ビフォーアフター社長日記

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統計学をちょっと知っとこう 1月13日 SHIPの朝礼


おはようございます。1月13日SHIPの朝礼を始めます。

衆議院議員選挙や地方議会選挙、首長選挙などが行われると、早いと開票1分くらいで「当選確実」が報道されますが、この開票速報の仕組みはご存知でしたか?

「報道各社が出口調査やっていると言ってますがそのデータを使っているんでしょうか?」
 
その通りです。私もそこまでは知っていました。知らなかったのは、出口調査って何人くらいにしているんだろうということです。実際の調査人数は発表されていないようですが、統計学上はっきりしているのは、「96人に聞けば誤差10%以内で、384人に聞けば誤差5%以内でその候補者の得票率の予想される範囲を95%の信頼度で求めることができ」るということです。
「」内は下記サイトからの引用です。

選挙の出口調査の信頼性とは!当選確実を出すカラクリとは?


 
統計学は現在取得されているデータで構成される「記述統計」と取得されている一部のデータから、取得されていない他のデータを推測する「推測統計」から構成されますが、投票所の出口で実際の調査をして取得されるデータと過去のその地域の投票行動や直近の影響ある情報などを勘案して数式化された推計の組み合わせで、「96人に聞けば誤差10%以内で、384人に聞けば誤差5%以内でその候補者の得票率の予想される範囲を95%の信頼度で求めることができ」ているという事実は認識しておくべきです。

私たちの仕事においても、統計学の「記述統計」と「推測統計」の関係はあてはまります。「記述統計」は過去です。正確に基準をぶらさずに取得されることが重要です。しかし過去データの話を聞くのは3分で十分です。過去データから推測される、施策によって異なる「推測統計」に基づく未来選択の過程を共有することが重要ですし、実施された後に検証を共有することはもっと重要です。

誰かの気づきを刺激できれば嬉しいです。

以上、金曜日の朝礼を終わります。週末に向けてしっかりと仕事を締めておきましょう。


15 コメント

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  1. おはようございます!
    今日もよろしくお願いします。

    出口調査に関して本当に誰かれ構わず声をかけているわけではないと思うのですが、(多少、答えてくれそうな人を選んでいる?)それでも誤差の範囲で習得できるのは本当にすごいと思いました。

    そういえば、同じ質問をお客様にする機会は自分自身、設けたことがなかったので、自分の中で統計学を体現してみる機会を作りたいと思いました!

    • 出口調査の精度をあげるには、取得サンプルを全体像に合わせること
      例えば、男女は約半々とか、年代別に 20代10% 30代15% 40代25% 50代25% 60代以上25%とか
      にすることだそうです

      同じ質問を毎月何か特定のサービスの顧客にすることは面白い情報になると思いますね

  2. 「記述統計」と「推測統計」

    中身を理解すれば、考え方として応用が利くと思います。
    まずは知ること。
    複雑な変数をこねくり回すより、俯瞰的になんちゃって統計学でもよいので、推測統計をアウトプットすることにチャレンジすることですね。

  3. 私たちの仕事においても、統計学の「記述統計」と「推測統計」の関係はあてはまります。

    「推測統計」の元となるのが「記述統計」≒ ブレない基準のもと取得された正確な過去データとすると
    「基準」の定義が重要ですね。

    SHIPの強み=試行回数が多いこと、仮説検証の機会が他社よりも多いこと

    であるので、基準は立て易いはずですが
    そこを現場では100社100様で捉えてしまっている。
    ここの認識を改め、フレーム化と顧客理解レベルアップを前進させていきます。

  4. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    過去のデータを収集、過去のデータから見られるパターンを洗い出し、検証する、を繰り返すことで実績もついてくるので信頼性を高められる感じました。
    さらに調査人数を増やし、見える化することで視聴者の納得に繋がっていくと感じました。始業式での行動方針と繋がるのかと感じます。

    データを見える化することで、無駄な行動をやめる、改善点を洗い出し改善することで、より生産性のある制作と顧客満足を両立していきます。

    • 制作の視点からいえば
      だいたい95%は同じことの繰り返しだと思うか
      全部ゼロから作るのか
      前者の認識の方がよりお客様のために工夫する時間が捻出されるので
      喜んでもらえます

  5. おはようございます!
    大学時代に統計学を勉強していたのを思い出しながら読んでいました。
    取得される母数のデータが増えていけば、推測の正確性は増していきますが、そこまで多くないデータであっても誤差の少ない推測を導き出せるというところがポイントかと思います。

    シップでは同業種への支援をしているため、判断材料となる過去のデータは蓄積しやすいので、データを元に推測を行える状態を作っていかなければ勿体無いのだと感じました。

    お客様の現状から過去のデータから仮説を導き出して検証をするということが必要だと思うので、拙くても良いので行なっていけるようにします。

  6. おはようございます。
    今週もありがとうございました。

    「記述統計」と「推測統計」

    母数でも100人行かなくても10%、400人ほどで5%以内の差異しかないことに驚きました。

    昨日ちょうどTiktokでキーエンスの営業の面接という動画が流れてきました。3分間でゴルフ嫌いな人をゴルフを行きたいと思わせるという内容でしたが、その人はなぜゴルフを嫌いになったのかという背景や要因を聞き出して課題解決に向けた提案をするという内容でした。

    内容的には今回の統計学の内容と似ている部分があるかと思います。過去のデータから仮説を導き提案する。そのあとの検証も含めてお客様に共有することで同伴者として役割を果たせるのではないかと考えます。

    過去のデータをストックするのも、提案していくのもまずはお客様を知ることが前提かと思うので行動していきます。

    • 朝礼ブログは5分で読んで5分でコメントくらいのボリュームを意識しています
      興味をもったら自分でも本を読んだり、アウトプットしてみると認識が進みます

  7. 統計学、すごく面白いと思いました!
    世の中にある、こういったときはだいたいがこうなる
    これを知るとできることの幅も広がり、役に立てることも増えると思います。

    SHIPの強みとしても同業種がお客さんでそれを活かせる方法は
    勉強すれば伸びしろがたくさんあると思います。まずは時間枠であったりを改善しますが、徐々にSHIPの強みを活かしていける目線を持って行きます

  8. 「記述統計」=過去、基準を決める
    「推測統計」=未来、記述統計から予測

    基準を決め、そこは定期で毎回確認する事としておくことが大事ですが、
    その基準をどう決めるか、オリジナルにしないことだと思うので、営業GKKでもその議論はできればと思います。

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