ビフォーアフター社長日記

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5分で読み5分で書く 7月25日 SHIPの朝礼


おはようございます。7月25日SHIPの朝礼を始めます。

日本人の3分の1は日本語が読めない!?

日本語を母国語とする日本人にとって、日本語の読み書きは当然のように思われがちです。しかし、実際には「日本語が読めない」と感じる日本人が増えているという現象が見られます。この現象の背後には、さまざまな要因が存在します。

1. デジタル化の影響

現代社会では、情報がデジタル形式で提供されることが一般的になっています。スマートフォンやタブレット、パソコンを使用する機会が増える一方で、手書きや紙媒体で日本語を書く機会が減少しています。特に、漢字を含む複雑な日本語を書くことが少なくなり、この傾向が日本語の読解力や語彙力の低下を引き起こしています。これにより、文脈を理解する能力が低下し、結果として言語コミュニケーションが苦手になる人が増えています。

2. 教育環境の変化

日本の教育システムでは、従来から漢字教育が重視されてきましたが、最近ではその傾向が変わりつつあります。ICT教育の普及により、キーボード入力が主流となり、漢字を書く機会がさらに減少しています。この結果、特に若い世代で日本語の文脈を正確に把握する能力が弱まり、言語コミュニケーションに困難を感じることが多くなっています。

3. コミュニケーション手段の多様化と職場での影響

電子メールやSNS、メッセージアプリの普及により、日常のコミュニケーションが短文化しています。特にSNSでは、簡潔な文章や絵文字が多用され、複雑な表現を用いる機会が減っています。このようなコミュニケーションの簡略化は、日常的に日本語を深く考えたり書く機会を減らしており、文脈を読み解く能力の低下を招いています。結果として、相手の意図を正確に理解することが難しくなり、円滑なコミュニケーションが困難になることが多いです。

職場においては、チームでの仕事が主流となっており、顧客や同僚の言葉を柔軟に理解できる人とできない人が共存しています。そのため、仕事の組み立てやコミュニケーションの方法を考える際には、この多様性を前提とした配慮が求められます。具体的には、情報の共有方法や意思疎通の手段を工夫し、すべてのメンバーが効果的にコミュニケーションを取れる環境を整えることが重要です。

この朝礼ブログは、シップメンバーの皆さんに5分で読んで5分でコメントを書いてもらうことで言語化トレーニングをなればいいなと思い続けています。読むことと書くことはまったく違うスキルです。言語化が苦手な人ほどやってみればいいと思います。

以上で朝礼を終わります。


4 コメント

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  1. おはようございます。本日もよろしくお願いします。
    自分が伝えることももちろんですが、相手が伝えたいことの意図をくみ取ることも大事な言語化能力だと思います。チームで仕事をするうえで、技術レベルは違えど、同じ方向性で同じ目線で仕事に取り組むためにも、送受信ともに言語化能力を高められるようブログや日報を活用させて頂きます。

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。
    高校生までは紙媒体のテストや提出物がほとんどで毎日字の読み書きの繰り返しでしたが、大学生、社会人と年次が上がるにつれて、データでの管理が多くなり、紙媒体で字を書く際、漢字が思い出せないことが増えたように感じます。
    仕事も同じで繰り返し行うことで習慣化し、身につくと思います。仕事に関しては紙媒体のように地道な繰り返しが重要だと感じました。また、デジタル化やAIの発達が進む中で、「考えること」や「手間」などが日常生活でどんどん少なくなり、能力低下が著しくならないよう、デジタル利用とアナログ的な部分の両立も大事なのではないかと感じました。

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