ビフォーアフター社長日記

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ネット活用の二刀流。目指せ50:50! 11月8日 SHIPの朝礼


おはようございます。11月8日SHIPの朝礼を始めます。

今日は現在制作中のパンフレットに掲載する文章のV.1を紹介します。長いので最後まで読めるでしょうか? パンフでは絵をたくさん挿入するので8Pくらい必要かもしれません。斎藤さんへの業務連絡を兼ねています。

ネット活用の二刀流。目指せ50:50!
WebとAIで集客と生産性向上の両方で目指す飛躍的成果

1. はじめに
二刀流の発想は、言うまでもなく大谷翔平選手に由来し、「50:50」のコンセプトは2024年に彼が達成した偉業、すなわちホームラン54本、盗塁59回という大リーグ記録を塗り替えた成績から拝借しています。この功績にあやかり、私たちはネット活用においても「集客」と「生産性向上」の両方で飛躍的成果を追求することを目指します。

「ネット活用の二刀流」とは、ネット活用と生成AI活用を駆使して、集客と生産性向上の両面で高い成果を同時に達成することです。
日本の住宅リフォーム業界は、少子高齢化と人手不足の中で、効率化と集客の両方が求められる課題に直面しており、今後は顧客獲得だけでなく、社員の生産性支援にも同等の投資が必要とされる時代に入っています。

2. 集客はアナログからデジタルへ、販促コストもデジタルにシフト
住宅リフォーム業界の顧客層は高齢者が多いため、従来は新聞折り込みチラシやポスティングなど、アナログな集客方法が中心でした。しかし、2011年にGoogleが提唱したZMOT(Zero Moment of Truth)によって、消費者が情報収集の段階から積極的にネットを利用する行動が言語化され、リフォーム業界でもWEBサイトを中心とし、SNSやGoogle口コミなどを組み合わせたデジタル集客手法が急速に重要性を増しています。

また、コロナ禍を機にオンライン会議が普及し、ネット活用が苦手だった業界でもデジタルツールが急速に浸透しました。さらに、以前は販促コストの大半がアナログ媒体に費やされていたのが、デジタル活用に積極的な企業ではアナログとデジタルのコスト比率が5:5にシフトし、集客戦略の中心がデジタルに移行しています。

3. 集客支援を実現する条件
株式会社シップは、住宅リフォーム業界におけるWebサイト制作で多くの実績と高品質が評価されてきました。長年の経験を通じて磨かれた制作信条に基づき、集客支援を成功に導くためには、以下の要素が重要であると考えています。

– 他社との差別化:ブランドの「想い」や「成り立ち」を明確にし、顧客に他社との違いを認識させること
– 顧客メリットの提示:想定顧客にとっての具体的な価値をわかりやすく提示すること
– 特徴の言語化・視覚化:特徴と顧客メリットを言語化・視覚化し、理解しやすい情報を提供すること
– 多頻度の接触:顧客が情報に何度も触れられる機会を増やし、ブランド認知度を高めること
– 第一想起の成立:「〇〇なら〇〇」と、顧客がリフォーム会社をすぐに思い浮かべられる状況を形成すること

4. 人口減少、労働供給制約社会の進行
日本の人口は年間100万人ずつ減少しており、少子化により若年層の人口もさらに減少しています。このため、企業が新たに人材を採用しようとしても人が集まりにくく、特に住宅リフォーム業界では大工や職人といった建築業界の熟練労働者が減少している現状です。

こうした状況を放置すれば、将来的には「顧客を集客できても工事を受けられない」「工事をしても品質が悪く、クレームが増える」という不都合な未来が訪れる可能性が高まります。このようなリスクを回避するため、業界全体で生産性向上のための取り組みを早急に開始することが求められています。

5. 生産性向上支援を実現する条件
生成AIは2022年末に登場し、以来、世界中の優秀な人材と巨額の投資が集中する分野へと成長しました。これによりAIは人間の知識やスキルを上回ることが期待され、将来的にはAGI(人工汎用知能)、さらにASI(人工超知能)の到来が予測されています。このようにAIの急速な進展に伴い、AIを活用した生産性向上の実現も現実味を増しています。

生成AIを活用した生産性向上を実現するためには、以下の情報の蓄積と学習が必要です:
– Webサイトの情報:公式サイトやFAQから最新の業界情報を継続的に更新し、AIが常に最新の知識を保持
– 社内データベースとドキュメント:業務手順やナレッジベース、標準フローを網羅し、技術知識を体系的に蓄積
– 顧客対応履歴とフィードバック:顧客からの問い合わせ履歴やフィードバックを分析し、ニーズやトレンドを把握
– FAQとマニュアル:標準化された質問と回答をAIに学習させ、迅速で一貫した対応を実現
– 業界リサーチとホワイトペーパー:市場動向、法規制に関する深い知識を提供し、AIの情報の幅を広げる
– 社内教育コンテンツ:トレーニング動画や資料を通じて社員のスキル向上を支援
– 顧客向け動画とSNSコンテンツ:プロモーションやサービス説明用の素材を学習させ、顧客対応の質を向上
– 修正履歴と改善フィードバック:エラーログや改善点のフィードバックからAIの精度向上を図る

これらを揃えることで、生成AIは生産性向上における重要なツールとして、業務支援や効率化に寄与します。

6. 生成AI活用による生産性向上支援
– 対顧客の活用:Webサイトに生成AIを実装することで、24時間365日対応が可能となり、顧客の質問や要望に迅速かつ適切に応えます。記録されたやり取りを人が確認し、フォローアップも行うことができるため、顧客体験が向上します。

– 対社員の活用:リフォーム業界では幅広い知識が必要ですが、社員教育に十分な時間を割けない現状があります。生成AIを活用することで、社員が必要な知識をいつでも学べる環境を提供し、標準的な対応が可能となることで、対応品質が向上します。

– 実務知識の蓄積と活用:現場での複雑な問題や判断が必要なケースについて、AIに過去の対処法と結果を学習させることで、顧客や社員に適切な対処方法を提供できます。さらに、経営者やキーマンの考え方を学習させておくことで、社員が判断基準として参照できる体制を整えます。

7. 事例紹介:AI活用の多様な応用例
– AIチャットボット:Webサイトに実装し、顧客の問い合わせ対応を行います。また、社員専用のインターフェースを用意することで、

業務支援としても機能させています。
– 音声対話:自然な音声会話が可能で、バーチャル採用面接やショールームでの無人対応にも活用し、顧客体験の向上に寄与します。
– 通訳機能:学習内容をもとに、指定した言語での書き出しや音声対話が可能です。外国人技能実習生への対応も可能で、多言語対応を支援します。
– 事業承継:バーチャル社長:経営者の講話や意思決定プロセスを学習させることで、次世代の経営者や幹部が判断基準として参考にできる知識の継承が可能です。

8. 2025年におけるネット活用と生成AI活用の未来像

– 集客と現場の生産性向上の両立と進化
2025年に向けて、住宅リフォーム業界では集客と現場での生産性向上の両方をバランスよく進化させることが重要です。集客だけでなく、施工品質の維持や業務効率化を同時に高めることで、事業全体の持続可能な成長を目指します。

– 集客におけるアナログとデジタルの50:50の予算配分
集客活動においては、従来のアナログ手法とデジタル手法の予算配分を50:50にすることが推奨されます。特に、高齢の顧客層を抱える住宅リフォーム業界では、新聞折り込みチラシやポスティングなどのアナログ手法と、SNSやWebサイトを活用したデジタル手法をバランスよく組み合わせることで、より幅広い層へのアプローチが可能になります。

– 「違い」の言語化・視覚化と現場ノウハウのAIによる蓄積
集客において重要な要素は、自社の「違い」を顧客に明確に伝えることです。特に、各社が持つ現場のノウハウは、差別化要素として大きな意味を持ちます。このノウハウを生成AIに学習させ、いつでも活用できる状態にすることで、応答の質と一貫性が向上します。このように現場ノウハウをデジタル資産として蓄積し、経営資源として活かすことが、今後の成長戦略において重要な位置を占めるでしょう。

9. 結論:ネット活用の二刀流がもたらす持続可能な成長
ネット活用と生成AIの二刀流により、集客と人材支援・生産性向上の両立を図り、持続可能な成長を実現することが求められます。デジタル戦略の適切な投資を行い、少子高齢化に対応した住宅リフォーム業界の未来を形作ることが重要です。


8 コメント

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  1. おはようございます

    ネット活用の二刀流

    投手も打者もが大谷選手ですが、

    ネット活用×生成AI活用をして、住宅リフォーム業界の問題解決をする。
    世の中のデジタル化によってデジタルシフトが起こっていて、集客面でも生産性の面でもデジタルを活用することが顧客のビジネスを持続可能な状態にするには絶対必要であること。

    自分たちがやるべきことは、2025年も、それ以降も見据え、地域でのあり方の言語化視覚化をしたら、●●なら●●。というすぐに思い浮かべられる状態に統一し継続。ネットを活用し、目的別の広告で頻度や需要喚起をしていく。
    また、このリアクションがあった顧客の対応や、認知をブラさない対応を継続することで、見込化・ファン化をAI活用も活用して実現することで、人に依存しない仕組みを一緒に作っていくこと。
    プロとしてこれを伝え・共感いただきパートナーとして実行することをします。

    • 大谷さんが二刀流を成立させるために普段からやっているであろうことをレスペクトして
      普段のひとつひとつの言動、時間の使い方に気を付けて二刀流を進めていきましょう

  2. 各パート高い目線の今起きている現状と今後到来しうる未来に対しての解決手段として書かれていると思います。
    これを自分たちが提供できる価値として再認識、また目線をこのレベルでもって会話をしていくことが重要だと思います。
    お客様の状況も点でテンプレ的な把握ではなく、魚や鳥の目の視点とそれに合わせたフレーム思考で把握できるようトレーニングを続けていきます。

    • >目線をこのレベルでもって会話をしていくことが重要だと思います。

      私たちの原理原則がこれです
      原理原則というタイトルを流行語で使うところで止まる人も少なくないので
      この原理原則を身に着けていきましょう

  3. 言語化ありがとうございます!!

    WEB制作現場の品質向上、言語化視覚化によるコア・基本価値拡張ができてきたからこそ、
    お客様のメインの顧客層の高齢化や媒体の変化などの時代の流れを抑えたご支援ができる。
    しかし集客をしてもその先の対応が手薄できなければ意味がない。
    その問題に対しこの業界でAI支援に早く取り組んだからこそ、職人や営業など現場の人手不足・採用難、経営陣などベテラン社員の高齢化や離職などの問題に立ち向かえるご支援ができる。

    世の中の変化にあわせたWEB集客と人材採用・生産性向上の二刀流のご支援が、持続可能な経営の支援となり、
    結果地域の住まいの問題解決につながり、目指すべきパーパスである住みよい未来を創り出すことにつながっていく。

    自分たちの担う商品サービスにはこのような背景がありパーパスにつながっているんだと、プロとしての誇りとプレッシャーを感じ、さらなる言語化視覚化向上につとめ、またこの流れを伝える事例集プロジェクトをしっかり進めてまいります。

  4. ネット活用の二刀流をつくる重要性を
    積極的にお伝えしていくのが
    大事な役割だと認識しています。

    AI活用について 現時点、皆 そこまでよく分からない。という段階なので

    日々AIチームでの取り組んでいる勉強会や
    今導入いただいているユーザー様のご支援を通じて、
    面白さ・新鮮さ・期待感を持っていただける
    具体的でリアリティのある情報を どんどん増やしていきます。

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