ビフォーアフター社長日記

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M&Aについて 10月28日 SHIPの朝礼


おはようございます。10月28日SHIPの朝礼を始めます。
今日は13時からインフルエンザの予防接種です。
衆院選挙に行きましたか? 結果はほぼ多くの人の予想通りでしたが、混乱している場合ではないタイミングで混乱は続きますが、民間の企業や人はそれぞれが未来をみすえて着実な仕事をしていくだけです。

防長工務社をM&Aで受け入れたオカケン社(山口県,田布施町)を、大阪のリフォーム大手のアートリフォームさんがM&Aで買収することになりました。正式に発表されましたので報告しておきます。

用語解説ですが、M&AをChatGPTに解説してもらいました。

M&A(エムアンドエー)は、「Mergers and Acquisitions」の略で、日本語では「合併と買収」を意味します。企業同士が一つになる(合併)か、ある企業が他の企業を買収して経営権を取得する(買収)ことを指します。企業が規模を拡大したり、新しい市場に参入したりするために行われることが多いです。例えば、都市部の会社が全国展開のために地方の会社を買収して、その地域の販路やノウハウを取り込むケースがあります。ビジネス戦略として重要な手段の一つです。

当社のユーザー様の関係でいえば、ナサホーム社をダイワハウス社が買収、シンライズ社をオリバー社が買収、大垣設備社を矢橋ホールディングスが買収といったケースがありますがこれからますます増えていくでしょうね。

日本の住宅リフォーム業界でM&Aが増加していく傾向をperplexity.aiにまとめてもらいました。

1)業界の課題解決策としてのM&A

住宅リフォーム業界は現在、いくつかの重要な課題に直面しています:

– 人材不足と技術承継の問題
– 業界全体の信頼性向上の必要性
– 新規参入業者の技術不足によるトラブル

これらの課題に対応するため、企業間の協業やノウハウの共有が必要となり、M&Aがその有効な手段として活用される可能性が高まっています[1]。

2)市場環境の変化

住宅リフォーム市場は堅調に推移すると見込まれており、2022年の市場規模は前年比5.8%増の7兆2,877億円と推計されています[1]。この成長市場において、企業は競争力を高めるためにM&Aを戦略的に活用する可能性があります。

3)異業種からの参入

リフォーム業界への異業種からの参入が増加しており、これらの企業がM&Aを通じて業界のノウハウや顧客基盤を獲得しようとする動きが予想されます[2]。

4)地域拡大戦略

リフォーム業界は地域密着型の特性が強いため、事業エリアを拡大したい企業が地域に根ざした企業を買収するケースが増加すると見込まれます[2]。

5)事業形態の多様化

消費者ニーズの変化に伴い、中古住宅とリフォームをセットにした住宅販売など、新たな事業形態が台頭しています。このような変化に対応するため、リフォーム事業者と隣接業種とのM&Aが増加する可能性があります[1]。

6)業界再編の加速

リフォーム業界の再編が進む中、大手企業による中小企業の買収や、企業間の合併などが活発化すると予想されます。これにより、業界全体の効率化や競争力強化が図られる可能性があります[1][2]。

以上の要因から、日本の住宅リフォーム業界におけるM&Aは今後さらに増加していくと予想されます。企業は市場環境の変化や業界の課題に対応するため、M&Aを重要な成長戦略として位置づけていくでしょう。

Citations:
[1] https://www.ma-cp.com/about-ma/industry/construction/6/
[2] https://masouken.com/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AEM&A
[3] https://ma-succeed.jp/content/knowledge/post-10582
[4] https://www.reform-online.jp/news/reform-shop/20892.php
[5] https://mastory.jp/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8BM&A
[6] https://masouken.com/M&A%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%81%AE%E5%8B%95%E5%90%91
[7] https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/dealsinsights/deals-trends2024.html
[8] https://ma-navigator.com/columns/steward-ma

住宅リフォームは「規模の経済」(ググってください)があまり効かない業態と言われてきましたが、採用難で店舗展開が難しい中、すでに安定的な地盤のある同業者を買収によって束ねていく規模の追求は残された手段としては有効だと思います。

以上で朝礼を終わります。


8 コメント

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  1. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。
    住宅業界では、職人不足、リフォームではなく新築購入などにより、衰退しないためにシップがサポートをおこなっている、今回のようなm&aのような合併、買収にならずお客様が地域で活躍するために、またリフォーム業界の職人さん不足をなくすために、私たちはお客様の付加価値、強みを言語化視覚化するべきで、お客様に喜んでいただく。
    地域に根ざした工務店がずっと活躍するために、サイト作成、記事作成の際もこう言った背景も頭の中におきながら作成して、プロとしての意識を常に持っていきたいです。

  2. 色々な面があると思いますが地域拡大戦略の面でみると、リフォーム業において地域で認知があるという部分の価値がどれだけ高いかを感じます。
    財源がある会社さんでも認知をとることには時間がかかりますし、地域でのイメージを作るのは簡単ではないと思います。
    そんな中で何年もその地域で何らか選ばれてきている価値が各社さんあるので僕たちもここにフォーカスして拡張すること。お打ち合わせの機会もここを活かせるように。やることは最初から決まっているのでトレーニングを重ねて感覚を磨いていきます。

    • >リフォーム業において地域で認知があるという部分の価値がどれだけ高いか

      そういう視点は大事ですよね
      どんなことも考えて、言語化していくと自分の引き出しがどんどん増えていきます

  3. おはようございます。

    今期、リフォーム産業新聞まとめの売上ランキングが発表されていました。
    TOP10の合算は約1兆円。
    昨年に比べ、500億ほど増加。市場の14%ほど占めていますが、多くは地域の工務店、リフォーム会社が細かく請け負って事業をやられていることで、出来上がっている業界ということを理解しています。

    住宅業界だけではないですが、大きく社会の問題が関係して一つの手段としてM&Aが検討されて実行されていることもお客様にお話を聞いたり、実際にそうなったりして実感しています。

    持っておくべき考えとしては、原理原則に従って、時流は抑え、企業の基本価値の解像度を上げて勝ち筋を見つけて、デジタルで拡張する。
    この方向性は変わらないので、目線は高く持ち、お客様の勝ちにこだわり支援を全体でしていきます。

    • メンバーに教材として活用してもらえればいいと思います
      「M&Aって何?」
      「自分の担当顧客で関係ありそうなところはある?」
      知らないことを知る、考えていないことを考える、そんな機会にしてもらえればと
      思います

  4.  住宅リフォーム業界のM&Aにつながる一つの問要因として、技術のある参入者が少ないことに注目すると、日本全体で少子化により労働人口の減少があります。また、現在の高校卒、大学卒の人は、在宅勤務のような仕事の方法を好むことから、この業界には躊躇する人が多いです。よってこの動きをストップさせることは難しいと考えます。
    また、住宅リフォーム業界の人手不足の背景には、指示を出す人に余裕がなく、教育体制が整っていないという現状があるのではないかと考えています。

     これの動きを減速させるアプローチの一つとして、ITを使って、業界の人の負担を減らし、採用、売上の両方を良くするための制作が必要と考えました。

    • 難しい内容によくコメントしてくれたね!
      素晴らしい

      ひとつわかっておいて欲しいのは
      M&Aはネガティブなことではないということだよ
      どの業界でもM&Aは増加傾向にあり、そのこと自体は良いことです

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