ビフォーアフター社長日記

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Make Sense(腹落ち)について 11月5日 SHIPの朝礼


おはようございます。11月5日SHIPの朝礼を始めます。

鳥の隊列が示す前進のための工夫

空を飛ぶ鳥の隊列を見たことがあるでしょうか。あの整った隊列には、目的地に向かうための知恵が詰まっています。鳥たちは空気抵抗を減らし、エネルギーを節約しながら飛ぶために隊列を組むのです。しかし、もし数羽が隊列を離れて独自に飛ぶことをなれば、その小隊は余計なエネルギーを使い果たし、目的地に到達できなくなるかもしれません。この鳥たちの行動から、効率よく目標に向かうための姿勢について学ぶことができます。

成長は小さな成功の積み重ねから

このように、目的を持って前進するためには工夫と助け合いが欠かせません。人間の成長もまた、赤ちゃんの時から小さな成功体験の積み重ねによって進んでいきます。赤ちゃんは最初に寝返りができるようになり、次にはいはいを覚え、立ち上がり、ついには歩くようになります。それぞれのステップで、苦しみを感じることなく自然と成長し、自ら挑戦を続けていく姿が見られます。これは、私たちが本来持っている「成長したい」というエネルギーによるものです。

仕事における「成功」とは

成長のプロセスは、仕事の場でも当てはまります。仕事での成功とは、単に業務を完了させることではなく、依頼者からの評価を通じて、自分の役割と仕事が果たす価値をしっかり理解することです。この「理解する」ことが、仕事を成功に導くための重要な要素となります。ここで鍵を握るのが「Make Sense」という考え方です。

Make Senseのプロセスが成功のカギ

「Make Sense」とは、仕事の内容や依頼者の意図を自分の中でしっかりと理解し、「腹落ちする」ことを指します。これができるかどうかで、仕事への取り組み方や結果が大きく変わります。仕事を依頼されたとき、すぐにMake Senseして取り掛かれる人と、そこに時間をかけてしまう人がいます。この違いが積み重なることで、成功体験の数に大きな差が生まれます。成功している人を真似する際も、単にやり方や表面的なスキルだけでなく、彼らのMake Senseの速さに注目することが大切です。

真似るべきは意図・目的レイヤーの思考

しかし、成功者を真似るといっても、表面的な手順だけにとらわれてしまうと一時的な成果にしかつながりません。持続的な成功を得るためには、成功者が持つ「意図」や「目的」といった考え方を理解し、腹落ちさせることが重要です。とはいえ、意図や目的は抽象的で見えづらいものです。ここで成功者のMake Senseの速さを観察することで、腹落ちのプロセスを学ぶことができます。目的を深く理解するスピードが早いほど、スムーズに行動へと移し、効率的に成果を出すことが可能になります。

チームにおけるMake Senseの伝播

さらに、Make Senseは周囲に伝播しやすい特性を持っています。チーム内で仕事の目的や意図に腹落ちしたメンバーが増えれば、自然と意識が共有され、結束力のあるチームが生まれます。鳥の隊列が効率よく前進するように、Make Senseが共有された環境ではメンバーが互いに支え合い、成長しやすくなるのです。このような環境でこそ、小さな成功体験が積み重なり、成長と成功が加速していきます。

まとめ

目的に向かって前進するためには、鳥の隊列のように、効率を考えた工夫と助け合いが重要です。仕事においては、単に業務をこなすのではなく、依頼者の意図や目的に腹落ちすることが成功への鍵となります。Make Senseを重視し、速やかに腹落ちできる力を身につけることで、個人としてもチームとしても成長しやすい環境が整うのです。

以上で朝礼を終わります。


10 コメント

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  1. おはようございます。
    今週もよろしくお願いいたします。

    お客様のご依頼背景を知り、そこから決めたお客様らしさやなりたい姿を言語化視覚化するためには、制作前に必ず腹落ちが必要なので、そのための訪問後ミーティングがあり、そこから各担当ページにどう落とし込んでいくのか、どう工夫したのかをDプレゼンでアウトプットする。
    また、制作過程で生まれた課題や問題を常に解決するために、チーム内で取り組むことは即改善し、個人で取り組むことはその日のうちにどうするか日報で振り返り翌日から実行する。
    日々の業務から腹落ちと工夫に取り組むことができるので毎日継続し、お客様やチームにとってより良い行動をしていきます。

  2. 自分の中で腹落ちさせることでテンプレ的な思考ではなく、芯をとらえて自分の言葉にして仕事ができるようになっていくと思います。
    チームの中での立場としては、そのうえで今度は相手が腹落ちするようにフィードバックをしていかないといけなくなりました。これは相手の今までの経験と感覚にも近いところだと思いますが、「相手が腹落ちするには?」ここを見て毎日フィードバックを継続したいと思います。

    • >「相手が腹落ちするには?」

      その前に、「腹落ち」は成功と成長のエネルギーであること
      それを得るのは受動的ではなく、能動的な姿勢が大事だということ
      そこを話あってみるといいと思います

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。
    目的のために一丸となることで達成できるように、先輩方よりも考え方などが劣っていたとしても目線をそろえておねじ方向へ向かうことで目標へたどり着ける(お客様に喜んでいただける)と感じました。
    また、目標としてお客様に喜んでいただけるということだけでなく自分自身のありたい姿の目標もしっかりと持ち、自分の中で隊列を組んで日々取り組んでいきたいと思います。

    • >自分の中で隊列を組んで日々取り組んでいきたいと思います

      言葉がまだしっくりこなくても、図形のイメージを持てれば、意図を追求できます
      いいですね

  4. 成長にはタイミングに沿った目標設定が絶対に必要です。

    目標とのギャップで成功や失敗があり、悩んだり喜んだりすることは正常な反応で、何もなければそこで止まってしましまいます。

    目的目標を設定し、しっかり管理者として方針とセットで本質を伝えながら腹落ちしてもらう、腹落ちしようとしてもらうことを通じて、実際に目的・目標を達成して一緒に成長していく環境を作り、継続していきます。

    • 本文からですが
       
      >仕事を依頼されたとき、すぐにMake Senseして取り掛かれる人と、そこに時間をかけてしまう人がいます。
       
      前者が当たり前のカルチャーにすることだと思います

  5. 川上 祐太朗

    2024年11月5日 at 12:49 PM

     私は、いろいろな文章を読む際に一回では理解できないことがあります。自分の中で文章の意味が変わり3回、4回読まないと理解できないことがあります。
    仕事というステージでは、それに加えて文の背景も含めてmake senseしないといけないので、make sense力の向上が大切と考えました。

     WEB制作ではないですが、部活でセットオフェンスにフォーカスした練習をしている時、その状況をしっかり想定し、理解している人としていない人との差が実践で表に出た経験があります。
    仕事では物事を早く理解し、行動することを意識します。

    • >仕事というステージでは、それに加えて文の背景も含めて
      >make senseしないといけないので、make sense力の向上が大切と考えました。

      その通りです

      依頼者に対して、自分がmake senseするまで、質問する権利は常にあります
      とくに年次の浅いときにはその幅が大きいです
      活用して前向きにMakeSenseを取りに行くことだと思います

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