ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

3層構造について(3)10月9日SHIPの朝礼

おはようございます。10月9日SHIPの朝礼を始めます。
三層構造に対しての3回目の言及でありまとめです。抽象(上位層)、具象(下位層、行き来(上位と下位をつなぐ道)と読んでください。

:written by CHATGPT.
仕事における思考は、抽象と具象のレイヤーを行き来することで深まり、質の高いアウトプットに繋がります。具体例として、動物の特徴を考えてみましょう。具象レイヤーでは、「猫は4本足である」「犬も4本足である」「豚も4本足である」といった個々の特徴に焦点を当て、それぞれの違いを認識します。しかし、抽象レイヤーに移ると、それらはすべて「4本足の動物」として共通点が見えてきます。このように、抽象と具象を行き来することで、具体的な違いだけでなく、全体の構造や共通点を把握できます。

仕事でも同様に、具象レイヤーのみで考えると、細部にばかり意識が向いて全体像を見失う可能性があります。細かいタスクに没頭するあまり、プロジェクト全体の目標や方向性を見落としてしまうことがあるのです。一方で、抽象レイヤーばかりに頼ると、実際の行動に繋がらない理想論や抽象的なビジョンだけで終わってしまうリスクがあります。

「抽象と具象の行き来」が適切にできると、仕事においては顧客理解が深まり、より精度の高いアウトプットを生み出すことができます。言語化が進むことで、顧客との意思疎通もスムーズになり、結果として顧客満足度も上がります。しかし、具象レイヤーだけにとらわれると点情報の羅列に陥り、抽象レイヤーだけでは曖昧なビジョンに終わってしまいます。このバランスを欠くと、成果は散漫なものになりがちです。

顧客との打ち合わせでも、基本は抽象レイヤーで大まかな方向性を確認し、その後に具体的なタスクへ進むことが重要です。ディテールに入り込みすぎると、全体の戦略を見失い、断片的なアイデアに振り回されることがあります。「その方向で任せる」といった大枠の合意を形成することで、具象的な作業を進める際にも一貫性を保つことができ、プロジェクト全体がスムーズに進行します。

具体的な作業を進めながらも、常に抽象的な視点に戻り、全体の方向性を確認することが、仕事の質を高めるポイントです。これにより、具象的なディテールに集中しながらも、プロジェクトの本質や顧客の期待に沿った結果を出すことができるのです。

以上で朝礼を終わります。

10 コメント

Add yours

  1. 「抽象と具象の行き来」が適切にできる

    おはようございます。

    何度もこの考え方のフィードバックをいただいていますし、わかったつもりでいるのではなく、何度も顧客を想像しながら繰り返し行き来の練習をすること。
    ここをさぼらないようにします。

    自分の中で出来ていると思っていても、顧客も違い、受け取り方も様々ありますが、顧客を理解してシップの考え方を、顧客の現状に合わせて伝わるようにお伝えさせていただき、勝ち筋を決めていただき、「それでいこう」

    とお任せいただけるように実行と改善を繰り返します。

    • 重要なのは、そのためには意図とオペレーションをつないだり変換する機能
      進まないチームあるいは個人では、これがないことを自覚することだと思う

  2. お客様との会話では、
    ▼上層、抽象レイヤー
    『なりたい姿**の実現、**の目標達成、**の課題解決』
    ▼中間レイヤー
    『プロジェクト方針は**、プロジェクトゴールは**』
    ▼下層、具象レイヤー
    『ご発注内容と方針に基づき、デザイン、サイト構成、各仕様、スケジュールは**』

    となり、

    メンバーとの会話では、
    ▼上層、抽象レイヤー
    『プロとして顧客の問題解決をする』
    ▼中間レイヤー
    『顧客理解、原理原則に基づき言語化視覚化を行い納品式で喜んでいただく』
    ▼下層、具象レイヤー
    『制作指示書、PMの指示の元、フレームを使いガントチャート通りに制作をやりきる』

    となる。

    上層抽象レイヤーだけでは誰も理解できず何もカタチにできず進まない。
    しかし上層を絶対的に抑えないと点になりズレていく。そして上層の軌道修正は下層レイヤーでは出来ない。

    リーダーは上層から下層レイヤーすべての視点を持ち全体を抑え、各レイヤーの間で翻訳する言語化スキルが必要。
    メンバーは具象レイヤーを確実にやりきるスキルと、欲を言えば抽象レイヤーの理解を深める熱意と素直さがあると良い。
    そしてチームで抽象具象を行ったり来たりしながらゴールを目指す。

    失敗体験は二度と繰り返さないよう上層レイヤーの視点と感覚を鍛え、
    成功体験はチームメンバーと共に繰り返し、中間レイヤーを担うメンバーを育て、
    顧客満足と社員満足の両立を目指していきます。

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    PMを任せていただく機会をいただく中で、トップページや下層ページ、システム面など、下層レイヤーを上手くやろうとだけ考えてしまうと、
    サイトの目的、誰のために、何のサイトを、誰に向けて作るのか、そのために制作方針やコンセプトをどのように視覚化するといいか?などが、いつの間にか抜けてしまう時があると感じました。

    また、PMという立場を任せていただくことができた事で、やり方だけでなく考え方の改善やリーダーとしての取り組み方を学ぶことができました。

    レイヤーの行き来を意識し、プロとしての仕事で顧客理解を深め、それに見合う考え方やスキルアップのために行動していきます。

    • >レイヤーの行き来を意識し

      ここは大きなハードルで、超えるには鍛錬が必要だし、超えたらまったく違う景色が見えてきます
      先を行っている人もいるし、後についてきている人もいます
      面白いから超えていきましょう

  4. 日報では、GKK等フィードバックいただく機会と実行したうえでの振り返りはこの行き来を意識しています。
    フィードバックいただいた際は抽象的な理解を言葉にし、お打ち合わせの実行振り返りはより具体的な話で振り返る。
    これをすることで自然と行き来ができるようになってくる。ここをメンバーと意識して行っていきます。

    • アドバイスと自分の考えとのずれをすぐに動いてみて検証してきたことで進歩がありました
      これがマインドとスキルが同時に身につく体験です
      最初からできる人はいないので、日々の仕事で、行動で検証することを当たり前にすればいいです

  5. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。
    お客様に喜んでいただくためにコンセプトを理解して取り組んだつもりでも制作がうまくいかないときは、具象がうまくできていないからだと感じました。
    具象レイヤーは具体的なアウトプット(記事作成や構築など)であり、自分がコンセプト理解を可視化するツール。ここでも「言語化」が重要になってくると思いました。自分が感じたことや、学んだことを自分の言葉で100%のアウトプットができるようにしたいです。

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*