ビフォーアフター社長日記

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ダブルダイヤモンドは海図(チャート) 2月4日 SHIPの朝礼


おはようございます。 2月4日SHIPの朝礼を始めます。

1. 最初の問題発見と解決策の試み

私達の仕事の価値(バリュー)は顧客の強み・勝ち筋を言語化視覚化することです。そのために顧客の強み・勝ち筋が何なのかを判明させるべく、場合によっては長時間かかってもこのプロセスを全うします。
あるWebサイト制作プロジェクトで「現在の事業戦略だと市場で成功しにくい可能性がある」という問題に直面しました。この課題に対して、相手企業との共同ミーティングを開催し、より市場で成功できる戦略の検討を試みましたが、期待した成果は得られませんでした。

2. 問題の再定義

ダブルダイヤモンドの手法に基づき、再度解決すべき問題を見直しました。その結果、当初の懸念事項である「市場での成功しにくさ」が依然として核心的な問題であることを確認しました。

3. 新たな解決策の検討

問題の再定義を経て、わたしたちがとるべきアプローチを2通り導き出しました:

アプローチ1
投資するのは顧客企業ですから、顧客の考え・アイディアにしたがってプロジェクトを進める方法

アプローチ2
マーケティング支援のプロとしてのわたしたちが考える「市場で成功しやすい事業戦略」を言語化視覚化したモックを作成し、新たな提案として展開する方法

検討の結果、アプローチ2を採用することを決定しました。

4. 想定される展開

アプローチ2の実行後、以下の2つの展開が予想されます:

1. 肯定的な反応の場合
相手企業が新たな戦略提案に共感し、その方向性でプロジェクトを推進

2. 従来路線を選択する場合
相手企業が当初の戦略を維持する場合、それは既に自社の「勝ち筋」を確立していると解釈し、その方向性を尊重

この2つの可能性を踏まえ、相手企業の反応に応じて柔軟に対応していく方針です。

ダブルダイヤモンドは海図(チャート)のようなものです。「今どこにいるのか?」を頭に描いて、「解決すべき問題」をすっとばしていないか、いつも気に掛けることですし、マネージャーがメンバーをサポートするときでも同じですね。穴埋め問題思考では取り扱いができません。

以上で朝礼を終わります。


8 コメント

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  1. 言語化・視覚化を担い未来を共創する
    私達の仕事の価値(バリュー)は顧客の強み・勝ち筋を言語化視覚化することです

    プロジェクトによって、
    「どうすればいいんだろう」

    という状態になることがあります。

    昨日も全く違ったビジネスをやられている企業2社と直接ミーティングをさせていただきました。

    常に立ち返るのは、何を解決するか?
    ではなく、何が問題なのか?
    という部分でコミュニケーションをとっていくことです。
    ここをさぼって前に進めると、単なる思い付きで、結果プロとしての仕事ではなく、費用をいただき、素人の思いつくになります。

    実際のお客様の情報を深堀したり、競合の攻め手をお客様と比較したり。
    誰が誰に何を?
    ここを何度もデータや事実に当たって議論することで、正しい問題にたどり着き、さらに設定した問題が本当に正しいのか?を検証していくことで、原理原則からもぶれない共同プロジェクトになっていくと思います。

    解決図べき問題をすっ飛ばしていないか?
    ここを常に意識します。

  2. 「今どこにいるのか?」
    ここをより具体的にしていくコミュニケーションをとることで、相手の方でも課題が整理されていき、僕たちの領域で選択肢の提示が可能になっていきます。

    これを他社さんでこれがうまくいっている。テンプレ的に現状をお伺いしても何も見えてきません。ここに気づき、お客さんを勝たせる経験をチームメンバーに作っていきたいと思います

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。
    自分は今実働でレイヤーなので、何かを作ることが多く、そういった作業に集中すると「今どこにいるのか?」ということを意識できず、「解決すべき問題」を忘れがちでした。特に毎日行っている情報発信は、そういった目的部分を飛ばしてAIについてだけ説明すると方針と違うことをしてしまい、結果として手戻りにつながりました。問題の定義から入って展開していくことがやはり大事だと思うので、アウトプット前の段階で意図を言語化するように改善したことで、そういった問題は起こりにくくなってきたので、「今どこにいるのか?」と「解決すべき問題」をどの業務にも当てはめて業務に取り組みます。

    • Facebookの情報発信の解決すべき課題は
      情報(質・量)✕リーチする数(リフォーム会社・住宅会社)(を右肩上がりにすること)
      解決していけば、見込み客が発生します 

  4. 何となく、スマイルカーブの上流=課題定義のダイヤモンドのようなイメージを持っていましたが、

    そういうことではなく、様々なレイヤーにおいて通ずる、
    会社として、チームとして、個人として、商品としてなど、
    常に自分ごとで向き合うべき思考フレームだとはっきりしました。

    注意すべきこととしては、課題定義・解決提案=提案の押し付けではなく、お客様をリスペクトし、お客様の方針や状況を理解して、そのうえで、よくよく議論の上、結論に導いていくこと。

    商品開発においても
    方針と課題と向き合い、
    アウトプットとMTGすりあわせの回数増やすことで、意図のある結論に導いていきます。

    • 売上(需要)を作るプロセスのダブルダイヤモンド
      サービスを作るプロセスのダブルダイヤモンド
      サービスを販売するためのダブルダイヤモンド
      等、全部重なっています
      それぞれに「解決すべき課題」があり、異なっていますが
      仕事のフレームは同じです

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