ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

窓リノベの未来 9月18日 SHIPの朝礼


おはようございます。9月18日SHIPの朝礼を始めます。今週は、窓サミット、マンションリノベ塾、経営改善会議、マンションリノベ塾2期生開講説明会と社外の人が多く会社と接点を持つ週です。直接関係する人は少ないので、この朝礼ブログ媒体を通じて、何を行っているかを少しでも伝えていきたいと思います。

17日シップセミナールームで開催された窓サミットですが、三省連携の省エネ住宅2024キャンペーンはさすがに全員知っていると思いますが、その追い風を受けてこのチャンスに窓リフォーム事業者が成長していこうよという主旨で施工会社、メーカーが集って、情報交換をするイベントです。この集いを社会課題解決をテーマに前進させていきたいという主旨で私もプレゼンをさせていただきます。この動きの概要を把握していただくために、


Googleトレンドで「窓リフォーム」と「断熱リフォーム」を比較表示すると上記のようになります。ほぼ重なる正の相関関係になっていますが、グンと検索数が上がるのが、2023年2月初旬の三省連携の省エネ住宅キャンペーンの事業者登録が始まった頃です。「断熱リフォーム」も当然今までもあったのですが、補助金の力、「お金でお得」の力は大きいんだなと思います。


今回補助金の名称が「先進的窓リノベ~」となっています。面白いですね。窓リフォームよりも窓リノベの検索の方が多くなっています。参考までにリフォームとリノベーションの比較もしてみます。


これが肌感覚でもわかりますが、リフォームの方が認知度・検索もずっと多いです。

では何故窓は「リノベ」だったのか? 
今でもリフォームとリノベは混同して使われていることが少なくないですが、一般にリフォームは劣化した価値を元に戻す原状回復的な意味でリノベは性能等価値を向上させることを指します。その意味では、省エネを伴う窓改修工事は、窓リフォームよりも窓リノベがふさわしいといえます。

2023年の先進的窓リノベを利用した人の属性がなかなかおもしろいです。
ひとつは年齢ですが、普通のリフォームの施主年齢が60代70代で43%と最大ですが、先進的窓リノベを利用した人の平均年齢は43.7歳と若いです。
また、世帯年収ですが年収1千万円以上が3割を占めます。700万円以上だと56%くらいになります。ちなみに日本全体の平均世帯年収は545.7万円、中央値は423万円(2022年)になりますので、年収も高く、意識も高い層に利用されたことがわかります。

窓リノベはアンテナが立っている高感度かつ高収入な人向けのマーケットと仮定できます。
 
ここから試してみる価値があることとして、各主体の施工店は「窓リノベ」の第一想起を商圏エリアで構築していくことが考えられます。せっかく集まった企業で共有できる認知コアを顧客ベネフィットをつなげること、それを用いて顧客接点を作ること、ハードルの低い体感系リアルイベント等を通じて実需につなげていくこと、これらを共通の名称で展開していくこと、その他現場の方々、プロモーションのプロであるメーカーの方々のお知恵をお借りして、社会課題である「住宅の熱損失」を解決していき、同時に窓リノベ&窓リフォームを、水回り・内装・外装に続く1大ジャンルになるようこの業界をサポートしていきたいと考えています。

以上で朝礼を終わります。


13 コメント

Add yours

  1. 2023年の先進的窓リノベを利用した人の属性

    このデータはとても大切なデータと思いました。見たいです。

    イノベーター→アーリーアダプターまでで活用が止まっている感覚で、
    キャズムを突破するには、地域での認知活動が必要だというのは、
    昨日同時に開催していた、ファン顧客育成勉強会でも話題に出ていました。

    住みよい未来を創るために、開口部のリフォーム推進はとても重要な活動なので、
    関連業種が連携してpromotionしていく。

    ・顧客接点で伝えていく
    ・WEBサイト、SNSで情報発信していく
    ・リアルなイベントで伝えていく

    実際、リフォームイベントでアンケートを取っていただいたデータを共有いただいていますが、

    リフォームの補助金について知りたい。

    という要望は上位にいつもランクインしています。

    • 同じ現実に対し、
      施工店の見方
      メーカーの見方
      流通の見方
      それぞれあるのに対し、
      Webマーケティングサポートの立場での見方を示しました
      懇親会ではなかなか良い議論になりました

  2. 昨日はありがとうございました。
    僕も実際に参加していて思いましたが、ネットに関わる情報から世の中を考察することに価値があることを再認識と自分が現場で気づけなかったことが少し悔しかったです笑

    世の中の流れからこれが来るだろうという話は僕たちのお客さんの方が現場に出ているのでなんとなくわかるよという方が多いと思います。
    僕たちの領域を含めて今起こっていることを説明できること。ここに相手が求めるWMMでの価値があるこの意識を持っていきます。

    • 現実を説明できることが私達が最低限必要なことです
      そこをクリアすれば、変数を付加することで未来の説明が説得力をもってできます
      いつもと同じことですね

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    窓ドアサイトを3社様ほど関わらせていただきました。
    先進的窓リノベや子育てエコホーム支援事業などの補助金を活用して、お得に快適な空間にできる。
    併せて環境問題への貢献にも繋がる、ということだけでなく、今日頂いたデータ分析からわかるターゲットを考慮した上で、言語化視覚化していくことで、目的もより明確になるので今後の制作の際は意識していきます。

  4. おはようございます。
    LPやチラシでもよく窓補助金○○万円!といった記載をよく見かけます。特に窓の断熱リノベをすると部屋の温度がより快適になる+省エネにつながると言った文面はアンテナの感度が高いご家庭には響きやすい=接点に繋がります。

    現在イベントLPを中心に視覚化・言語化を練習しながら携わっていますが、そのチラシの何が響くのか。そのリノベをすることでどんな得があるのか。といったところの言語化+FVでどう視覚化するかといったところしっかりおさえて、エンドユーザーとお客様の最初の接点になる重要な部分をさらに深めていきます。

  5. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。
    関わらせていただいた案件でお客様のサイトに窓リノベなどの補助金のページを乗っけていることが多く、エンドユーザーにとってもお得で、お客様(工務店)にとっても依頼が増え、シップにとってもお客様に喜んでいただくという目標を叶えることができる誰にとっても良いキャンペーン
    だからこそ、その良いキャンペーンをより多くのエンドユーザに知ってもらうために自分ができることは、お客様に合わせたサイトをつくることであり、言語化・コンセプト理解などの質を上げていきたいです。

  6. 先進的窓リノベの利用者の属性が興味深かったです。
    もっと高齢層が多いと思っていましたが、40代のアッパーマス層がメインターゲットなら、そういった層が好む施策を広告やLPでも打ち出していく必要があると考えます。
    マス層よりもお金を持っていて、そのお金を有効に使いたいと考えているなら、補助金も含めつつ、経済効果、環境効果といった意識高い層が喜びそうな打ち出し方を意識していきます。

  7. おはようございます。

    国をあげてメーカーも窓リノベ事業の案内を行っておりますが、
    改めて今回の補助金施策の名称が窓リノベになっている理由を考える機会となりました。

    リノベーション=性能等価値を向上させる

    確かにこの施策の名称はただの窓リフォームではなく、住まいの課題を解決し省エネひいては健康的な生活を後押しすることを目的とする価値ある事業だと思います。

    シップの役割は高い目線で取り組むことの意味を押さえて意図通りの運用を行って行くことと思いますので、
    まずは今日のお客様接点から自分の言葉で伝えていき、価値のあるサービス提供になるよう努めていきます。

  8. おはようございます。

    N社様が以前ミーティングで「意識が高く自ら検索する1軍のお客様は昨年で刈り取ってしまった、今後は2軍、3軍への認知活動をしないといけない」とおっしゃっていました。

    本質的なところでは世帯年収が低い層の住まいにこそ窓リノベで性能向上をしてもらう必要があるはずなので、今日のブログの内容は頭の中に入れて話せるようにしていきます。

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*