ビフォーアフター社長日記

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パレートの法則の応用 11月21日 SHIPの朝礼


おはようございます。11月21日SHIPの朝礼を始めます。

パレートの法則をご存じでしょうか?


パレートの法則でGoogle検索したら1番上にでてきたのが上記サイトです。他の検索結果もあたるといいですし、PerplexityAIなどで解説を求めてもいいと思います。

パレートの法則の応用として、自然の分布として、2:6:2が観測されるということがビルフレッド・パレート氏(1848~1923)以来、幾多の研究者や実務者が定性的か定量的かの違いはありますが検証しています。売上の8割は2割の商品が生み出すとか、チームを観察すると2割のポジティブと6割の中立と2割のネガティブが分布するなど、いろんなところで応用されています。

昨日経営改善会議で「商談成約率が現在3割くらいなのを5割には上げたい」という問いに対して、いろんな考え方があるのですが、設定を「社員のスキルの関係なく」ということでいえば、「その日のうちか翌日に見積を出すことを徹底したら成約率が5割をはるかに上回った」という事例報告がありました。直観的に再現性がある正しいメソッドであることは伝わりました。問題は実践です。現場ではいろんな「やらない理由」があがります。今は時代背景的に「やらない理由」は尊重されるので、その場合「契約率悪いよね」は営業会議を行うたびに繰り返され解決方法が出され、「やらない理由」にかき消され、次の営業会議でも「契約率悪いよね」、、、原因がそのまま放置されているので状況は変わりません。

どう思いますか?

「商談成約率が現在3割くらいなのを5割には上げたい」という問題に対して、検証に耐えた行動が「現調したその日のうちか翌日に見積を出す(あるいは現調不要の場合、問合わせのその日か次の日に出す)」だとしたら、因果の法則的にも、問題解決するなら行動すればいいし、問題解決よりも「やらない理由」を尊重するとしたら、無理なく自分のペースで見積を作ったり、「見積は最後に出すのがいいらしい」というネットの噂を信じて、スキルもないのに後から出して、相手から内心「おせぇよ」と思われて失注を繰り返す。

どっちがいいと思いますか?

どっちも強制は良くないかもしれません。2割が「見積をその日のうちか翌日に出す」で成果を上げることで、6割に影響し、追随者が現れ全体が良くなり、成果は全体に還元されればいい、経営改善会議ではそんな結論でした。
 
以上で朝礼を終わります。


8 コメント

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  1. おはようございます!

    今日のブログを読んで自分に置き換えてみた時、特に「緊急性がない」かつ「重要」な改善系の課題に対して、ついついやらない理由を探してしまいがちだと感じました。行動したことがすぐに成果につながる訳ではなくても、俯瞰的にみたときに明らかによい未来に繋げられることがわかっていれば、即行動しない理由はないと思いました。
    2割でいられるように自分のやるべきことを見極め実践していきます。

  2. 自分がポジティブな価値を生み出せたことは、それを仕組みとしてチームでできるようにする。
    そのためには成功を言葉にして伝えていく。
    失敗を言葉にして振り返る。構造をかえる、ルールにする。

    なんとなくやっているとすぐ逃げやすい方向に向き、自分はこうだからと自分を正当化する。仕事がつまらない環境を自分で作り出す。

    昨日似たような件で反省しました。次は成功に持っていきます。

  3. おはようございます。

    今読んでいる本に
    「死と太陽は直視できない」

    というフランスの文学者の言葉が書かれていました。
    とても本質的な一文で、葛藤しながら生きる人間を表現した一言だと思います。

    自分もこの本質から逃げて、それを正当化するようなことに時間を使わないように
    価値観にこの一文を入れて繰り返し振り返りに使っていこうと思いました。

    やると決めたら継続する。
    不在→できる方法を考えて実施。
    ここはブラさないことにします。

    そのために、練習することを習慣化し、チームでも決めたことをやりきる。ここを実行します。

  4. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。
    社内でのAI活用に関しても積極的に活用しているのは2割程度に留まっているかもしれないと感じました。情報発信はAI部の勉強会を共有するボジティブな場でもあるので、自分もポジティブな2割として全体に良い影響を及ぼせるよう取り組んでいきます。

  5. >6割の中立と2割のネガティブ
    この割合の中にいることを自覚し、ポジティブの割合を増やしていくための行動をする。
    そのためには近くにいるポジティブの領域のメンバーが何をしているのかを見て真似する。

    毎日の業務で良かったことを言葉にして再現する、
    良くなかったことはタラレバで言葉にして振り返り、改善していく。
    一つ一つの行動をチームのカルチャーに当てはめながら業務を行い日報で上記を繰り返す意識をしています。

    引き続き行い、まずは年内で自分へのカルチャーの浸透をさせていきます。

  6. チームでの仕事の質は、責任者が握る8割によって決まる。
    責任者自身が誰よりも先にしっかり勉強→実践、成功の言語化をやり抜くことで初めてメンバーの仕事の質も上がっていくのだと意識して行動します。

    「やらない理由」を潰す覚悟が必要ですが、
    仕事の面白さの8割を享受できるはずですので。

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