくことかと思います。

    アナリティクスは結果、この沼にはまらないよう
    トレーニングして身につけます

  4. 地域のブランドが根底にある。それがよかったらCPAは限定する。
    BRMはブランド構築、行動喚起を同じ施策、デザインを同時にすることであり、広告投資60%、ブランドコンテンツ40%が最適解。
    これにより、モチベーション、価値提案が促進されCPAの低減につながる。

    昨日のデザイン研修からレイアウトのフェーズに移動しました。また、その先にはサイトの目的という段階があります。
    同じサイト内の他のページと比べ、特に商品紹介のバナー部分にデザインの乖離がありました。「メッセージ統一」これにより、mとvが底上げされ、CPAを低減できること頭に入れながら、来週に挑みます。

  5. おはようございます。

    まず、「お客様がどんな行動をしているか」を数字で見る視点をしっかり身につけたいと思っています。広告やキャンペーンは出すことがゴールではなく、エンドユーザー様が実際にどのように反応したかが成果に直結する。実務に入った際には、Conversion Indexという指標を活用し、「モチベーション」「価格提案」「インセンティブ」「フリクション」「不安」の5つの観点から、数字で原因を把握し、改善のヒントを見つける姿勢をとります。
    また、ブランドのメッセージやデザインに一貫性を持たせて、一貫した意図を提供することで、お客様に安心感・信頼感を与えることの大切さも理解しました。

    • >「お客様がどんな行動をしているか」を数字で見る

      その前に、お客様はどんな行動をするか、数値化して考えてみる
      が先です
      今は研修中なので、標語レベルで気にしておいてください

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