ビフォーアフター社長日記

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改革について 7月11日 SHIPの朝礼


おはようございます。

安倍晋三元総理大臣のご冥福をお祈りいたします。変化の激しい国際情勢の中での日本の位置付けが最も見えていらした政治家だったのではないかと思います。この国にとってあまりにも大きな損失だったのではないかと悔やまれます。

さて、参議院議員選挙の翌日ですが、7月10日SHIPの朝礼を始めます。安倍元総理へのお悔やみで始まったので、「改革」について考えてみたいと思います。マスコミ等では安倍元総理や自民党が保守で旧守派で既得権益に与する権力の側として報道されることが多いですが、その枠組でいえば、改革派の野党は、数年間の民主党政権がそうだったように実際の大きな問題解決には腰が引けたままで、いつの間にか戻った野党の立ち位置で「反対」や「護憲」を主張している方がおさまりが良い感じです。改革はそれなりの権力の力を要しますし、権力基盤の上に立つとそもそも改革が難しくなるという矛盾を抱えます。安倍元総理が民主党から政権奪還後に推進したアベノミクスでは、禁じ手の中央銀行を巻き込んだ異次元の金融緩和を行い、一旦経済の息を吹き返すことに成功しました。この政策の副作用の是非はありますが、改革とは問題解決に権力を行使していくことなのだと思います。

今回2度めの当選を果たされた参議院議員の青山先生のYoutubeに、安倍元総理がCBDC(Central Bank Digital Curency)の導入による税制の改革をお考えだったことが紹介されています。青山先生の言う通り、安倍元総理なくしては、このような改革を突破するのは難しく、CBDCが5カ国くらいで実装されてから後発で検討に入るということになるのかもしれません。

わが社で標榜されている改革の障害のほとんどは、自分の固定観念であり、慣れ、思考習慣です。要するに「自分」です。そこに対して未来のなりたい自分が強い権力を持って、「その考え方では未来はない」と説得して、過去の価値観から未来の価値観に入れ替えさせることです。そのための寛容性を持つことです。

まだまだ「顧客満足」と「生産性向上」の連立方程式の解から遠いです。「フレーム化」と「先手」をエンジンに積み込んで、今週も前進していきましょう。

以上で朝礼を終わります。


10 コメント

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  1. おはようございます。

    価値観は、今まで自分が育ってきた環境や、育ててくれた両親により、人それぞれ違うものだと思うことが、社会人になって増えました。

    相手の考え方が、間違っているのではなく、自分と”違う”というものと考え、意見や指摘をいただいた時は、受け入れるように意識しています。

    自分は間違っていない、という考えだけでは、目標は達成できないと思うので、昨日より何か一つでも知識を増やしたり、できないこと・苦手なことと向き合い、少しずつ新しい自分に成長していけたらと思います。

    社会人になるまで、政治にはあまり関心がありませんでしたが、安倍元総理の事件もあり、とても悲しかったので、これからは日本人として社会に関わるよう、意識して行動していきたいです。

  2. 「その考え方では未来はない」

    自分の固定概念を、なぜそう考えるのか?ととらえ直す。
    考えることで現在進めて入りる方針とすり合わせて、「だったらこうしよう」と自分で答えを導けるように、マネージャーとして関り、個人の成長の源泉である本質的な向上心を持って成長できる環境をつくります。

  3. おはようございます。
    今週もお願いいたします。

    >自分の固定観念であり、慣れ、思考習慣です。

    おっしゃる通りだと思います。固定観念は生まれた環境、育った環境によってある程度決められてしまうものだと思っています。しかし、矯正できるものだとも思っています。

    自分がSHIPに入り、作品を最初は作っていましたが、湯沢さんからのFBや先輩方のアドバイス、毎日の社長ブログでのインプットでどのような事が求められているのか、どういう考え方が必要なのかという事が分かってきて、大学生までの時の考え方(固定観念)がSHIPの考え方になってきていると思います。

    今後もインプットアウトプットを行い考え方のアップデートや固定観念の矯正に努めます。

    • SHIPの環境の良いところは
      アウトプットをどんどん評価にさらしていけることです
      評価を謙虚に受け止めさえすれば成長のチャンスは青天井です
      貪欲に評価を糧として前進してください

  4. おはようございます。
    今週もよろしくお願いします!

    私が大切にしている言葉の一つに「当たり前を疑え」という言葉があります。
    今世の中で、会社で主流になっている考え方、そして自分の中にこびりついている固定概念を、常に疑い続けるということです。
    この意識は、常に良い考え方はないかとアンテナを張っている状態なので、フレームアップデートつながると思います。

    最近意識しきれていなかった部分があるので、新しい考えを受け入れることに対して寛容に、「誰のために」当たり前を疑って行動していくのか、今一度意識していきます。

    • 今日のテーマは改革なので
      慣れた現状を疑うのは大事な一歩ですね
      一方で新人なので、ルーティンを作っていことがその前にあります
      一歩一歩。

  5. おはようございます!

    固定概念や古い情報といったものに対して、新しい素材でなぜそうなるのかを考えることが必要だと感じます。
    最近だと考え方をGA4時代にアップデートしなければそこに未来はなく、そこを理解してフレームアップデート・先手対応をしていくことで、顧客満足に繋がっていくと捉えられると思います。

    やるべきことは分かっているので、あとはそこに近づくために常に意識してインプットアウトプットをしていきます。

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